夢と脳のモード ■05■ TOP 01■02■03■04■05■   デフォルトモードネットワーク 

     

Default Mode Network →  夢の生成にかかわる作業は新皮質がする。

生き残りにかかわる活動が素材として提供され、夢で展開されるわけですが、
その夢を生成する作業そのものは、04の図の赤色黄色の新皮質の部分です。
いわゆる新しい脳。感覚の入力や関連する「弱い連想」をもとに、それを強化するために
夢の背景や登場人物、さまざまなアイテム等を記憶から引き出し

赤色の領域で、それらを夢ステージとして「疑似感覚空間」を生成します。
夢ステージは次々と進行していくのですが、そのシナリオは黄色の領域が担当します。
黄色の領域
は、「さまよい思考」の状態であり、とりとめもなく、シナリオ、つまり「物語」を展開します。
「物語」は夢見者の「認識の枠組」そのものといえます。
生き残りにかかわる活動を、どのように展開するか、そこに「認識の枠組」が反映されます。


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