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グロズヌイ市出身のチェチェン難民の子どもたち。描くことによって、心に負った傷がいくらかでも、癒されていきます |
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作品を掲げるチェチェンとキスティンの子どもたち |
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平和のシンボル、鳩の折り紙を手にしたチェチェンの子どもたち |
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「富嶽三十六景」は、コーカサスにおける国境なきアーティストたちの人道的芸術支援活動の成果です。アブハジア、グルジア、チェチェンにおいて、戦争の被害を受け、あるいは難民となった子どもたちによって創作された100点以上の素晴らしい芸術作品がコレクションされています。
難民の子どもたちは何を描くのでしょう?
彼らは、外の世界にどんなメッセージを送ったのでしょう?
なぜ、難民となった子どもたちがあのような力強い絵を描けるのでしょう?
日本の浮世絵師、葛飾北斎(1760-1849)の有名な「富嶽三十六景」にヒントを得て、チェチェンの子どもたちは想像力豊かに、それぞれの脳裏に浮かんだ富士山の三十六景を描き出しました。
また、墨絵を習ったあと、彼らは書道と自分の絵をミックスし、新しい前衛的なジャンル「習字絵」を創りました。
この展覧会は、美的価値をもつだけでなく、子どもたちの優しさと感動がいっぱい詰まった、感動的な物語なのです。
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「和」
(習字絵)
レヴァン・アチシヴィリ
(7歳)
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「富嶽三十六景・チェチェン沖浪裏」
ビスラン・マゴメドフ
(12歳 |
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