最終更新2003年2月28日

雑記帳(2003年2月)


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2月28日  午前中にキャンパスの先生と研究の方向性について相談。午後は,午前のディスカッションの整理と,先週訪問した農場の調査メモの作成(1つだけ)。「負債」は減りつつあるものの,いかんせん英語でモノを書くとどうしても時間がかかってしまう。これでもだいぶ慣れてきたのだが。で帰宅して本を読む頃には体がバキバキに凝っている。
 かみさんが午前中キャンパスに来ていたのだが,学生2名にナンパされたそうだ。おかげでご機嫌のご様子(笑)。
 今日で2月も終了。あと10ヵ月,走れるだけ走ります。
2月27日  昼間に「夜飲まないか」というお誘いのメッセージが携帯に入っていたのに,気づいたのが夜10時半(笑)。しかも仕事中だったりして。急いで電話したら楽しそうな友人の声が(苦笑)。
 月曜に行ったコントラクターと昨日行った農場の調査メモ作成。「負債」は多少減ったが,先週の2農場の調査メモはまだ手をつけていない(汗)。明日は午前中にキャンパス内のとある先生に研究の相談をしに行くのだが,その準備もしなければ,という具合で一日が過ぎていく。
 ちなみに「調査メモ」は,ケーススタディ(事例分析)の「裏」を取るためにインタビューの内容をメモにして本人に見せ,内容を確認してもらうために作ってます。ケーススタディには「再現性」がないという批判に応えるための取り組みの1つ(このプロセスで少なくともケースは2回「再現」されたことになる)。特に海外調査では言葉の問題もあって勘違いを犯すリスクが高いので,この作業は必須ではないかと思っている。この方法にも弱点はあるが,ケーススタディの質を高める一助にはなる。つまるところ,自分が考えているのは(教育用ではなく)研究分析用のケーススタディ法の「標準化」で,これには色々と反論もあるかもしれないが,統計的手法に基づいた分析こそ「科学的」で,ケーススタディは「パイロット」分析,という風潮は打破せねばなるまい。
 さて,日本では新幹線の運転手が居眠り運転をして大騒ぎのようだが,英国にいると全く違う感想になります。
 @きちんと自動制御装置が作動し,事故に至らなかった。完璧な安全対策ではないか!
 Aたったの8分しか遅れなかった。英国では何もなくても8分くらい平気で遅れることを考えると,アクシデントにも関わらずダイヤがほとんど乱れない日本の鉄道システムは最高!
 ネットのニュースでは「居眠りなど言語道断,乗客の命を何だと思っているのか」「もう新幹線には乗りたくない」などと言った乗客の怒りの声が載っていたが,英国在住の人間からすれば「何を贅沢な」という気分。もちろん,日本の乗客の意見の方が正しい(笑)。
2月26日  今日は午前中に酪農の専門家であるSeale-Hayneの先生にインタビュー,午後は農場調査。
 午前は日本から訪問中の先生の調査をかみさんとともに通訳,午後はいわば農場の共同調査といったところ。この農場を訪問するのは2回目だったのだが,同行した先生が牛群管理について丁寧な調査をされていて,とても勉強になりました。よく考えると,先生「集団」の調査には同行したことがあるのだが,先生「個人」の調査にはあまり同行したことがなかったのでとても参考になりました。
 研究課題(新規参入)の方は,関係団体が支援プログラムを作ろうとしている段階であることがわかってきた。こちらも日本やアイオワの事例を紹介することができる,と宣伝したところ,ミーティングをしようという提案が。ということで,まだ未定ですが,近くロンドンに行くことになるかもしれません。
2月25日  現在取り組んでいる研究課題は,急ピッチで現状をキャッチアップしつつあり。午前には研究の方向についてこちらの教授と相談。彼はこちらの構想・アイデアに大いに賛同してくれて模式図まで書いてご満悦だったが,まあこの図はかなり洗練しないと使えないなあ,という代物(笑)。アイデアは固まりつつあるのだが,どういう言葉を使って説明するかを思案中。事例の選定も終わってないし,まだ端緒についたばかりなのだ。
 明日は農場調査と日本人と英国人の先生同士の会談のセッティング。農場インタビューの準備はしていたのだが,会談は当初参加する予定がなかったので,突貫で準備完了。で現在に至ってます。
 今日の事件といえば,かみさんの財布紛失事件。スーパーに忘れてきたのだが,3時間くらいしてから気づき,スーパーに問い合わせたら親切な人が届けてくれたらしく無事に戻ってきました。英国でもかみさんの悪運強子ぶりは健在らしい。
2月24日  関係機関にとあるプログラムについての質問メールを出したらすぐに丁寧な返事が。英国でレスが特に遅いのは,お役所と大学という気がしてきた。こういう点は国を問わないのかもしれない(笑)。
 午後にはコントラクター(農場を相手に作業請負をする業者のこと)のインタビュー。他の先生(日本人)の調査に便乗した形なのだが,いかに効率的に調査をするか,つまり限られた時間でいかに多くの質のよい情報を引き出すかについて,改めて考えさせられました。
 インタビューはいいが結果をまとめないといけない。先週の農場調査もまだまとめてないし,こういうのはためるとロクなことがないので早めにやろう。ちなみにインタビュー相手には「こちらの誤解があるかもしれない。ノートを作って送るのでチェックして欲しい」とまで伝えてある。明日はこれらを片付けよう。
2月23日  買い物に行った以外は読書の休日。読書日記更新しました。読んでいて気が滅入りましたが(苦笑)。
 明日から2月最後の1週間。そろそろ暖かくなって欲しいという気持ち半分,残された時間が確実に減ってきているという焦りが半分,なかなか複雑な気分。ま,とりあえずこの1週間は調査(というか付添い)と自分の研究を同時並行で頑張るとしましょう。
2月22日  今日は本当はExeterを探検するはずだったのだが,寝休日で機会を逸した。まあ明日行けばいいか,と思ったら日曜日は休みらしく,来週の週末に延期。
 ということで,今日は本を読みながらのんびり過ごしました。あまり研究には関係ない本ですが,なかなか衝撃的な内容なので,明日か明後日くらいには読書日記にアップできると思います。
2月21日  Daily Telegraphという全国紙があるのだが,ここで「No One Wants to be a Farmer Any More」という記事が。全国の農業の名門といわれる大学で異変が起きているという。Wyeカレッジの農業コースに今年入学した学生が1名だけ。また我がSeale-Hayneに関しても名誉教授がキャンパス閉鎖に抗議して辞任したという話も載っていた。農業という産業を考えた時に何よりも大事なのは農地でも資本でもなく人材であり,農業を志す人間がここまでいなくなるのは大変深刻な事態である。「農業を志す人間がいても成功が難しい」というのが今までの論調だったが,そもそも志す人間がいなくなったらどうなるのだろう? 英国は確かに農地は過剰であるが,人材は元々ギリギリの数しかいない。その人材すら確保できなくなったら・・・考えるべき課題は増えることはあっても減ることはなさそうだ。
 夜は同僚を招いてSUSHI NIGHT。生魚をペロリと平らげる姿に唖然。英国人でも大丈夫な人は大丈夫らしい。
2月20日  経営学で著名な雑誌としてハーバードビジネスレビューというのがある。しょうもない論文とすばらしい論文が混在しているのもその魅力の1つ(笑)。今日読んだのでは,「ソーシャルキャピタルはイノベーションを阻害する」という論文がワースト,「企業文化の変革にむけた従業員教育も捕虜収容所の洗脳も本質的には変わらない」という論文がベスト。経営学というのはどうも結果の斬新さが先走ってしまって分析プロセスが稚拙だったりするのだが,読んでいてなるほどと思える論文は,現場にこだわっていて,かつインプリケーションが現場クローズではない,というもの。1つの疑問を現場でとことん考えることの大事さを思い知りました。
 なんていいながら,今日は少し風邪気味だったので,午後に予定していた大学農場訪問はキャンセル。早めに家に戻り静養。なんだかんだで寒い!というのが主たる要因の模様。今は元気です。
2月19日  Land Agentに連れられて2つの農場調査と1つのエステートの見学。Land Agentとは地主の代理人として土地の管理や小作とのコンタクトを行うことを職業としている人のこと。2つの農場はこのLand Agentが管理している土地の小作人。もう1つのエステートは,河口部一帯の土地所有者から管理運営を任されている,ということらしい。英国には減ったとはいえ大地主がまだ残っていて,Land Agentという仕事も成り立つのだと実感。
 特に河口部一帯の地域は,ビーチとして観光客もたくさん来るのだが,地主の要望で「海の家」らしきものは一切認められていない。英国ではナショナル・トラストやイングリッシュ・ヘリテイジといった団体が管理している場合も多いのだが,違った形の取り組みともいえる。
 朝10時から夜6時まですっかりお世話になってしまいました。次の調査へのとっかかりもできたし,収穫の多い一日でした。
2月18日  朝ガレージに行ってタイヤを購入。お金を持っていき忘れた(さらにいうと小切手帳も忘れた)ので,支払いは「ツケ」で(笑)。ちゃんと明日の朝払いに行きます。
 今日は懸案だった「疑問点」のまとめをようやく終了。明日の調査(「訪問」という方が近いか)の質問項目もまとめ,一息ついているところ。
2月17日  週末の旅行で結構歩いたので,今日は筋肉痛(笑)。
 今日も相変わらず資料の読み込み。「この資料を読んだら疑問点をまとめて専門の先生に聞いてみよう(さらには現場への足がかりもつかもう)」と思って「最後の」資料を読み始めるのだが,その資料に面白そうな文献が示されていて「聞く前にこれも読んでおくか」と図書館に行き,該当資料をコピーして読み始め,ということを先週から繰り返している(笑)。
 今週は水・木と調査に行く予定なので,明日こそはきちんと終わらせないと。
 「英国の農業・農村」を更新しました。先週コーンウォールで撮った写真を雑然と載せているだけですが,ESA対象地域(環境保全の対象地域)は見ごたえがありました。放棄したら石ころだらけのムーア(荒野)になってしまうであろう海辺の地域で,石垣を積み上げて放牧をする。自然と人間とのせめぎあいの中で環境的な調和が生まれている,そんな感じでした(科学的な裏づけはとってません。あくまで印象)。Land's Endに行く日本人は多いと思いますが,そのときに北の海辺ルートを是非通ってみてください。
2月16日  無事にCornwall旅行から帰ってきました。B&Bだと部屋に電話がないのでHP更新はやはり厳しいです(というか,今回は家にPCを忘れていった(笑))。
 今回の旅行の詳細については,旅ログ今日の一枚などをご覧頂くとして,3日間で回れるだけ回ってきた,という旅行でした。途中タイヤがパンクするというアクシデントに見舞われた以外は,天気にも恵まれ,英国の文化的な蓄積の奥深さに感心しきりでした。
 明日からまた本業を頑張ります。次の旅行を目指して(笑)。明日は農村の写真もアップします。
2月13日  今日も読み込み。ようやく現場が見えてきた。1つはインタビューを題材にした文献がポツポツ出てきたことと,もう1つは現場で聞くべきことが見えてきたこと。来週以降は調査がポツポツ入ってきてます。
 それにしても,風雲急を告げるとはこのことか,今日になってロンドンの主要空港の一部ターミナルが閉鎖になったり,空港近くでテロ容疑者が拘束されたり,BBCニュースも大忙し。ガソリンの値段もリッター73.9pから76.9pに値上げ。
 なんてことを書きながら,暢気にも明日からCornwall地方に3日間ほど旅に行ってきます。かみさんの完璧な計画,夫はどこに行くかまだよくわかっていない(笑)。ということで,日曜日まで更新はお休みするかもしれません。
2月12日  学部主催のセミナーのプレゼンターとして呼んだ先生を迎えに行く係としてなぜか俺が指名され(笑),駅に迎えに行ったけどそれらしき人がいない。次の電車かなあと思い10分ほど待ったが,その電車からもそれらしき人は降りてこない。おかしいと思いつつ,ふと見ると,さきほどから誰かを待ってそうな小太りで無精ひげをはやし汚いトレーナーを着たさえないオヤジが。俺が駅に着いたときからこの人の存在には気づいていたのだが,この人じゃないと除外していた。が,もしやと思い「Excuse me, Are you Dr XX?」と聞いたら本人だった(笑)。
 午後にはアイオワ州立大の社会学部の先生が書いたペーパーについて,Seale-HayneグループとPlymouthキャンパスの地理学グループとでジョイントゼミ。Local Food Systemが題材。GlobalとLocalを対立概念として捉え,GlobalへのLocalの対抗力を唱えている,はっきり言ってしょうもない論文(ただし,事例は面白い)なのだが,これを題材に真面目に議論する姿にしばし唖然。発言機会を逸してしまった。かみさんにも叱られたので,次の機会には機先を制します。ちなみにこのゼミにはかみさんも参加,かみ合わない議論に歯軋りしてました(笑)。
 夜は,うちのボスお勧めの「パントマイム」を鑑賞。意外にもセリフあり歌あり踊りありの演劇(学芸会?)。観客は子供が多かったのだが,子供たちは何の躊躇もなく劇に入り込み,何かあるたびに叫んでいた(笑)。いろんな意味でいい経験でした。
2月11日  祝3,333カウント。画像を添えた自己申告者あり(笑)。
 朝大学に行ったら,中庭がまたこんなになっていた(笑)。うちのキャンパスにはSpoonersなる秘密結社がある(その正体はひたすら飲む学生グループらしい)のだが,この大量のフォークは,Spoonersに対抗する秘密結社Folkers?の仕業に違いない。その証拠に(写真には写っていないが),中庭の真ん中には「F」の文字が大きく描かれていた(別の意味かもしれんが(笑))。
 同僚が学生のレポートの採点をしていたのだが,「これはおかしい」とあるレポートを見せてくれた。見ると,「no」が来るべき箇所が全て「know」になっていた。例えば「no profit」が「know profit」に,「no more than」が「know more than」という具合。最初は留学生が書いたのでは?と思った(それにしても問題だが)のだが,英国人なんだそうだ。うーん,ネイティブって怖い(笑)。「レポートを書かせると英国人より留学生の方がしっかりした英語を書く」というのがスタッフ間の定説なのだが,それにしてもねえ...
 夜は,日本人2名(学生と研究者)を招いてJapanese Night。
2月10日  昨日「春の息吹」なんて書いたら,案の定今朝は激寒。車凍ってました(笑)。「Defrost」なるスプレーをウィンドウに吹き付けるとあらあら不思議,氷は溶けてしまうのだが,ドアは凍ったままで助手席のドアが開かず,いつも乗せている学生くんは後部座席に。なかなか間抜けな絵でした(笑)。
 今日から学生がキャンパスに戻り始めた(先週はRag Weekでお休みだった)。ただし,3月下旬から3週間ほどEaster Breakとやらがまたあるらしい。なんだか休みばっかりだ(笑)。
 先週からとある農業カレッジ(日本でいう農業大学校のような場所)に話を聞きたいと思ってコンタクトをしているのだが,なかなか色よい返事がもらえない(というかこっちの意図が伝わらず,入学希望者だと思われている(笑))。その話をスタッフにしたら「俺はそこの卒業生なんだけど」(笑)。世の中狭い,ということで彼にコンタクトを依頼。彼が卒業したのは何年も前のことで,知っている先生が全然残っていないようなのだが,うまくいくことを祈っている次第。
2月9日  買い物(運転しただけだけど),庭のメンテ(芝生が禿げた部分に種をまいただけだけど),洗車(2台!)と休日っぽいタスクをこなしました。庭は2箇所ほど禿げちゃびんになっていたのだが(というかこれは俺が大量の落ち葉を放置したのが原因で,かみさんにたいそう叱られた),新しい芝が出てきました。庭や公園にも黄色い花(クロッカスらしい)も咲き始め,日没も5時半くらいになり,春の息吹が感じられる今日この頃。今は一年で一番寒い時期のはずだが,今日も日中は10℃くらい。
 夕方には上の階のおばあちゃんにお呼ばれして,アフタヌーン・ティーをしてきました。ティはおいしかったのだが,一緒に食べるスコーン(Clotted Creamとジャムつき),さらには食べると口の中で砂糖がシャリシャリ音を立てるロールケーキが重い重い(笑)。ちなみに上の階のおばあちゃんは生粋のイングランド人,遊びに来ていたもう1人のおばあちゃんはスコットランド人,お互いのかけあい(けなしあい)がなかなか(笑)。日本でいうと関東人と関西人の対決みたいなものでしょうか? ちなみにわが夫婦もかみさんは関西系,俺は関東系だったりする(笑)。
2月8日  久しぶりに寝休日(笑)。朝は10時頃まで寝て,午後にも昼寝。まあ今週は激務だったということで(笑)。
 夜は学生4名を招待して日本食ナイト。豚肉しょうが焼きが案外好評でした。あまり日本食っぽくないかもしれないが(笑)。いささか飲みすぎたようで。
2月7日  今日も論文読み込み。現場に出たいという気持ちもあるし,短期的には生産的でないのだが,長期的な生産力を上げるためにはしっかり勉強せねば。相変わらず眠くなるのだが(笑)。
 明日学生たちを4人ほど夕食に招待するのだが,家の中に十分な数の椅子がないことが判明。周りに聞いたのだが適当なものがなかったので,研究室の椅子を2つ失敬してきてしまいました(笑)。もちろん,月曜には戻します。
2月6日  午前中は地道に図書館で資料収集・コピー。午後は読み込み。というわけで,最近は英語を読んでいる時間が多いのだが,その過程で発見したことがある。「英語を『読む』とリスニング力が上がる」のである。リスニングはひたすら聞くことでしか上達しないように思われるかもしれないが,英語を頭で考える,という意味ではその情報が目から入ってきても耳から入ってきても変わらないのではないだろうか。具体的にどう実感しているかというと,英語をたくさん読んで帰宅した日は,テレビのニュースがよくわかるのである(笑)。
 とはいえ,英語論文は日本語のようにすらすら読めないので当然ストレスがたまる。ということで夕方に息抜きにコーヒーショップに行ってコーヒーを注文したら,店員のおばさんが「あんたの分はさっき誰かが払っていったから御代はいらない」とタダでコーヒーを入れてくれた。誰?と聞いたのだが「そんなの覚えてないわよ」(笑)。確かにコーヒーをおごりあうのがこちらの習慣なのだが,時間差で来るとは。つうか俺の行動がワンパターンすぎて読まれているのか(笑)。
 家に帰るとブレア首相が一般人20人くらいを相手にテレビ討論会をやっていた。かみさんも指摘していたのだが,世の中の大半が「戦争反対。ただし国連決議があるなら賛成」,政治家たちは「国連への姿勢は国民世論に従う」というトートロジー状態。その中でイラク攻撃に主体的に取り組むブレアが非難される。彼はどこかの大統領とは違ってまともなことを言っているのに。「戦争反対」という総論と,今イラクを攻撃する必然性という各論がごっちゃになっているし(一般人は総論を唱え,ブレアは各論を話す)。そして戦争反対者は「イラク攻撃」の代替案は出さない。いわば,「戦争は多くの人が死ぬから反対」と総論を唱える一方で,各論を問われたら「(イラク攻撃をしなくても)私に被害はない」と言っているようなもの。これでいいのか英国人,というところで思考ストップ。それにしても,ブレア首相,疲れが見えるがよくやる。バンバン答える。話す。見つめる。BBCの司会者がアホに見えた(笑)。
2月5日  今日は午前中にかみさんと街の家畜市場を見に行きました。個人的には昨年8月に行って以来半年ぶり(かみさんははじめて)。道中商店街でSeale-Hayneの学生が「チャリティ」と称して小雑誌を1£で売っていた。まあ1冊買ってみたのだが,何かを真面目に語っていると思いきや,全てが冗談のオンパレードだった(笑)。後で同僚に聞いて分かったのだが,今週は学生は授業が休み。これをRag Weekというが,最初は単なる中休みだと思っていたら,実際は学生がチャリティ活動をする週,ということらしい。
 その後大学に行くと,「キャンパスでレースがあるから絶対見ろ」という。どういうレースかと思って見に行くと...詳細は「今日の一枚」をご覧いただくとして,要は学生が台車を改造して,それでキャンパスの急坂を下り,タイムを競う,というもの。まあほとんどの参加者が途中で転んだり道路から外れたり,中には途中で壊れてゴールできないなんてのもあった。
 それにしても,英文の読み込みは効率が上がらない。なんというか,眠くなるのだ(笑)。まあ地道にやっていくしかないので頑張ります。
2月4日  今日から友人を夕食にご招待シリーズ開始。まずはボス夫妻から。
 今週の土曜には学生たちを招待していて,昨日までにA君(男)とBさん(女)が確定。今日そのA君が研究室にやってきて「Bさんが彼氏を連れてきたいと言ってるんだけどいいかな?」 当然OKで,しかも彼女のボーイフレンドには夏に一度会っている。「もちろんOK。ところでBさんの彼氏の名前なんだっけ?」 するとA君「・・・・・・今度来るのは新しい彼氏なんだ。だから前の彼氏の名前を出したり,Nice to meet you againとか言わないように(笑)」 危ない危ない。
2月3日  資料の読み込み,調査のアポとごくごくまともな一日。変更点といえば,今週から昼食が弁当持参になったこと。イギリスの食事は,まずいとは言わないが(たまにおいしい料理もあるので),ヘルシーでないので,3キロ増えた体重を戻すためにも日本食がいいというかみさんの提案による。まあ周りも物珍しそうに見ているのでネタ提供という意味ではいいかも(笑)。
 帰宅後は,かみさんの滞在許可延長についてお勉強。大学のWorkpermit申請担当者,日本の英国大使館,ロンドンの日本大使館と色々聞いてみたがなかなか要領を得た返答がない。大学の担当者に至っては,昨年に俺がかみさんには別の手続きが必要ではないかと聞いたところ「Workpermitはワイフのことも合わせて申請しているから問題ない」と言っていたくせに(メールのやりとりだから証拠まで残っている),「ところでかみさんの許可はどうなっているのか」と先日改めて聞いたら,「それはImmigration Departmentに聞いてくれ。電話番号はこれ。ただし,電話はなかなか通じないことを警告しておく」と手のひらを返したような対応。日本の英国大使館も,どういう手続きが必要か聞いたら「Immigration Deptにお問い合わせ下さい」ってそんなことは分かってるって(怒)。
 ということで,Immigrationのホームページを読んで勉強しているわけだが,我々のような特殊事例が載っているわけがない。我々の住んでいる地域では直接申請というわけにもいかない(1泊2日の旅になる)ので,郵送による手続きになるのだが,審査の平均所要日数は5週間だという。しかもRoyal Mailにパスポートを託すのは,「ザク」で欧州ドライブに行くようなものである(笑)。まあ,日本の「お客様は神様」文化に甘えてたということなのかもしれないが,この国で生きていくには相当なしぶとさ・図々しさが必要です。
2月2日  夫婦でのんびり過ごしました。久しぶりに時間ができたので「生活編」を更新。
 昨日髪をカットしたということもあり,かみさんが昨日今日と俺の髪をじっくり眺めているのだが,夫の機嫌を損ねるかのごとく,次々と白髪を発見。やるせない日曜の夜を過ごしています。
2月1日  昨日・今日と家計簿の引継ぎをしました。夫から妻に家計簿の引継ぎをするというのも変な話だが(笑)。ついでに予算編成も実行。夫の薄給で赤字を出さずに生活していこうとすると,結構キチキチの生活をしないといけない(特に家電や車なども含めて赤を出さないようにするためには)ことが判明。ちょっぴり切ないモード(笑)。
 という事情もあり,ヘアカットをかみさんにやってもらいました。バリカンの値段と床屋1回の値段が同じなのと,昨年に行ったときの切り方が変だったこともあり決断。初めてにしてはうまくいき,すっきりして満足モード。
 英国でもスペースシャトル・コロンビアの事故がニュースを独占しているが,事故の直前まで,BBCでは「フード・テロ」の危険をかなり取り上げていた。英国でも田舎にいれば安全だと思っていたのだが,先週はとなりの州の砂浜に炭疽菌のパッケージが打ち上げられたりしているし,なんとも物騒な2月の幕開けである。
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