名言0001

  何もしねえくせに主張ばかりしやがって しかもそれで何かをしたつもりでいやがる
  勘違いするな、何もしてねえんだよ!! おまえらは死んでんのと同じだ!!


    アニメ「無限のリヴァイアス」第18話より、相葉祐希のセリフ。
    リヴァイアスの中では実力的にトップクラス。頭も良けりゃ腕っぷしも強い。
    そんな彼の自信のホドを垣間見ることができる一言です。
    でもすごく突っ走ってる感じがしますね。
    若いというか、幼い部分も見えてくる。それが眩しく見えるのも、この年齢ならでは。



    ▲ページトップに戻る

名言0002

  …兄貴ってのが…どうして一番最初に生まれてくるか知ってるか…?
  後から生まれてくる…弟や妹を守るためだ!!
  兄貴が妹に向かって"殺してやる"なんて…死んでも言うんじゃねェよ!!


    ジャンプコミック「BLEACH」第1巻より、黒崎一護のセリフ。
    一護の、妹という存在に対する考え方が、この一言に集約されています。
    死んで妹を狙ってきた兄の幽霊に言ってるわけですが、「死んでも言うな」という言葉が、
    やけにばっちりハマっている感じがして気に入っています。



    ▲ページトップに戻る

名言0003

  …こわかった――くるしくて、こわかった。
  わすれていくのが。くうのが。ころすのが。
  だから、おまえを――おまえに――おまえが――


    電撃文庫「吸血鬼のお仕事」第1巻より、「蜘蛛」のセリフ。
    読んだ瞬間、「ああ、何もかも苦しくて恐かったんだなあ」とやけに納得してしまいました。
    その何もかもが、3行目に全て集まって、まとまる。
    「――」の部分に何が入るのかを考えるだけでも、深く読んでいけますね。



    ▲ページトップに戻る

名言0004

  エイローテは……本当に子供のころから……ずっとずっと――私を支えてくれたのに……
  私を選んで、ついてきてくれたのに……
  私は、一番大事な、あいつですら助けてやれなかったよ……


    富士見ファンタジア文庫「スクラップド・プリンセス」第9巻より、
    セーネス・ルル・ギアットのセリフ。
    「獣姫」と言われながら、気丈に部下たちを引っ張ってきたセーネスが、唯一と認めていた
    親友を目の前で失ったとき、初めて涙を見せる場面です。
    聞いてあげることしかできない、魂が搾り出した言葉。



    ▲ページトップに戻る

名言0005

  百メートルを十秒で走れたとして、その速さで三百メートルを走ることは、
  最初から無理な相談なのよ。
  それを納得することは、これは絶望かもしれない。でも――真理だわ。
  真理を前に、悔しがっても仕方ない――そう、どんなに立派な、
  あるいはどんなに惨めで虚しい人生を送ろうと、
  私たちは皆、いずれは死ぬ。あなたは私に殺される。
  これを――納得してもらいたい。


    電撃文庫「ビートのディシプリン」第1巻より、リセットのセリフ。
    なにげに問答無用なんだけど、つい「なるほど」って思ってしまう。
    だってこのセリフ、「どうせいつか死ぬんだから、今わたしに殺されて死んでも同じでしょ?」
    って言っているのと同じなんだもの(笑)



    ▲ページトップに戻る

名言0006

  ――言ったんだ。
  おまえが戻ってきたときに、あいからわず社会が腐り切っていたら、
  おまえには日本を滅ぼす権利があるって。
  あいつは言ったよ。
  おまえたちがいれば、心配ない……その代わり……責任重大だぞって……
  俺は、響を……響を守れなかった!


    富士見ファンタジア文庫「ミュートスノート戦記」第5巻より、滝沢聖也のセリフ。
    つらい境遇にいる親友に向けて、救いになるような言葉をかけたつもりが、
    逆に救われたことに気付いて涙する。
    今まで冷静に、ときには冷徹にしてきた聖也も、ちゃんと血の通った人間だったということを
    最後の最後に、静かに思い知らせてくれます。
    同時に、親友である響の強さもそこはかとなく。



    ▲ページトップに戻る

名言0007

  何一つ切り捨てる気はねえぞ!
  操は助け出す! 煉もお前も死なせない! あのクソ生意気な小僧はぶち殺す!
  それでコンプリートだ文句あるか!


    富士見ファンタジア文庫「風の聖痕」第2巻より、八神和麻のセリフ。
    普段は飄々としているのに、いざというとき熱く宣言する。
    傲慢だけど、傲慢だと自覚した上でこんなことを言っている。
    和麻のそんなぶっとんだ性格が大好きです♪



    ▲ページトップに戻る

名言0008

  このキノコの絵の横にちゃんと ドクロが描いてあったんだ!!!!


    ジャンプコミック「ONE PIECE」第16巻より、トニートニー・チョッパーのセリフ。
    このときチョッパーは何も知らなくて、でも大事な人を絶対に救いたくて、
    思いつく限りで最良の方法を取ったはずなのに、
    結局それは大事な人の命を縮める最悪の結果をもたらしてしまう。
    どうして間違ってるんだ、という無条件の問いが痛いセリフです。


    ▲ページトップに戻る

名言0009

  私は…生まれたときに手渡された切符が白紙なのに、ドキドキしてる。
  何ができるのかを、自分の胸に聞くだけで――――精一杯だよ。


    アニメ「トライガン」第12話より、レム・セイブレムのセリフ。
    ヴァッシュの夢の中に現れた彼女は、あれこれと考え込んでしまうヴァッシュに言います。
    「ヴァッシュって夢の中でも真面目なのね」と。
    決して着飾らず、あるがままを表現できる。
    ヴァッシュにとって、彼女がいかに大きな存在であるか、よくわかるセリフです。


    ▲ページトップに戻る

名言0010

  悲しくても……生きます。
  生きて、戦って、いつか!
  いまは変えられない運命でもいつか……かならず変える!
  まやかしの希望なんか……いらない


    ゲーム「ファイナルファンタジー]」より、ユウナのセリフ。
    世界を救う方法、その裏に隠された真実を知ったとき、
    彼女は明確に、その運命に抗うことを宣言します。
    守られるだけだった彼女が、守ることを明確に宣言した瞬間です。


    ▲ページトップに戻る

名言0011

  このぼくをだ! このぼくの名を、お前たちは埋葬するがいいさ!
  アザリーの記録といっしょにな!
  ぼくは彼女を探し出す。何年かかろうともだ。
  それまでは、ぼくは――孤児(オーフェン)だ。
  彼女のほかには誰もいない、孤児だ。


    富士見ファンタジア文庫「魔術士オーフェンはぐれ旅」第1巻より、キリランシェロのセリフ。
    彼がオーフェンとして生きることになる決定的な一言。
    全てがここから始まり、ここに行き着く。
    彼の人生は、彼自身によって、この未来に固定されたんですね。


    ▲ページトップに戻る

名言0012

  憎悪は消えねぇ……何をしたって……
  セレンティアの街を出て――ぜんぶ忘れるつもりだった――
  けどなあ……ダメだったんだよ……何かの拍子に……思い出す……
  時間が解決する、なんて、ありゃあ嘘だ……


    富士見ファンタジア文庫「スレイヤーズ」第15巻より、ルークのセリフ。
    生涯をかけて愛するに値する誰かを失ったとき、
    人はきっとこうして狂っていくのだろうなと思わされます。
    どんなキレイゴトも決して許さない。絶対的な言葉。


    ▲ページトップに戻る

名言0013

  その時
  それなら俺はおふくろを守りたい
  そう思ったのを憶えてる
  いつも 俺を護ってくれる おふくろを。


    ジャンプコミック「BLEACH」第3巻より、黒崎一護のセリフ。
    自分の名前に込められた想いを知ったとき、
    僕らはまたひとつ、自分の進むべき道を無意識に選びます。
    考えてみたら恐ろしいものですね。想いというものは。


    ▲ページトップに戻る

名言0014

  …あいつの墓は
  誰がたててやりゃあいい


    ゼロサムコミック「最遊記RELOAD」第1巻より、沙悟浄のセリフ。
    生きる為に居場所を与えて、危険になったら殺して墓を作る。
    その盛大な矛盾に気付きながらも、そうする以外に方法を持たなかった男は、
    ついに残酷な現実に打ちのめされて、正気を失ってしまう。
    悟浄のこのセリフは、最後の最後に残された救いのようで、少し泣けました。


    ▲ページトップに戻る

名言0015

  貴女を試したのよ。計算のできる方だと思ったから……
  でも、7のかけ算が不得意のようね。今、最後の桁だけ時間がかかったわ。
  何故かしら?


    講談社文庫「すべてがFになる」より、真賀田四季のセリフ。
    彼女の天才ぶりを最初の最初に印象付ける最高の一言です。


    ▲ページトップに戻る

名言0016

  はは……。手伝ってもらう……か。
  考えてなかったな……。そんなこと……


    富士見ファンタジア文庫「ラジカルあんてぃ〜く」第2巻より、香田雪兎のセリフ。
    きっとこれまで一度も、心から誰かに頼ったことがなかったんでしょう。
    自分ひとりで何もかもなんとかしなければと思い、実際にそうしてきた。
    肩の力が抜けるような乾いた笑みが、やけに温かい。


    ▲ページトップに戻る

名言0017

  殺してみようかな、とふと思ったんですよ。
  それだけです。とても小さな発想です。
  一度でも、寝てしまえば、食事をしてしまえば、
  あるいは誰かと話しただけで、おそらく消えてしまうような、
  そんな小さなインスピレーションだった。


    講談社文庫「黒猫の三角」より、秋野秀和のセリフ。
    他人にとって、どれだけ重要なことであっても、
    それが当人にとっては些事でしかないことはよくあるけど、
    それがこと人殺しになると、異常性が際立ち、哲学性が増す。


    ▲ページトップに戻る

名言0018

  あなたの求めている真実が、必ずしも白く正しいとは限らない


    角川文庫「TRICK the novel」より、黒坂美幸のセリフ。
    捨て台詞にしては恐ろしく残響を持った一言です。


    ▲ページトップに戻る

名言0019

  君は――君はわからないの?
  本当の幸せが何なのかを・・・・


    マガジンコミックス「SAMURAI DEEPER KYO」第1巻より、壬生京四郎のセリフ。
    あとになってみると、彼こそ本当の幸せをわかっているのかどうか。


    ▲ページトップに戻る

名言0020

  ――俺は生まれて死ぬまで 俺だけの味方なんだよ


    Gファンタジーコミックス「最遊記」第1巻より、孫悟空のセリフ。
    実はアニメ版で悟空が言っていたから悟空のセリフだと言ってますが、
    コミックスの場面的には全員揃って同じことを言ってもおかしくなさそう。
    どちらにしても、これが真理。


    ▲ページトップに戻る