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Stix Hooper

裏方でクルセイダーズの鼓動を刻むのはこの人です。実に泥臭いビート。STIXの打ち出す心音でクルセイダーズの血液の流れは決まります。高鳴る心音そのままに、躍動的なリズムは聴く者の肉体を確実に揺さぶります。これぞファンキービートの真骨頂。

2010 Many Hats
1990 LAY IT ON THE LINE
1982 TOUCH THE FEELING
1979 WORLD WITHN
PERSONAL HISTORY
全身クルセイダーズ
CONSEPT PROFILE DISCOGRAPHY LINK BBS
LAY IT ON THE LINE ジャケット LAY IT ON THE LINE ←back next→
クルセイダーズ三原色
1989 ARTFUL RECORDS

ただただクルセイダーズでの演奏で刻むファンキーなリズムだけが筋肉の記憶に焼きついて離れないSTIX HOOPERは、やはりクルセイダーズとしてプレイするときに限ってその独特の持ち味をフルに発揮し得たドラマーだと、独りかたくなに信じつつも、偏愛のよしみで購入しました今回のアルバム。
まずは好感の持てる格闘系の「I HEARD IT THROUGH THE GRAPEVINE」、ラブリーな 「YOU MAKE ME FEEL BRAND NEW」と続き、後半3曲、いよいよ 「GREASY SPOON」でその剛椀振りを発揮したSTIX HOOPER自身による作曲のリニューアル・メドレー。
「LAY IT ON THE LINE」では、STIX HOOPER独特の、 あの囃したてるような、いやがうえにも心音を高めるワイルドなタッチ。
「I FELT LOVE」は、意外にもHOOPER自身のヴォーカルによる恋語りで、ドラマーだけではもったいないと思わせるほどセクシーで魅力的。この曲は、これまでにも'70年代の「CHAIN REACTION」、wayne hendersonが脱退した後の「FREE AS THE WIND」に収録してあり、聴き比べれば、三様の彩りが味わえ、それはさながら「色の3原色」のように、クルセイダーズの面々のカラーの交じり合い方でいかようにも曲が変色するという見事な証とさえなっています。


1 ZANZIBAR
2 NAME OF THE GAME
3 I HEARD IT THROUGH THE GRAPEVINE
4 YOU MAKE ME FEEL BRAND NNEW
5 LAY IT ON THE LINE
6 I FELT YHE LOVE
7 I CAN'T GET ENOUGH OF YOUR LOVE