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9.ふむふむの夢理論仮説 : 夢の時制 
      

わたしたちの「夢の時制」は、現在形または現在完了形です。
「〜している」、または「〜してきている」が、夢のスタイルであるといえます。
夢が生きた意味をもっているから、現在に結びついているの です。これが、ふむふむの仮説9です。

夢が意味をもち、メッセージを伝えるならば、夢の一部分が現在に結びついていなければならないのです。
気がかりとなる記憶、つまり「夢の導入要因」が「合成した記憶」であるとふむふむは 考えています。
もちろん、ひとつ、ひとつの「夢要素」はすべてあなたの記憶なのですが
それを、結びあわせ、合成されたものは・・・あなたのオリジナルの記憶ではありませ ん。 
「夢の脚本」の構想を練るのはあなたの現実認識の枠組みで したね。
「夢の脚本」は、その場になって、登場人物が動き出してから、それに合わせるように構成されていきます。
現在に結びついている気がかりな記憶。それを「導入要因」とする瞬間、瞬間の視覚的イメージの連続が夢なのです。