映画のページ

2017年
ファンタ速報

参加作品

開催予定:2017年9月

お急ぎの方はこちらへ。

今年のファンタも終了しました。次は来年の1月。

今年はトップを切って始まったのがミュンヘン。ベルリンは真ん中あたり。 12日開催が最長で、それがベルリン。(短編特集を1枠と計算して)全部で58枠、本数にすると54本、再上映4回でした。

長い間初日2枠、大抵の日が6枠、週末1日は7枠、最終日は5枠と言うことが多かったのですが、今年は大抵の日が5枠でした。主催者、参加者共年を取ったのでこういうのがいいと最初は思ったのですが、実際は・・・
 ・ 休暇を取って、この時期家に帰るのは数時間だけ、他は映画館で過ごし、
   仕事も何も忘れたいという人に取っては物足りない
 ・ 実際にこのスケジュールでやってみると却って疲れた
と言う話を10年選手、20年選手、25年選手などのベテランから何度か聞きました。

私は2つの意見の折衷というところです。今年始めの手術、その後の長期休養が却って祟って、基本的な体力が落ちていました。なので今年に限ると体調不良を起こす日が多々ありました。これから来年に向かって基礎体力を強めようと計画中です。

90年代頃から仕事は仕事、教室や事務所のドアが閉まると次の日の勤務まできれいに忘れてしまうようになったので、わざわざファンタを利用して仕事のストレスを忘れる必要は無いのですが、映画以外何もしない、映画館に住んでいるような12日間というのは私にもいい区切りになっています。

さて、今年ですが、やや不作の年と言えます。自分が体調不良で作品に十分集中できなかっただけなのかと思っていたら、長年の友人の間からも不満の声が聞かれました。それをまとめて、自分の意見も加味すると、

 ・ 以前に優秀作品が溢れかえった年が何度かあった
 ・ それほどではないものの佳作が並び、ジャンルがファンタに良く合う作品がほとんどだったが、今年はエンターテイメント性重視のファンタより、(モラルや教育効果を狙った作品の多い)ベルリン映画祭に出した方がいいと思われる作品が目立った
 ・ 撮影にはそれなりのお金が使われているが、ストーリーが練れていない作品が多く、犯罪や異常な出来事をただ列挙しているだけのスタイルがちょくちょくあった(「何のために作ったの?」という感想になる作品が多かった)
 ・ 「予算は少ないけれど何か新しい事をやってやろう」という意欲作が少なかった

これに加え、日本の作品ではプロットは悪くないのに俳優の演技の稚拙さで大損している作品が多いというか一応上手く行った作品が1本だけというもったいなさが見られました。これは日本語を使う人間にしか分かりませんが。

【私の限られた範囲でのベスト5】
(順序不同、体調不良の時に当たった作品はご愁傷様、数に入っていません。)

The Crucifixion (宗教、医学などいくつかの視点を公平に取り入れていた)
The Mermaid (この監督のファンには不満が残るようだが、この1作だけを他と比べずに見ると、大笑い。つい調子に乗って2度見てしまった)
Radius (今年の作品の中では珍しく、プロットに新しい試みが見られた)
Shock wave (アクション映画としても良かったし、アンディー・ラウファンは大喜び)
The strange ones (この種の作品は時たまあるが、安定した作りで、地味だけれど良くまとまっていた)

【圏外ですが、多少見るべき所があった作品】

Darkland (デンマークではアラビア系、ドイツではアラビア系とトルコ系の映画人が頑張り始めている、主人公の目線で観客が話について来られるように緻密に演出されていた)
Fashionista (捻った部分が最後までばれなかった)
My friend Dahmer (殺人犯のバックグラウンドだけに集中していた、欲を出さず彼の有名な連続殺人に触れるのを避けていた)
Night of the virgin (自分の好みとは大分違うが、ジャンルを良く把握していた)
Schneeflöckchen (この乗りだとドイツ映画の将来は明るい)
The vault (普段結び付けない2つのジャンルを上手に組み合わせてあった)

【恐らくはと思われる蛇足】

主催者はファンタの他にかつてゲイの映画祭も毎年やっていました。あちらの作品は必ずしも犯罪、オカルト、アクション、ファンタジー、SFである必要はありません。ゲイというテーマの方に重点が置かれています。

そして最近は権利を他の団体に譲り、関与していません。ただ、その名残りでゲイ関係で犯罪などがからむ作品を少し取り入れています。それがややベルリン映画祭向けの傾向を示したのかも知れません。

原因不明の体調不良が続いています。そのため座席に座っていても内容を理解できない作品が出始めています。一生を通して滅多に起きない頭痛、視力障害、目の痛み(なぜか病気でない方の目も)、普段まず起きないめまいが続いています。

蛋白質系の食事にしているので足腰はがっしりしていて、ちょっと前のように体に力が入らないということはありません。皮膚、毛髪の状況を見ても、これまで時たま起きたような乾燥の症状は出ていません。

なので、何がどう悪いのかは謎です。

7日目の1作目は初日に上映された人魚のコメディーの再上映だったのですが、もう1度見に行きました。私は同じギャグで2回笑える経済的な人間です。

日本で企画されていたのが契約のトラブルで韓国へ移された怪獣映画は、やはり不発という印象を残しますが、俳優は頑張っていました。

最終の回の Fashionista は終盤ぎりぎりまでつまらない作品という感じでしたが、1番最後に捻りがあり、そこから逆に考えると結構出来のいい作品でした。日本人として登場する人がちゃんとした日本語を話せなかったのはご愛嬌。

8日目は体調不良で見たのは3本。イスラエルの作品は珍しく後味が悪かったです。詳しくは下を参照してください。

イスラエル、アイスランドと普段あまり見られない国からの作品が来ていたので期待の1日のはずだったのですが、アイスランドの作品もほとんど理解で来ませんでした。体調不良のためただ座っているだけと言う風になってしまいました。最終の回はパスして帰宅。残念な1日でした。

6日目。今日で前半終わりです。フィンランド映画の関係者がゲストとしてやって来ました。

でも、この日のハイライト、そして個人的にはファンタ全体のハイライトはアンディー・ラオ主演の拆彈專家。観客の期待をしっかり把握した大活劇です。もう1度見たい。

5日目は三池特集。この日の作品数は6。今年のファンタの最多の本数の日です。三池の1本目は比較的良くて、2本目はそれよりレベルが下がります。前日最新作を見ました。新しくなるに連れて階段を下りるようにベレルが下がっています。偶然なのか、予算が下りる代わりに条件をつけられたのかは分かりませんでした。

4日目は反日デイ。日本人で自ら世界に誤解を撒き散らしている有名人がいますが、その一環で作られたような作品が1本。刀の使い方を心得ないというか、扱い方を知らないと非常に危険な物だという事を知らないアメリカの子供たちが、人生がガラッと変わるほど思い知らされる作品が1本。日本語のタイトルをつけたのはいいけれど、観客を無視して監督が自分の道を突き進んだ芸術作品が出ました。

国がある程度力を持つと、その国に反対するキャンペーンが張られることもあるということなのでしょうか。

3日目。4本は期待をやや裏切る良さで、1本は期待通りのつまらない作品でした。

また、最初のゲスト軍団が来ました。前の作品の前の休憩時間に大きなポスターを何枚か窓ガラスに貼ろうとしている男性がいたので、手伝いました。その人が何とゲストが大挙してやって来た作品の主演。びっくりしたな、もう。

本日からフル・メニユです。今年は1日5本。

トレイラーを見たり、インターネットの情報で予想していたのが大きく外れました。それほど高い期待をしていなかった方に佳作がありました。

7月に職場復帰してから月を追うごとに仕事が増え、原稿は書いていたのですが、アップに至りませんでした。

そうこうしている間にファンタに突入。そこまでの事情はまえがきをご覧下さい。

今日はこれから2日目に出かけます。1日目の2本の感想は書きました。ナビは現在調整中。

カテゴリーが増えました。現在までに分かっているのは
 ・ オープニング
 ・ 注目の作品
 ・ 注目の監督(Wolf Creek の監督)
 ・ ハチェット10周年記念(2006年に1、2010年に2、2013年に3がファンタに参加。3作目は別な監督。)
 ・ 三池崇史監督2本立て(+ 最新作も別枠で1本)
 ・ 血の滴るコーナー(10本)
 ・ 短編集(9本、合計105分)
 ・ フィナーレ

今年は2人の監督が作った作品が多いです。

今年の注目の監督はオーストラリアのグレッグ・マクリーンなのですが、なぜかファンタお気に入りの三池の作品がたくさん出ています。私が見た最近の三池作品はあまりいいとは思わないのですが、1999年、2012年の作品が出ています。もしかしたらそちらはおもしろいのかも知れません。

血の滴るコーナー(コンペ)の作品が決まりました。

カテゴリーが決まり始めました。今年は例年に無く早く決まっていくような印象です。

事前に作品について少し勉強しておく時間ができるので助かります。週末に1本見るといった生活だった頃は映画館に行って、見てからびっくりすればよかったですが、10日ちょっとの間に60本以上見る者は、多少下見をしておかないと、何かいい物を見逃すのではないかという気持ちになります。特に、本邦初公開でいつDVDが出るか分からないような作品が多く、時には世界初公開も混ざります。

トレイラーを見るだけでも、撮影が美しいとか、筋が凝っている、俳優ががんばっているなどということが少し分かります。

フィナーレの作品が決まりました。韓国作品です。この監督が以前撮った作品の日本版リメイクも参加しています。韓国流の恨みを日本でどういう風に料理するのかが見物です。

今年は韓国オン・パレードの年になるのでしょうか。この他にも韓国、韓国人俳優の絡んだ作品が出ています。政府は経済、外交とも大混乱の中、映画だけはきっちり作っているようです。

これまでは血の滴るコーナーでコンペが行われていましたが、今年はそれに加えて短編のコンペも行われるようです。

今年は早々、5月頃からファンタの参加作品が決まり始めています。まだカテゴリーは不明。ベルリンの開催はごっそり9月に移りました。

ナビゲーションは追って調整します。

プログラムへの近道

白夜祭(2017年1月)  

オードブル(2017年4月)  

オープニング   ハチェット10周年記念   注目の作品   注目の監督  
三池崇史監督2本立て   血の滴るコーナー (コンペ) 
公式プログラム
短編特集 (コンペ)
フィナーレ

タイトルのリスト

白夜祭(2017年1月)

 プログラムへの近道

詳細はこちら。

オードブル(2017年4月)

 プログラムへの近道

詳細はこちら。

 プログラムへの近道

オープニング

 プログラムへの近道

ハチェット10周年記念 

 プログラムへの近道

注目の作品

血の滴るコーナーにも参加。

 プログラムへの近道

注目の監督

 プログラムへの近道

三池崇史監督2本立て

2本立てというふれこみですが、最新作も来ているので、実際は3本です。

 プログラムへの近道

血の滴るコーナー (コンペ)

2006年からこのコーナーはコンペになっています。これまでに選ばれた作品は・・・

Brick ブリック
(見ませんでした)
Ex Drummer
(見ませんでした)
その男ヴァン・ダム 第9地区
Four Lions Hell ハッシュパピー バスタブ島の少女 ブランカニエベス
(見ませんでした)
Housebound ネスト Under the Shadow 今年はどの作品が・・・?
Ég Man Þig に決定。

このコーナーの参加は10本ですが、うち1本は注目の作品として別枠でも取り上げられています。

公式プログラム
カテゴリーの分類更新中

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 プログラムへの近道

短篇

今年からコンペになります。

 プログラムへの近道

フィナーレ

 プログラムへの近道

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