最終更新2003年1月31日

雑記帳(2003年1月)


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1月31日  一月も今日も終わり。
 ここ数日の悩ましき出来事といえば,円ポンド相場。イラク攻撃が迫り,ポンドが下落すると思いきや,どんどん上昇。ついに一ポンド197円に。半年前に180円だったことを考えると,えらく上昇したわけで,日本円で給料をもらう身としては,実質給与がそれだけ下落したことになる(涙)。それにしてもなぜポンドが上がるのだろう?
 昨日ちょっと書いた例の教官採用は,Bさんに決定したというアナウンスが正式にありました。今の職場との契約の関係で,正式の異動は5月中旬の予定。
 今日は晴れかつ寒かった(最高気温1度)のだが,英国の他の地域では,雪と強風により,高速道路で多くの車が立ち往生し,24時間も動けない状態になったという(つまり寒い中車の中で一夜を明かしたということ)。テレビでは「なぜ通行止めなどの措置をとらなかったのか」と管理者を責めている。こういうニュースを見るたびに,日本っていい国だなあと思う次第(笑)。
1月30日  今日は晴れときどきあられ(笑)。祝3000! ご訪問ありがとうございます。
 いよいよ資料の読み込みに入っているのだが,日本語の文献に比べてなかなか効率よく進まない。フラストレーションがたまる。もう半年もいるのになあ,と思いつつ,めげずに「小さなことからこつこつと」やってます(苦笑)。
 先日「塩辛ってなに?」と聞いてきたモーリシャス人院生の研究テーマは,食品に含まれる「バクテリア」なんだそうだ。彼女が扱っている素材は主に日本・韓国の食品らしく,「見たこともないからよくわからない」と言っていた(笑)。
 昨日書いた教官採用の話,裏情報によると,どうやら採用されるのは俺が「この人一番ダメ」と思った人らしい(苦笑)。3人のうち,Aさんは人柄はいいが,まだ若くて実績がなく,未知数の部分が多い。Bさんは研究実績は豊富だが,あまりにも研究対象が多岐にわたっていて,腰をすえて研究するというより便利屋さんといった印象。Cさんは研究分野としてはそのポストに一番ふさわしいが,あまりいいファンドを今までもらってないし,神経質そう。という感じで,俺の中ではBさんはダメ。研究内容でCさんを取るか,将来性にかけてAさんを取るか,と予想していたのだが,どうもBさんらしいのだ(笑)。
 先日ロンドンに行っているときに地下鉄事故があった話を書いたが,ニュースによると2週間は運転を再開しないそうだ。東京では考えられない事態(丸の内線が2週間止まるなどまずありえない)だが,まああまりにも投資をしないために国全体のインフラがボロボロになっている,というのが実態なので仕方ないのかな。
1月29日  午前中に病院に行き,GP登録を完了。保険の仕組みがいまいちよくわかっていないのだが,夫婦ともNHS(National Health Service:公的保険のこと)で取り扱ってくれるとのこと。ちなみに今日やったのは簡単な問診と血圧・身長・体重の測定。ちなみにGPとはGeneral Practitionerの略で,開業医のこと。英国では,医者への登録が一応の義務になっている。ちなみに外国人は1年以上滞在しないとNHSを使えないと聞いていた(したがって,俺は使えるがかみさんは使えない)のだが,夫婦ともOKだった。ここら辺は医者の裁量に任されている部分も大きいらしい。
 今日は教官採用のセレクション?があった。年末に隣町のExeter大学に移動した教官のポストを補充するのだが,候補者3名を実際にキャンパスに招いて,インタビューとプレゼンテーション。プレゼンのテーマは「自分の研究がヨーロッパの農村政策の発展と推進にいかに貢献するか」。自分のような客員の立場でもプレゼンを聞けるとは予想していたのだが,意外だったのはその後。スタッフ同士が3名の候補者のうち,誰がよいかをディスカッション。もちろん,最終的な判断は上層部が決めるわけだが,下のスタッフも意見することができる仕組みになっている。焦点は,専門分野や研究能力だけでなく,人柄・プレゼンのうまさ・それにファンドを取ってこられる人物か,と多岐にわたっていた。最後はある1名をめぐって,「彼がもっとも適任」とするスタッフと「彼を取るくらいならもう1度公募しなおした方がよい」と主張するスタッフに二分されて終わった。さて,誰が採用されることになるか。自分と仕事上のつながりも大きいポストなので楽しみ。
1月28日  なんとも奇妙な一日であった。
 朝,久しぶりに車に学生を乗せてキャンパスに向かったのだが,そこで昨日の2名の停学者についての詳細を聞いてみた。今回の事件は,学生組合発行の雑誌の中で,彼らの書いた文章の見出しに「Kill」という言葉を使ったことが問題になったらしい。これを副学長は「Direct Personal Threat(個人への直接的な脅し)」と表現しているが,これはあまりに大げさであって,件の2名がキャンパス移転反対の中心人物であったこともあり,この決定はどうもきな臭い。
 なんてことを思いながらオフィスに着き作業をしていたら,学部生のレポートの採点をしていた同僚が,「このレポートは本の丸写しだ」と騒ぎ出した。責任者の先生などが出入りして,全員が「クロ」の判定をしていた。あらら。
 英国も色々と大変だなあと思いながら図書館に行き,調べものをしていたら,モーリシャス人の院生から声をかけられた。曰く「塩辛ってなに?」(笑)。しかも,研究上必要な情報なんだそうだ。いい加減に答えるとまずそうなので,広辞苑の内容を英訳して教えてあげました。それにしても,彼女は何の研究をしているのだろう?
1月27日  ここ数日わがSeale-Hayneキャンパスが英国南西部を騒がしています。
 というのは,キャンパス移転に反対する学生2名がばら撒いた文書が,移転を推進する副総長への脅しであるとして,その学生が停学処分に。ことの顛末がキャンパス関係者全員にメールで流れ,テレビのニュースでもとりあげられている状況。なんだか物騒になってきた。
 BournemouthもLondonも思ったより寒くなかったのだが,今日のNewton Abbotは15度を超える異常な暖かさ。今週の後半からまた寒くなるらしいが,今は東京より暖かいのでは?
1月26日  BournemouthとLondonの旅を終え,無事に帰宅しました。
 昨日どうやらロンドン地下鉄で大きな事故があったようで(テレビでもやってなかった>帰宅後に友人からのメールで何かあったことを知り>ネットで確認した次第)。事故当時かみさんはまさに事故のあった路線に乗ろうと駅のホームで待っていたそうで,電車が来ないなあと思ったら駅員が大声で「この路線は無期限でストップ」と叫んだため,「ついてない」と思いながら駅を後にしたらしいが,かなりのニアミスだったわけで,実際は「ついていた」ともいえる。
 旅の話は後日改めて書きます。
1月21日  「ザク」は無事に帰ってきました。かみさん曰く好調の様子。
 そのかみさんが来てからというもの,このHPにちょっとした異変が。アクセス数の上がりが早くなった(笑)。2,500アクセスに到達してから10日間で約300アクセス,つまり一日30アクセス。これまでの倍のペース。まあ今までは自分を知る人だけだったのがかみさんの合流により潜在的母集団が倍になった,と考えれば辻褄が合うのだが,かみさん自身はこのページの製作にはタッチしていないわけで,いうなればバブルの危険あり。バブルというのはあまりにもこじんまりとしているが(笑)。
 さて,明日からちょっとした小旅行に出ます。BournemouthとLondonに行き,26日(日)夜に帰宅予定。旅先でネット接続できるかは,現在調整中のLibretto君如何にかかってます。ということで,日曜日まで更新はお休みするかもしれません。
1月20日  今日はいろいろありました。
 その1:かみさん専用車(ザクと命名)が故障。しかも朝のラッシュ時にメイン道路のど真ん中で(笑)。後ろからえっちら押して道路わきに寄せ,RACのヘルプを仰ぎました。現在は修理工場に入院中。明朝退院予定。
 その2:医者登録遅々として進まず。詳しくは生活編に書きたいと思いますが,英国では外国人も長期滞在者は医者に登録しなければいけません。NHS(公的の無料医療サービス)が適用されるかは医者の判断で決まるので,医者に登録してもNHSを使えるとは限らないのだが,民間の健康保険に加入する際にも医者の登録が不可欠。今日は午前にキャンパス内のメディカルセンター(ってほどの施設ではないが)に行って制度の仕組みを聞いて,午後に近所の病院からキャンパスに出張してきていた医者に登録を申請。最初は今日中に登録が完了すると思っていたのだが,「健康診断をするので改めて街中の病院(この先生の本拠)に来てくれ」とのこと。今週はスケジュールが合わなかったので,来週健康診断を受け,晴れて登録完了となるはず。
 その3:忘れた頃に自分のWorkPermit(労働許可証)が正式に下りた。どこでどう間違ったのか,2003年12月までの申請だったのに2004年3月24日までの許可になっている。ほっとしたのもつかの間,今度はかみさんの滞在延長手続きをしないといけない。
 その4:かみさんと大家との交渉はまずは成功。大家はさっさと来てとっとと帰ってしまったらしい(俺が帰った時にはもう大家はいなかった)。予想通り家賃は値上げになりそうだが,まずは住み続けられそうなので一安心。
 その5:かみさんの運転の特訓継続中。今日は夕方に我がDaewooを運転して近所のスーパーに行ったのだが,見事に駐車場にある植え込みに乗り上げました(笑)。半クラッチの操作を基礎からやり直してもらいましょう(苦笑)。ちなみに車に傷はつかず(植え込みは再起不能か?)。
1月19日  昨日は映画を2本見ていたら遅くなってしまって更新断念。
 昨日・今日とかみさんの運転の練習につきあってます。かなり高齢の車ということもあり(車の写真はこちら),ギアを低め低めに入れないと走りません。しかも,ギアを高くしすぎるとスローダウンしてエンスト,そしてしばらくエンジンがかからなくなります(笑)。5分〜10分もすればかかるのだが。昨日はRAC(日本のJAFみたいなところ)を呼ぶ寸前まで行きました(電話している最中にエンジンがかかった)。夫婦ともに車には疎いので,どなたか詳しい方,アドバイスを頂ければ幸いです。
 気がつけばかみさんの到着から10日,家の中がかなりきれいになりました(笑)。明日は大家が家を見に来ます。契約更新の可否もこれにかかっている(現在は昨年9月から今年3月までの6ヶ月契約)ので,ちょっとドキドキ。大家がおじさんということもあり,かみさんを前面に押し出して対応する予定。夫は隅でおとなしくしてます(笑)。
1月17日  保険の件は来週月曜に話が進みそうです。
 今日は,かみさんの車の車両登録の手続き(普通は前所有者から登録証をもらうのだが見当たらないと言われてしまったので),その他諸々の買い物,あ,これしかしてない(笑)。
 前から気になっていた第一次エンクロージャー(囲い込み)についての文献にあたってみた。エンクロージャーは高校の時に習うわけで何を今さら,と思われるでしょうが,某先生の「なぜエンクロージャーが起きたか,その理由がしっくり来ない」という発言に触発された次第。よく考えたらそれまで耕作していた農民を追い出し反対運動も弾圧(というか殺戮),絶対王政のエンクロージャー禁止政策も無視,その理由が「牧羊が儲かるから」だけのわけないだろうと。まだその謎は解けていないのだが,土地を追い出された農民たちは都市部に流入するが,まだ産業革命もおきていないから雇用もなく,要は浮浪者になるしかない,が王政は「浮浪者禁止」という政策を取る,要は「浮浪者は死刑」,この政策が1500年前後から1700年初頭まで200年以上も続いていた,というのは異常な世界。なんでも浮浪者が死刑台に行列したというのだから。これが本当にキリスト教の国のやることなんだろうか、などと夫婦で興奮しながら金曜の夜を過ごしております。
1月16日  久しぶりにキャンパスに行きました。まあ,資料の出し入れをして(冬休み中とはいえ,読むものは読んでるし,打つものは打ってます),年賀状を配って,スタッフと飯食ったあとすぐ帰ってきてしまったのだが。そして家では庭掃除。
 保険の件は,いろいろ調べていくうちにガイドブックなどに書いてあるのと事情が若干違うことが分かってきました。明日には大きく前進できることを期待(今日は電話しても留守のところが多かった)。
1月15日  昨日書いた車は無事に購入。かみさんはさっそく近所をグルグルと運転。10年ぶりにしてはまともな運転(エンストもしなかったし)だが,交通法規を無視する傾向があるのが難点か(笑)。野球で言えば,きちんとバッティングはできるのだが,打ったら3塁に走ってしまうみたいな(笑)。ちなみに英国では車は左側通行。日本と一緒。
 お次の課題は傷害保険。普通は出国前に加入してくるものだが,かみさんはヒースローだけでなく成田でもトラブったらしく(笑),加入できないまま成田を出発してしまいました。最初の3ヶ月はクレジットカード付帯の保険でなんとかなりますが,1年いるとなるときちんと手続きしないとまずい。日本の保険会社に問い合わせてみたところ,ほとんどが「出発後の加入は受け付けない」というつれない回答。ということで現地で探してます。この顛末は近日中に書けるでしょう。
1月14日  体調はだいぶ回復しました。
 かみさんが車が欲しいとの事で1989年製フォードのESCORT(赤・MT・エアコンなし)を購入することに。お値段は750£也(14万円強)。気になる保険はComprehensive(自損含む)で738£也。まあまあでしょうか? 明日正式に手続きをします。かみさんも俺と同じく10年近くMT車は運転していないので,さて,どうなることやら(笑)。
1月13日  日本では成人式だそうで。
 かみさんが来て安心したのか,滅多にしない掃除なんぞに精を出した反動か(笑),今日は体調が悪くて寝てました。一応買い物には行って,ミニコンポとハンガーレール(何て言うんだろう?)を購入。あ,写真を撮ってアップしないといけないのだが,また今度にしよう。夜になって気分もよくなってきたので,明日には戦列に復帰の見込み。
1月12日  ワンパターンながら寒い。午前中はマイナス5度だった。家の前の公園は霜が下りて真っ白。まるで雪が降ったかのよう(ああ写真撮るの忘れた!)。寒すぎるので外の作業は中止。
 じゃあ家の中の片付けをしたのかといえばそれもせず(笑)。なんだか疲労気味で,うたた寝ばっかりしていた(かみさんはよく働いていた・・・立場なし夫)。
1月11日  今日は,午前中に郵便局に行き,その後不動産屋に寄りプレッシャーをかけ(笑),いい感じのパン屋でおいしそうなパイを買って昼ご飯にし,午後はかみさんは部屋の片付け,俺は洗車と窓掃除。つまり屋外作業(笑)。雨が降れば俺も家の中のお掃除を手伝うのだが,こういうときに限って晴れ。しかも,晴れている方が放射冷却で気温が低かったりして(笑)。明日も引き続きかみさんは中,俺は外のお掃除作業が続きます(雨が降らなければ)。
1月10日  今日は買い物・ご近所および大家への挨拶(大家には電話しただけだが)・銀行口座の変更(個人口座から夫婦共有口座へ)・年賀状書き(遅すぎるので寒中見舞い)などで一日を費やす。大家の話と不動産屋の話が違うことが発覚したので不動産屋にも行かねばならん。頑張れワイフ!(というか,かみさんの語学力なしには気づかなかっただろうなあ) ご近所からも,かみさんは「アメリカで生活していたのか」と早速聞かれてたし(アクセントですぐわかるらしい)。銀行口座の変更は結構簡単でした。フォームに必要事項を記入し,俺が「この人は自分の妻で一緒の住所に住んでいます」という念書を書けばそれでOK。あと,年賀状(寒中見舞い)はこれから出します(汗)。年賀状を頂いた方にはこの場を借りてお礼を申し上げます!
 今日は,「今日の一枚」「読書日記」「プロフィール」と更新しました。こんなにホームページをいじれるのは,かみさんが時差ぼけで夜早く寝てしまうため(笑)。
1月9日  無事にニュートンアボットに戻ってきました。高速道路に凍結防止剤のようなものが撒いてあるらしく,車が汚い汚い。かみさんは思いのほか元気で,家の中は「予想していたよりはこぎれいに使っている」ということであまり怒られずにすみました(笑)。その代わり,明日は家の中を改造すべく買い物の旅が待ってます。
1月8日  ヒースロー近くのホテルに泊まってます。かみさんとも無事に合流しました。ただし,持参した書類を審査官が誤解したのと,本人が自分がどういう身分で入国するのか知らなかったため(笑),あやうく強制送還されるところだったらしい(しかも「本来は強制送還だが,今日は凍結で飛行機が飛ばず強制送還できないからとりあえず観光扱いにして入国させてやる」くらいのことも言われたらしい)。観光扱いとは滞在6ヶ月以内なので,延長手続きが必要。
 ヒースローに着くまでも苦労が2つほど。その1:道を間違えた。おかげで100マイル(160キロ)ほど余計に走った。その間違え方も半端じゃなく,途中ブリストルでバーミンガム方面に行く道とロンドン方面に行く道に分かれるのだが,何も考えずに走っていたらバーミンガムに向かってしまい,50マイルほど走った後に「バーミンガムまであと○○マイル」の表示を見て愕然とし引き返した次第(笑)。高速道路がタダで助かった。その2:吹雪。しかもタイヤはノーマルタイヤ。高速道路には車がたくさん走っていたので積もるまで至らず大丈夫だったけど,もう少し強くなったらやばかった。まあ他の車もみんなやばかったんだけど。
1月7日  今日もまた雪。積もるほどではないが車を運転したくなくなる(笑)。俺がいかにも寒がっているように見えるらしく,会う人会う人から「寒いか?」と聞かれる。Welcome to English Winterとも言われた。夏にはWelcome to English Summerと言われていたのだが(笑)。
 電気料金の請求書が届いたのだが,見ると名前がUGHIYAMAになっている。支払方法を自動振り替えにしたいこともあり,British Gas(British Gasはガスだけでなく電気サービスもやってる)に電話して,名前のスペルが違う,GじゃなくてCだと文句を言ったら,「ちゃんとGになっている」との答え(笑)。オフィスから電話していたのだが,横で聞いていた同僚から「シーじゃなくてスィーだ(カタカナでうまく表現できない)」と教えられて言い直したら通じた。要するに俺の発音が悪かったということらしい(苦笑)。ちなみに自動振り替えサービスはガスと同様に家の大きさから概算で毎月固定支払いにした。月24£也。そんなものか。
 昨日からの仕事は,今できる範囲での仕事は完了。残りの仕事は指示待ち。一日エクセルシートを眺めていたので目がしょぼしょぼ。
 明日の夕方かみさんをヒースロー空港まで迎えに行きます。夜の便で到着することもあり,明日はそのままヒースロー近くのホテルに泊まり,明後日(9日)にこちらに戻ってきます。イラク絡みで英国も緊張が高まりつつあり。今日はロンドンで「リシン」とかいう毒物(よくわからないのだが,「少量で人が殺せる」「解毒剤がない」ものらしい)を持っていたアルジェリア人が逮捕されたみたいだし。この時期にヒースローに行くのは大変だ。ということで,明日はHPをアップしないかもしれません。
1月6日  寒い! ついに氷点下(−1度)。朝見たら車が凍ってた。ドアもなかなか開かないし。トランクをあけようと運転席のレバーを押したんだけど凍ってるので開かない。仕方ないのでガラスについた氷が解けるまで車を暖めてから出発。トランクが気にかかりバックミラーを気にしながら走っていたら案の定キャンパスの入り口近くで開いた(笑)。それにしても冬の道は怖い。メイン道路は大丈夫だけど,ちょっと裏道に入ると路面が凍っている。
 お仕事の方は,冬休みまであと2日にして非常事態発生。なんとしても片付けねば。実質あと1日なので,フルパワーでこなすしかあるまい。やるべき仕事がクリエイティブなものではなく「小さなことからこつこつ」系なので,アイデア云々よりパワーです(笑)。
1月5日  2,400カウント。友人からキリ番申告あり。しかも証拠画像つき(笑)。
 かみさんが来る前最後の週末だったので,部屋の大掃除に張り切るはずだったが未完。このままだと怒られること必至だが,無駄な抵抗はせず,素直に怒られることにしよう。人生あきらめが肝心なときもある(笑)。そういえば,人生「あきらめが肝心なとき」と「ネバーギブアップなとき」がありますが,その時その時がどちらの状況なのか,なかなか判断が難しい。ある程度は理屈だが,理屈が全てでもない。・・・すみません,この話にオチをつけようとすると長くなるのでやめます(笑)。
 それにしても寒い。部屋の中にいても寒いと思うようになった。外を見ると昼間なのに霜がおりてるし。いや,家の中から見る景色としては綺麗なのだが(笑)。
 日本では今日で冬休みも終わり,明日から本格始動のようですが,こちらは年末年始も仕事を続けていたのでそろそろくたびれてきました(笑)。前にも書いたと思いますが自分の冬休みは1月8日に始まるのであと2日ムチ入れていきます。
1月4日  気づいたら0時を回っていた。もう4日ではないが,まあいいでしょう(笑)。
 今日は寒かった! といっても,0度はあるので(1度くらい),この程度は寒いとは言わないのかもしれないが,「刺すような寒さ」を久しぶりに体験。
 家の片付けなど色々とやろうと思っていたのに,結局ロクなこともせずに一日が過ぎてしまった。ネットサーフィンをしていて「米米クラブ&石井竜也論」みたいなページを見つけ,思わず読みこんでしまったため(苦笑)。知らない人もいるかもしれないので一応書いておくと(このページを見ている人はほとんど知っているだろうが(笑)),自分は米米ファンでした。今は石井竜也ファンでもあります。「『いやー俺も若い頃はよく○○したもんだ』の○○に適当な言葉を入れなさい」という問題が出たら,確実に「米米」と回答する人間です(笑)。「カールスモーキー石井」は知っていても「石井竜也」は知らない,という人が世の中多いと思いますが,「世間からズレてない?」を思うような曲でも自分の感性を信じて作り続けることの凄さを再認識しました(彼の新曲を聴く機会はあまりないと思いますが,もし機会があったら聴いてみてください。きっと「マジンガーZ」だと思うでしょう(笑))。研究の世界とエンターテイメントの世界は全く違うようにも見えますが,最後は自分が「これだ」と信じられるモノに取り組む,という点で共通しています。「流行のトピックだから」という理由で研究テーマを選ぶ人もいますが,とこれ以上書いても読んでいる人は引きそうなので(笑),気が向いたら今度こらむにでも書きます。それにしても米米解散からもう6年かあ。早いなあ。
1月3日  この雑記帳を読んでいる方はおわかりのように,秋以降雨だらけの英国。最初はそんなものだろうと思っていたのだが,さすがにここまで雨が続くのは異常らしい。今朝のテレビでは,全国の洪水地域のリレー中継をしていた。Newton Abbotでは幸か不幸かまだ大きな洪水はないのだが,通勤途中の道路の片側車線が冠水。ご丁寧に「Flood(洪水)」の標識まで立っている。
 ずっと雨・曇りなので,「冬晴れ」とはどういうものだったか忘れかけている今日この頃(笑)。
1月2日  今日から通常勤務。大学も平常化。ただし,食堂はやってないし,コーヒーショップも短縮営業。まだ来ていないスタッフもたくさんいる。完全平常化(授業再開)は13日かららしい。
 夕方帰宅して照明をつけようとしたら強い発光の後真っ暗に。ああ電球が切れたなと思って他をつけようとしたがどれもつかない。すでに外は真っ暗なので部屋の中も良く見えない。しばし唖然。やがて,テレビのスタンバイランプがついていることに気づき,フラット全体の電気は落ちてないことを知り,テレビとパソコンをつける(室内が見えるようになる)。ブレーカーがどこにあるか知らず,電気スタンドを持ち歩いて各部屋のコンセントに差しブレーカー探し。そして発見。見ると照明関係のブレーカーだけ落ちてる。ということで,ブレーカーを元に戻して一件落着。今日の教訓:ブレーカーの位置はきちんと確認しておきましょう(笑)。また,懐中電灯買わないといけないと認識した次第。
1月1日  あけましておめでとうございます。初日の出を拝もうとトライするもザーザー振りの雨でかなわず。
 「英国ではクリスマスは祝うが新年は何もしない」と以前に書きましたが若干訂正。スコットランドでは新年のお祝いをするそうです。伝統的には新年の深夜に近所のおうちに上がり込んでご馳走をいただくそうで。日本にも同じような風習があったような気が。
 昨日書き忘れましたが,昨年12月上旬にこちらに遊びに来た後輩のご両親からおそばが送られてきました。思いもかけぬ大晦日のプレゼント。年越しそばとしていただきました。感謝!
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