huanying xinshang Ding Fengzhang de zhuye


          
LiQingzhao liqingzhao李清照
   玉樓春

紅酥肯放瓊苞碎,
探著南枝開遍未。
不知藉幾多時,
但見包藏無限意。


道人憔悴春窗底,
悶損闌干愁不倚。
要來小酌便來休,
未必明朝風不起。


    **********************


      玉樓春

紅く酥
(やはら)かきもの 肯て放(ひら)きて  瓊苞 碎(ほころ)び,
南枝に 探る  開くこと遍しや 未しや。
知らず 藉は  幾多の時なるを,
但だ見る 包藏  無限の 意。


道人 憔悴す  春窗の 底
(もと)
悶え損ねて 闌干に  愁ひて 倚らず。
小酌
(さかもり)を 來(な)さんと 要せば  便(すなは)ち 來(な)せ 休(よ)
未だ必ずしも 明朝  風 起こらざるべし。

             ******************

◎私感訳註:

※玉樓春:詞牌の一。詞の形式名。七言律詩、あるいは二組の七絶に似ているが、以下の点で異なっている。標準的な律詩に比べると、粘法はなく、仄字韻であり、文字の重複が見られるところは異なる。しかし、第二聯が対になっているところは、似ており、節奏、押韻、構成からみると、同じといえる。詳しくは「構成について」を参照。この作品は、紅梅を詠っているが、下片はそれにこと寄せて「要來小酌便來休,未必明朝風不起。」と自身も不安定な様子を伝えている。
※紅酥:紅梅のこと。紅くて、柔らかくてもろいもの。 ・酥:柔らかくてもろい。
※肯:なんぞあえて。しぶしぶに。のぞまないが。承知しないが。
※放:(花が)開く。咲く。
※瓊苞:玉のようなつぼみ。
※碎:(つぼみが)ほころびることをいう。
※紅酥肯放瓊苞碎:紅梅がゆるゆると開きだし、玉のようなつぼみはほころんだ。
※探著:さがす。たずねる。探訪する。 ・著:語気助詞で、重要な意味はない。
※南枝:南側の陽光がよく当たる枝。
※開遍未:すっかり開いたかどうか。
※探著南枝開遍未:南側の(陽光がよく当たる)枝は、(花が)すっかり開いたかどうかを確かめてみた。
藉:醸し持っているもの。含蓄。洗練されている。ここでは、花の香りのこと。蘊藉。
※幾多時:どれほどの間だろうか。
※不知藉幾多時:醸し出される薫りは、どれだけもつのか分からないが。この「不知藉幾多時」と次の「但見包藏無限意」とは、対になっているようだ。
※但見:ただ、…のように見受けられる。
※包藏:(白話)包み隠す。
※無限意:限りなく深い思い。
※但見包藏無限意:ただ、限りなく深い思いを包み隠しているように見受けられる。
※道人:道士。ここは、作者の自称で、李C照自身のこと。或いは、「人に道(い)う」とみて、「道人」以下の言葉を「他の人に言う」ともとれる。
※憔悴:やつれる。
※春窗底:春(の光景が見える)窓の下(もと)で。
※道人憔悴春窗底:わたしは、やつれ果てて窓辺のもと(にいる)。
※悶損:憂鬱なのが激しく。 ・悶:憂鬱である。くさくさする。 ・損:程度が激しいこと。
※闌干:てすり。詩詞では欄干に寄り、遠望して思いを晴らす表現が多い。
※愁不倚:愁いのあまり寄る気も起こらない。〔A動詞+不+B動詞〕の場合、「Bすることが無理で、できない。」 ・愁:ここでは動詞。うれえる。うれう。
※悶損闌干愁不倚:憂鬱なのが激しく、(遠望する気にもなれなくて)愁いのあまり手すりに寄る気も起こらない。
※要:(白話)もしも…ならば。
來:(白話)する。やる。もってくる。
※小酌:簡単な宴会。ちょっと一杯。梅の花見をすること。
※便:(白話)…ならば、すなわち。
※休:(白話)(古白話)語気助詞で、語気と口調を整え、…よ。…ね。…た。などの感じを表す。
※要來小酌便來休:もしも(今のうちに梅の花を見て)ちょっと一杯したいのならば、飲もうよ。
※未必:…とは、限らない。かならずしも…でない。不確実さをいう。
※明朝風不起:明日は風が吹かない。明日は(梅の花を散らすような)風が吹かない。明日は悪いことが起こらない。
※未必明朝風不起:明日は(梅の花を散らすような)風が吹かないとは、限らない。明日は都合が悪いことが起こるかもしれない。明日はどうなるか分からない。



◎ 構成について

 双調。五十六字。脚韻は、仄韻一韻到底。韻式は「aaa aaa」。韻脚は「碎未意 底倚起」で、第三部〔碎未意〕去声八薺、五未、十一隊、〔底倚起〕上声四紙。

   ●○○●,(韻)
   ○○●●。(韻)
   ●●○○,
   ○○●●。(韻)


   ●○○●,(韻)
   ○○●●。(韻)
   ●●○○,
   ○○●●。(韻)



2002.1.28
     1.29完

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