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脂溶性ビタミン(ビタミンD)

脂溶性ビタミン(ビタミンD)

ビタミンDは、丈夫な骨や歯を作り、骨粗鬆症、ガン、風邪を予防

ビタミンDは「太陽のビタミン」と呼ばれ、紫外線に当たると皮膚で合成される脂溶性ビタミンで、鮭、イワシ、サバ、サソマなどの魚類に多く含まれているビタミンD3と、シイタケやナメコ、シメジ、キクラゲなどのキノコ頬に多くあるビタミンD2の2種類があります。
その働きは、肝臓や腎臓で活性型ビタミンDとなり、腸でのカルシウムやリソの吸収を高め、カルシウムが歯や骨に沈着することを助けます。
また、最近の研究でほ、ビタミンDがガンの予防にも役立つことが明らかになっています。
ガン細胞が増殖する際、栄養分を補給するために、新生血管を作り出しますが、ビタミンDはこの新生血管を抑制して、ガン細胞が増えることを抑えます。
深夜便のドライバーや看護師、地下での工事など、ライフスタイルや制服などで太陽光線を十分に浴びることのできない人は、不足しやすいので要注意です。
サプリメントでビタミンDを補給する場合は、1日3回食後、すぐにカルシウムと一緒に摂るのが効果的です。
欠乏症としては「くる病」が知られていますが、この他にも骨軟化症や、女性では閉経後の骨粗鬆症などがあります。
また、脂溶性なので、過剰症になることがあります。さらに、カルシウムと密接な関係があり、カルシウムとのバランスが崩れると、血管内でカルシウムが沈着しやすくなり動脈硬化の原因となるので、どちらも所要量をきちんと守らなければなありません。
ビタミンDを特に必要とする6歳までの幼児の所要量ほ成人の4倍の400IU となっています。育ち盛りのお子さんは注意して補給したいものです。

そのほかのビタミンDの作用として胎児の成長に欠かせない重要なビタミンでもあります。

ビタミンDが欠乏した場合の症状

  • 骨軟化症
  • 骨粗鬆症
  • 骨折しやすい
  • くる病

多く含まれる食品

  • さけ
  • にしん
  • あんこうの肝
  • うなぎ
  • きのこ類(干ししいたけ・きくらげ)など

ビタミンDの働きと作用

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