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46回目・2004 夏の北海道旅行旅日記−10
リアルタイム旅日記として作成

 [8月6〜7日 出発〜函館〜瀬棚] [8月8日 瀬棚〜奥尻島] [8月9日 奥尻島〜ニセコ]
 [8月10日 ニセコ〜積丹〜留萌] [8月11日 日本海オロロンライン]
 [8月12日 猿払〜美深〜網走] [8月13日 網走〜川湯] [8月14日 川湯〜然別]
 [8月15日 士幌〜札幌] (8月16〜17日 札幌〜新日本海フェリー〜帰宅)

8月16〜17日

 
ほぼ札幌の常宿と化しつつある、ホテル「さっぽろ弥生」です。
札幌の常宿、ホテル「さっぽろ弥生」

 昨夜は、ホテルに帰ってきた後、すぐに併設している「極楽湯」に入ってきました。ホントは飲酒後の入浴は危険なんですけどね〜。でも、ジンギスカンの匂いを落とせますし。。
 で、ずっと天然温泉の露天風呂に浸かっていました。さすがに閉店間際だったので、浴室は空いてましたけど。
 入浴後は自室に戻って、アテネ五輪の金メダル獲得のニュースを見ながら、寝に入りました。

 熟睡しましたね〜。起きたのは7時過ぎでした。
外を見てみると、雨が降っています。。。1階のレストランで無料の朝食を食べます。パンとジュースだけですけどね。。

新潟への強制送還船である「らいらっく」
強制送還船「らいらっく」

 朝食後は準備を整えて、8時半にホテルを出発します。その頃には雨も上がって日も射してきました。
 R5号をずっと走って小樽に向かう予定でいましたが、渋滞情報が入ったので、面倒・・・というのもあって札幌西ICから札樽道に入ります。
 簡単に高速道を使うところが、内地の人間ですね〜(笑)。
渋滞とは無縁の高速を走って、小樽港フェリーターミナルには9時過ぎに到着しました。

もうすぐ「らいらっく」の腹の中に収まります。。。
もうすぐ「らいらっく」の中へ・・

 乗船手続きを済ませますが、今日は当然のごとく満席で、キャンセル待ちの案内が出ています。
 今回も一階甲板に乗せられるのですが、乗船が開始されてもなかなか乗れません。一階甲板は10時半過ぎにならないと、乗船出来ないとのこと。仕方ないので、旅行記書きながら車内で過ごし、10時半過ぎにようやく新潟行き「らいらっく」の腹の中に収まったのです。。。

今日はドライバールームのS寝台です。
今日の部屋は、S寝台です。

「らいらっく」のエントランスにあるオブジェ。
「らいらっく」のオブジェ。

 さて、今回もS寝台を予約してあります。船内案内所でベットの指定をしてもらいますが、今回は前回乗った2等・2等寝台に囲まれた区画ではなく、ドライバー室側の方のS寝台です。こんな所にもS寝台があったなんて。。。
 しかも、小さな区画で壁際にあるので、外窓が付いているのが嬉しかったり。外を眺められるのは、良いですね〜。
船内はすでに混雑しています。家族連れがやっぱり多いですね〜。かなり賑やかです・・・(^_^;
 出航までの間、展望ラウンジで旅行記書きながら過ごしています。。
                     
12時30分作成

いよいよ小樽港を出港します。
いよいよ出航です・・・(T^T)

小樽が、北海道が遠のいていきます・・・・(ToT)
小樽が遠のいていく・・・(ToT)

 出航15分前に書くのを中断して、とりあえず書いた分だけアップを行います。
 そして、デッキの方に出ます。11時30分定刻に、「らいらっく」は小樽港を静かに出港していきました。船に乗る前から風が強いのは分かっていましたが、やはり陸上と海上とでは違いますね〜。風の強さが。。。
 だんだんと小樽の街並みが遠ざかっていきます。湾内の小さな灯台を通過すると、いよいよ日本海上に出るんですが、波がかなり高いです。

 出航してしばらく、強風と波のために、船外デッキを閉鎖するとの案内放送が入りました。進行方向の洋上をみると、霞んで見えます。「あれは雨だな・・・」と感じ、案の定その後土砂降りの雨になりました。ほとんど台風並ですね〜。。。
 船は積丹半島を回り込むようにして進みます。旅行記も書き終えて、まだ携帯のアンテナが3本立っているので、洋上から携帯でアップしてみたところ、無事に成功しました♪

進行方向には分厚い雨雲が。。。
分厚い雨雲が・・・。

 とは言え、神威岬を過ぎれば陸地とはかなり距離が開くので、アップはこの時で最後になりますけどね。。。
 それにしても、波が高いです。かなり・・・。先日の天売焼尻航路の揺れを思い起こさせてくれます。下手するとヤバイかもしれません。。大型船でこの揺れですから・・。
 今日の天売航路は、地獄かもしれませんね。。。

昼食は「知床地鶏の唐揚げ丼」です。
知床地鶏の唐揚げ丼です。

 12時半もずいぶんと過ぎて、そろそろ空いてくる事だと思い、レストランの方に向かいます。まだ混んでいるだろう・・・の予想に反して、レストランはガラガラでした。
 「知床地鶏の唐揚げ丼」でお昼にします。見た目も美味しそうだったし、味も美味しかったけど、タレかけすぎ・・・・・(^_^;
ちなみに、レストランの後ろにある後方デッキでは、ビアガーデンがオープンしていました。夏限定らしいです。っていうか、唯一このデッキは外に出られるらしい♪

ちょうど、積丹岬のあたりでしょう。
このあたりは積丹岬付近。

 しばらくすると、船は積丹岬の沖合を航行します。
一週間ぶりに積丹に帰ってきました。しかも今度は日本海上から・・・・・。しかも、洋上周遊ですからね〜・・・。
 食後、ちょうど雨も止んだので、このデッキに出て神威岬を狙います。とは言え外は、めちゃくちゃな強風でまともに立っていられません。吹き飛ばされそう。。。
 それでもなんとか、神威岬を撮る事は出来ました。この強風だと、神威岬の遊歩道は「女人禁制の門」で閉鎖されていますね。
 神威岬を通過すると、海岸線からはなれます。いよいよ北海道ともしばしのお別れだな・・・と実感しますね。。。
まだ、携帯のアンテナが立っているので、アップしてみます。。

神威岬と神威岩。かなり近くを通過していきます。
神威岬と神威岩がよく見えます。

神威岬を通過して、積丹半島の西海岸に出ます。
神威岬を通過しました。

                       14時半作成

 先ほどのアップも、成功しました。意外と海岸から離れていても、携帯は通じるんですね〜。特にauは強いと聞いた事があるんだけど、ホントらしい。。
 逆に太平洋側のフェリーだと、完全の圏外なんですけどね〜。なぜ日本海側の方が通じるのか・・・・謎です。。。

今度は瀬棚港付近の景色が・・・・・
瀬棚港付近。一週間ぶり・・。

 積丹半島を過ぎてしばらくした頃から、波が穏やかになってきました。こなり楽になってきましたね〜。さっきまでは、かなりやばかったし・・・・(^_^;
こういう日に、天売焼尻航路には乗りたくないな〜・・・。絶対に酔うと思う。。。
 積丹半島を通過して、1時間くらい経過すると、前方右側に奥尻島の姿が見えてきました。
 左の海岸線は島牧あたりでしょうか。。。。しばらくすると、瀬棚港が見えてきます。海上に風車が2基立っているのが目印です。

そして締めは奥尻島です。
奥尻島・・・・・帰りたい。。

賽の河原も見る事が出来ます。
賽の河原もよく見えます。。

 思えば一週間前は、ここ瀬棚港から奥尻島に向かったんですよね〜。瀬棚港で一泊して・・・。奥尻島でウニ三昧して。。。
 それが今では、帰りのフェリーから瀬棚港と奥尻島の両方を眺めている。。。ホント、あっという間に過ぎ去っていった一週間・・・。楽しい時間はホント時間が飛びまくります。。

 瀬棚港の前を通過します。かなり海岸に近い所を航行するので、はっきりと瀬棚港の風景を見る事が出来ます。あの海岸線を走ったんですよね〜。あ〜、また走りたい。。
 瀬棚の風景が過ぎ去ると、今度は奥尻島が近づいてきます。
 なんか、奥尻航路に乗っているような感覚すら覚えます。これから奥尻島に向かうような・・・。ホント、一週間前の出来事が走馬燈のように、思い出されます。

 奥尻島に一番近づくと、夕暮れ時の、賽の河原がはっきりと見る事が出来ます。賽の河原にある観音像やレストハウスもちゃんと見る事が出来ます。
 奥尻島・・・・、来年の夏も帰ってきたい・・・です。

この旅最後の夕焼けです。キレイ・・・♪
この旅最後の夕焼け・・・♪

 しばらく奥尻島を眺めながらの航行となります。時刻も17時半を回ったので、ここでお風呂タイムにする事に。男子用展望浴場は進行方向右側にあるので、奥尻島を眺めながらの入浴になります。良いですね〜・・・♪

 お風呂タイムの後は、風呂上がりのビールを一杯飲んで、後方デッキに出て夕日を狙います。・・・・・が、水平線には雲が・・・。
 残念ながら、水平線に沈む夕日は見る事が出来ませんでしたが、日没後の夕焼けは見る事が出来ました。
 今回の旅で、最後の夕焼けです。。。旅も残り僅か・・ですね。。。
                   
19時40分作成

 夕焼けを眺めた後は、展望ラウンジに戻って、旅行記を書きつつビールを飲みながら過ごします。
 20時を回った頃に、夕食を食べにレストランの方に向かいます。GWはめちゃ混みだったので、覚悟を決めて行ってみましたが、予想に反して結構席に空きがあるようです。おそらくみんなバラけて利用してからでしょうね。。。17時半の開店から入れ替わり立ち替わりみたいでしたから。。。

今夜の夕食は、中札内産豚肉使用の「ロースカツ定食」
中札内産「ロースカツ定食」

 カフェテリア形式のレストランで今回選んだのは、「ロースカツ定食」です。ロースは注文を受けてから揚げるので、しばし席にて待つ事になります。それを見越して、ビールと塩辛も選んでますけどね・・・(^_^;
 しばらくして、「ロースカツ」とライス・みそ汁が到着しました。ロースカツに使用している豚肉は中札内産の豚肉だそうで、なかなかに美味しいです♪
 ただ、残念なのは今回も小樽行き「ゆうかり」と接近してすれ違わなかった事・・・。ちょっと期待していたのに、残念です。。
 さて、21時半に寝台特急で言う「おやすみ放送」が流れました。
明日の新潟港着は6時。さらに、明日は遅番勤務で出勤なので(^_^;、今日は早めに寝る事にします。。。。

                    21時35分作成

新潟港に到着してしまいました・・・・(ToT)
新潟港に送還されました(ToT)

 昨夜は23時には寝に入りました。
今回の旅で一番早く寝たかも・・・・。ぐっすりと熟睡しましたね〜。
目が覚めたのは5時の「おはよう放送」で、実際に起きたのは5時半過ぎでした。外を見ると、すでに新潟港内に入っているようです。で、どんより・・・と曇っています。
 準備を整えて、車両甲板の方へ移動します。
そして、約20時間ぶりにV35君と再会して、車に乗り込みます。しばらくして船尾のゲートが開き、大型トラックの車列に続いて、朝の6時過ぎに本州に上陸してしまいました。。。

塩沢石打SAで朝食タイム。
塩沢石打SAで朝食にします。

 いったんフェリーターミナルの方に移動して、「らいらっく」の姿を撮ったあと、新潟港を出港します。
 R8号から北陸道に入り、長岡から関越道に入って走り続けます。時折雨が降っていますが、順調に流れてました。
 石打丸山スキー場が見えてきて、塩沢石打SAで朝食タイムにします。ここを出発すれば、普段の通い慣れた道です。

 心配していた渋滞もなく、ごくスムーズに所沢ICまで走って来れました。所沢ICで高速を降り、見慣れた風景を眺めながら、10時過ぎに自宅に到着してしまいました。。。
 あっという間の10日間でしたね〜。車から降りて、札幌とたいして変わらない気温にちょっと驚いたりして。。。でも、湿度は高いです、さすがは関東・・・・(^_^;
さて、仮眠取って出稼ぎに行かなきゃ・・・・・。

 これで、「2004 夏の北海道旅行」リアルタイム旅日記を終了します。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。。。。

           走行距離・342km
        今回の旅の総走行距離・3396km      ほくと@管理人

               11時20分作成

 

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