Huanying xinshang Ding Fengzhang de zhuye




  晏幾道 

  點絳唇
花信來時,
恨無人似花依舊。
又成春痩,
折斷門前柳。


天與多情,
不與長相守。
分飛後,
涙痕和酒,
沾了雙羅袖。

******

點絳唇
花信  來る時,
恨む 花の舊に依るが似
(ごと)き人の 無きを。
又 春痩を 成し,
折斷す  門前の柳を。


天  多情に 與
(くみ)し,
(とこし)へに相ひ守るものに 與(くみ)せず。
分れて飛びさりし 後,
涙痕 酒に和し,
雙の羅袖を  沾
(ぬら)せ了(り)

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◎ 私感註釈


※點絳唇:詞牌の一。南浦月、点桜桃ともいう。詳しくは下記の「構成について」を参照。
晏幾道:一〇三〇?〜一一〇六年?。字は叔原、号して小山。晏殊の七男。撫州臨川(現・江西省撫州市)の人。華麗な婉約詞を作る。
※花信:花便り。開花の報せ。
※恨:恨めしく思う。
※無人似…:…というような人はいない。
※花依舊:花は(例年変わることなく)昔ながらの様子である。
※恨無人似花依舊:花のように例年変わることなく昔ながらの様子であるというような人はいないことが恨めしく思われる。
※又成:またも…となった。
※春痩:春になって痩せること。
※折斷門前柳:門の前の柳の枝を折る。この門前であの人と別れた。折柳は、別離を謂う。漢代の故事に基づく。
※天:天、神、運命。
※與:くみする。与える。ここは、前者の意。
※多情:多情。移り気。
※不與:くみしない。与えない。ここは、前者の意。
※長:とこしえに。いつまでも。長chang2=常chang2。
※長相守:いつまでもまもる。
※不與長相守:(天は、二人の間に交わした約束を)いつまでもまもるようにはしてくれない。
※分飛:別れて行くこと。
※涙痕:涙がこぼれて、しみになった蹟。
※和酒:(涙が)酒と一緒になって。
※涙痕和酒:涙が酒と一緒になって。
※沾了:ぬらした。
※了:…てしまった。状態の変化、動作の完了等を示す助詞。
※雙羅袖:二つのうすぎぬの袖。
※沾了雙羅袖:二つのうすぎぬの袖をぬらしてしまった。
                  ***********





◎ 構成について

  
點絳唇: 南浦月、点桜桃ともいう。
四十一字。双調。仄韻一韻到底。韻式は「aaa aaaa」。韻脚は「舊痩柳 守後酒袖」で、第十二部去声(舊痩後袖)と上声(柳守酒)。

    ○,
    ○●。(韻)
    ●○○●。(韻)
    ●○○●。(韻)


    ●○○,
    ●○○●。(韻)
    ○○●。(韻)
    ●○○●。(韻)
    ●○○●。(韻)


2001. 8. 9完
   

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