夢と脳のモード ■03■ TOP 01■02■03■04■05■   デフォルトモードネットワーク 


     

Salience Network →  SN 夢見時は 感情や認識の枠組みを感知 します。 
内部環境(感情や認識の枠組)をモニタリングし、モードの切り替えを行います。
感知された「感情や認識の枠組」が夢見のストーリー展開を方向づけているのかもしれない。


Default Mode Network →  DMN
ぼんやりとさまよい思考をしているときに活性化する。
早い思考、直観によって意思決定する。
過去の記憶や体験に基づいて、感情モードで瞬時に判断する。
Central Executive Network → CEN
外部環境に意識を向けているときに出現する。
遅い思考、いわゆる理性によって意思決定する。

NEXTUP

後部帯状皮質(Posterior Cingulate Cortex, PCC):内省や自己参照的思考に関連し、自己と他者の視点を理解する際に重要な役割を果たします。
内側前頭前皮質(Medial Prefrontal Cortex, mPFC):自己関連情報の処理や社会的認知に関与し、自己認識や社会的な判断を行う際に重要です。

後部頭頂皮質(Posterior Parietal Cortex, PPC):空間的な注意や自己の位置の把握に関連し、自己と環境の関係を理解するために必要です。
楔前部(Precuneus):視覚イメージやエピソード記憶の再生に関連し、自己の過去の経験や未来の計画を視覚化する際に重要です。
楔前部の活動は否定的な自己意識や心の迷いに関係することが示されている。