2006.12.15


実戦データ(番外編)

富士Champion Race 2006 最終戦(11月19日)
予選第2位(EPトップ) 2分16秒444
決勝第8位(EP第6位) 2分22秒941


(予選直前・冷たい雨の中予選開始を待つ)


(決勝スタート直前・ついにあこがれの富士フロントローへ)

(冷たい雨と霧でコースコンディションは最悪)




2006富士チャンピオンレース最終戦戦(N1400)での実戦データです。
富士もニ戦目となりレースの流れ等も少しはわかり戸惑う事も少なくなりました。その上今回のレースは岡国コンパクト2004、2005そして2006年のシリーズチャンプ3人揃っての東上で何かと心強い。

前戦からの変更点は、富士名物のプッシングに備えトーイングフックの改造と水温サーモスタットの取り外しの2点です。前回エントリー時のストレートでのクラッシュを目の当たりし、安全を期してレギュレーションの範囲内でトーイングフックを前後ともバンパー一杯まで下げてもらいました。EPレースを始めて5年、ずっと85度で管理をしていた水温をラジエター常時循環とし今回思いきって70度以下に下げました。フィーリングとしてはあまり変化が無かった様に思いますが、春先から夏場のレースではエンジンに優しくレース出来る様な気がします。

前日の練習では、前回同様地元スターレット勢と合すと言うよりは、気心の知れた岡国組のロードスターエントラントさんとずっと走っていました。スポット参戦でシリーズに何のかかわりの無い当方が地元エントラントさんと絡んでトラぶっても徳にもならないし、迷惑も掛けたくなかったんで自然とそうなってしまいました。
1枠目終了後ロードスターの達人マナブ選手に当方の走りを分析してもらってダメ出しをしてもらいました。自分でも感じていた通りどうやらクルマを振り回し過ぎているようです。これはブラインドの峠を走る時と同じで、慣れないコースの場合は振って入った方が気分的に楽なのでいつも解っていてもそうなってしまいます。そこで練習2本目は特にリヤの動きに気を使い「岡国では絶対にタイムが出ないだろうな」と思えるくらいスローペースでコーナーに進入し丁寧に丁寧に攻めてみました、するとタイムも徐々に上昇し、全くの単独走行で一発だけ10秒6を記録する事が出来ました。このタイムが安定して出せれば地元勢となんとか勝負出来そうですが  さてさて・・・
翌日決勝日の天気予報は雨、ドライでこれ以上つめても意味無いので早々に後かたづけをしホテルに入りました。

明けて決勝当日、予報通り天候は悪くなる一方、ただ岡国コンパクトと違って富士は使用タイヤの本数制限が無いのでタイヤチョイスに関してはそう神経質になる事も無く、降ったら降ったでウェットタイヤを履けば良だけ。これが岡国だったらタイヤを一発で決めなくてはならないので、こういう微妙な天候の場合は朝から空とにらめっこ&パドックを走り回って情報収集に勤めなければなりません。今回予選で岡国組3台が揃って予選上位(5位以内)につけられたのは、ここいら辺の真剣に路面を読む習慣が効いたのかも知れません。

予選開始前から降出した雨は止みそうも無く、路面温度も考慮しタイヤはY浜048SSで行く事に決めました。予選開始直後は「道悪の天才」#29(2004岡国チャンプ)の後方を走り、彼の挙動により路面状況を把握し様子を見る事にします。まさに水を得た魚のごとく#29は富士のウェット路面をすいすい走る。当方もつかず離れず後を彼を追い、計測直後は2台で一位とニ位を確保。中盤やや前方が詰まったので、#29クーリングに入ったのを機に当方が前に出た。ここで#29とその後方に追付いて来た#96(本年度岡国チャンプ)の2台を当方が引張る形になった。この後一皮剥けた使古しの048SSのグリップが急激に上がり出し、後方の2台が後をついて来れなくなってしまう。この時点でのポジションは#29と入れ替わり当方が上になっていたようだが、自身ではまったく解っていません、ただただ前のクルマを追いかけ追い抜く事だけに集中し走っているだけ。残り1分を切ったところでコントロールタワーを通過最後のアタックに入る。ストレート半分程を隔てて前方に2台のクルマが見えが差はどんどん縮まり後半のネッツ、最終と少し前車に詰まってしまう。それでも若干のタイムロスで上手くまとめてベストタイムを記録。クーリングラップでようやくリーダーボードにて当方#69がセカンドポジション(EPではトップ)である事を確認、思わずコクピットの中でステアリングをポンと叩いてガッツポーズ、道悪が味方してくれたとは言え、富士参戦2戦めにしてフロントロー右側をゲット出来た事に自分でもびっくり。同じく岡国組は#29が3位、#96が5位と皆上位に食込み、岡国でも真剣にレースをしている事を少しでもロコドライバーさんにアピール出来た事が何か嬉しくて気分良く予選を終える事ができました。

決勝スタート時刻には雨はさらに強まり、せっかくの予選最前列も富士の1コーナーは霧に霞んで見えない。予選で一仕事終えた安堵感とスポット参戦のしがらみの無さに、さしたる緊張感も無くなんとなくシグナルレッドを待つ。スタートは若干のホイルスピンで一瞬出遅れたものの後続に捕まる事無くポジションを守って1コーナーへ。そのままシティーを追って1周目のストレートへ、この頃には既にウインドウスクリーンが曇り始め、前車の巻き上げる水しぶきも重なって全く前方が見えなくなってしまった。これで一気に気分が萎え、闘争心も吹き飛んでしまった。怖いもの知らずの若者ならいざ知らず、こっちは50を過ぎたおっさん、このコンディションは危な過ぎる。そんなびびりモードがドライビングにも即反映され、後方車両にダダ抜かれされてしまう。「もうリタイヤでもエエわっ」て覚悟を決めた時ようやくコントロールタワーでチェッカーが揺れるのが見えた。「はぁ 無事に済んで良かった」結果2戦連続の8位入賞。
岡国組の#29はしぶとくシティーを追って初のお立ち台、やっぱ道悪では彼に勝てんです・・・

今回は雨と言う車両格差の出難いレースだったので、予選、レース前半とトップグループと絡む事も出来ましたが、ドライなら地元トップグループとはまだまだ明確な差が有る事も事実。ドライでも存在感を出せるよう来年はしっかり準備をしてまたエントリーしたいと思っています。

なお予選、決勝は全く同じセットでした。


エンジン&エンジンルーム

エンジン Vectorチューン4E(製作協力 戸田)
エキゾースト(Vectorオリジナル・ステン) 50φ-60φ(50φ1mm/60φ0.8mm)
エキゾースト・フロントパイプ(Vectorオリジナル・ステン 4-1(90φ-60φ-50φ・90φ0.8mm/60φ0.8mm /50φ1mm)
タワーバー(前) TRD製(53680-EP801)
タワーバー(後) 取り外し
スパークプラグ 日本電装製/イリジウム(#10)
ハイテンション・プラグコード 日本電装製/シリコン(青)
エアクリーナー&ダクト 無し&エアダクトノーマル後期ショート
ガスケット・シリンダヘッド TRD製t=0.6メタル(11115-EP801)
CPUユニット ノーマルROM書替(美祢仕様)
インジェクター トヨタ純正/165cc
燃料ポンプ トヨタ純正/スープラ用KMS加工品
ラジエター アルミ2層(AE111ATサイズ改)
サーモスタット 取り外し・常時循環仕様
電動式冷却ファン トヨタ純正(手動作動)
バッテリー RED TOP DRY12V/16(6.5Kg)


サスペンション

ショックアブソ−バー(前) TRD製/4段調整(48511-EP850)設定2
キャンバー値(前) -3度30分
トー アウト10分
ショックアブソ−バー(後) TRD製/8段調整(48530-EP831)設定1
コイルスプリング TRD製/前K=14.0(黄)/後K=12.0(桃)
スタビライザー(前) TRD製/24.3mm、中空、レート46%UP


ラバーインシュレーター

サスペンションブッシュ TRD製/強化タイプ
ラテラルロッド(ホーシング側のみ) Vector製ジュラコンブッシュ
エンジンマウント TRD製/強化タイプ
アッパーサポート(前後) TRD製/強化タイプ


ブレーキ

ブレーキキャリパー(フロント) ABS車用大径サイズ
ブレーキローター(フロント) ABS車用大径サイズ
ブレーキライン TRD製/ステンメッシュ
ブレーキパッド(フロント) WINMAX ゼロスcf2/076(NEW)
ブレーキシュー(リヤ−) トヨタ純正(11レース目)


ドライブトレイン

トランスミッション 5速(Gi車標準)
ファイナルレシオ 3.9(Gi車標準)
クラッチカバー TRD製
クラッチディスク TRD製/スポーツフェーシングタイプ
L.S.D. TRD製/機械式1.5WAY
L.S.D./イニシャルトルク OH時組付6.0Kg/実走時想定約5.0Kg


エクステリア&インテリア

ロールバー TRD製/6点式・斜行バー付+サイドバー
牽引フック 前後スチール製
ドライバーズシート レカロ ポールポジション(FRP)
シートレール(スライド式) 低すぎちゃってごめんなさいシリーズ
シートベルト TAKATA製/3インチ幅・5点式
ショルダーパッド TAKATA製
ステアリングホイール アルファ製/35mm(20mm延長ボス使用)
シフトノブ ZEP製/WRCヘビーウェイトタイプ
ヒールプレート アルミ製(BOM'S design lab.オリジナル)
フットレスト アルミ製(OKUYAMA製)
計器類 回転計+水温計+排気温度計+油圧計+油温計(全機械式)メーターパネル自作
ラップタイム表示装置 P-Lap2(磁気センサータイプ)
時間確認用タイマー キッチンタイマー(改)


タイヤ・油脂・その他

ホイール(前) レイズ製TE37/14×6.5J+28
ホイール(後) レイズ製TE37/14×6.5J+28
タイヤ(前) 横浜製/A048(SS)/185×55×14
タイヤ(後) 横浜製/A048(SS)/185×55×14
空気圧(前) 冷間/2.60・温間/2.80(路面抵抗軽減と水切り性能アップの為)
空気圧(後) 冷間/2.60・温間/2.80(路面抵抗軽減と水切り性能アップの為)
エンジンオイル スノコ X Power(12.5W-40)
ギヤ・デフオイル YACCO
車両重量 753Kg(バラストウェイト25Kg含)


実戦データ/TI Challenge Cup Race 2002 第08戦仕様
実戦データ/TI Challenge Cup Race 2002 第10戦仕様
実戦データ/TI Challenge Cup Race 2003 第03戦仕様
実戦データ/TI Challenge Cup Race 2003 第06戦仕様
実戦データ/TI Challenge Cup Race 2003 第08戦仕様
実戦データ/TI Challenge Cup Race 2004 第03戦仕様
実戦データ/TI Challenge Cup Race 2004 第05戦仕様
実戦データ/TI Challenge Cup Race 2004 第06戦仕様
実戦データ/TI Challenge Cup Race 2005 第01戦仕様
実戦データ/TI Challenge Cup Race 2005 第04戦仕様
実戦データ/TI Challenge Cup Race 2005 第06戦仕様
実戦データ/TI Challenge Cup Race 2005 第08戦仕様
実戦データ/岡山国際Challenge Cup Race 2006 開幕仕様
実戦データ/岡山国際Challenge Cup Race 2006 第2戦仕様
実戦データ/岡山国際Challenge Cup Race 2006 第4戦仕様
実戦データ/富士チャンピオンレース2006 第4戦仕様


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