最近日本でも、帰国子女や外国籍の子どもの数が増えています。それまでと違う環境に突然放り込まれた子どもたちが、カルチャー・ショックやストレスを感じるのは普通のことでしょう。そこで、アートや遊びを通して、子どもたちに精神的なサポートを提供することが必要になります。
学校内で外国系の子どもたちに対する差別やいじめ、それらが原因となる引きこもりは、日本独特の現象です。これには、個性よりも調和を乱さない集団行動を大事にする日本の教育システムの影響が大きいことを、否定することはできません。政府機関の担うことのできる役割は限られているため、民間のボランティア団体や市民グループの活動はますます重要になっています。
どうやって、子どもたちに複雑なこと(たとえば戦争や民族紛争)を教えればいいのでしょうか?
急激なグローバル化が進んでいる世界では、ますます国際理解や異文化理解が重要になっています。 |
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国際理解/異文化理解ワークショップ |
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総合の学習の時間に異文化とふれあう機会を提供しています。1999年以降国境なきアーティストたちは、東京都内の50か所を超える幼稚園や小学校で国際理解ワークショップを行ってきました。 |
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グローバル化とは何か、 |
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世界平和はいつ実現するのか、 |
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私たちができることは何か。 |
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子どもたちは、国際理解ワークショップの中で、外国語のあいさつ、アート、踊り、歌、ゲームなどを習います。さらに、他国の料理のおいしさを体験し食べ方を理解するために、一緒に料理を作ったりもします。
子どもたちは、違う文化、違う考え方、違う価値観とふれあうことによって、異文化を理解しやすくなります。
国際理解ワークショップは、異文化理解という経験を通してさまざまな望ましくない現象(差別、いじめ、引きこもり)をなくすための事業です。 |
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国際理解、異文化理解ワークショップに関しての
お問い合わせは
国境アーティストたち(電話・FAX: 03-3550-7053)
まで。 |
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