長年にわたる内戦と弾圧的なイスラム政府の支配の末、ついに平和がもどってきました。そして、子どもたち(学校に来ることを禁じられていた女の子たちも含めて)は、避難キャンプから帰ってきて、ようやく学校に戻り始めています
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しかし、学校が足りません。だから子どもたちは、すし詰め状態の教室や、廊下や、テントの中や、木の下などで勉強しています。黒板がないので先生たちは壁に板書し、机や椅子がないので、子どもたちは床に座っています。それどころか、子どもたちはノートや鉛筆にも不自由しています!その上、先生も十分にいません。 |
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そして、たとえ先生がいても、アフガンの子どもたちは宗教的教育を吹き込まれてしまうのです! |
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ダシュティ・バルチやコルテ・セで、またカブールの下町で、タイマスカンのパルワレシュガ孤児院やバーミヤンで、1万人以上の子どもたちが、学校の必需品を受け取り、おもちゃの作り方を学びました。そして、その子どもたちの一人が言ったように、「一片の紙(折り紙)を通して、他の子と喜びを分かち合いました」。 |
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パシュトゥーン、タジク、ハザラ、カゼルボシュ、サイード、トルクメン…カブール、ジャララバード、そしてバーミヤンに住むすべての民族グループの子どもたちが、「国境なきアーティストたち」のワークショップに参加し、異文化に触れる機会を得ました。 |
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大仏像は立っている! |
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それらの大仏像たちは14世紀も前に作られましたが、不寛容さによって破壊されてしまったのです! |
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しかし、2つの古代の仏像は、破壊されたにもかかわらず、以前よりさらに重要な存在になりました。バーミヤンの仏像は偉大でしたが、全世界の注目はもっと大きいものだったのです。 |
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アフガニスタンの文化遺産を修復しようという準備が、国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)やアフガニスタン当局によってはじめられたことで、大仏像再建の可能性が現実的になってきました。
バーミヤン渓谷は、2003年7月、ユネスコの世界遺産委員会によって、やっと世界遺産に指定されました。 |
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子どもたちは、「国境なきアーティストたち」のアートワークショップの中で、クレヨンをはじめて見ただけではありません。ほとんどの子どもたちにとって、絵を描くことは生まれて初めての経験だったのです!そして驚いたことに、バーミヤンの子どもたちは、「私の町」を描くように言われた時、みんな大仏像が立っているところを描いたのでした。 |
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洞窟は空虚ですが、バーミヤンのコミュニティ、特にバーミヤンの子どもたちの心の中には、 |
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大仏像は今も立っています! |
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アフガニスタンにおける私たちの活動は、次の組織の暖かいご支持によって実現しました。ここに感謝の意を表します。 |
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パキスタン航空 |
高松与志之 |
アットホーム英会話教室 |
国際赤十字委員会 |
SolidaritEs |
こども地球基金 |
アジア戦災孤児救済センター
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