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水溶性ビタミン(ビタミンB6)

ビタミンB6の働きと作用

水溶性ビタミン(ビタミンB6)

続けて摂らないと不足してしまう

ビタミンB6は、神経障害の予防、抗老化物質の合成促進に効果

ビタミンB6はピリドキシンとも呼ばれる水溶性のビタミンで、摂取してから8時間以内に排泄されます。

その働きは、まず、脂肪やたんばく貿の代謝などを促進します。さらに、脳の活動にも大きな役割を果たし、神経伝達物質と呼ばれる脳細胞の情報伝達に必要な物質の合成を助けます。このため、ビタミンB6が不足すると、記憶力が低下して物忘れが激しくなり、夜間の足の引きつりや手のしびれなども起きます。 さらに、喘息の原因となるヒスタミンを減らす働きや、動脈の壁を傷つける

化学物質を減少させて動脈硬化の発生を防ぐ働きがあることもわかってきています。

また、糖尿病にかかっている人が食後に血糖値が異常に上がるのも、ビタミンB6不足の可能性が高いといわれています。
インスリンの産出を止めるホルモン「グルカゴン」の分泌に不全が起こるからです。糖尿病にかかっている人は、ビタミンB6がインスリンの必要量を減らすので、インスリンの量を調整する必要があります。
女性の場合、閉経期前後の膝や肩、腕のしびれや刺すような痛みも、ビタミンB6不足の可能性が高いといわれています。このほか、ビタミンB6が不足すると口内炎や皮膚炎などが起きやすくなります。

ビタミンB6の働きを妨害するのは加工食品や煮込んだり。ローストした肉、冷凍野菜や果物で、また、たんばく質や脂質などを余計に摂っている人は、ビタミンB6の摂取量を増やす必要があります。口内炎が出来てしまった人はビタミンB6を摂るようにします。 ビタミンB6の一日の摂取量ほ、成人男性で1.6mg。女性で1.2mgです

ビタミンB6が多く含まれている食品としては、ビール酵母、バナナ、アボガド.、卵、大豆、玄米、クルミ牛肉、鶏肉などがあります。

ビタミンB6が欠乏した場合の症状

  • 湿疹
  • 肌荒れ
  • 手足のしびれ
  • 足がつる

多く含まれる食品

  • まぐろ
  • さけ
  • さんま
  • バナナ

ビタミンB6の働きと作用

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