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joe wayne stix
Wayne Henderson

見るからにボスと呼ぶにふさわしい風貌と巨体。
CDで聴く声も、野太くドスが効いてます。その巨体を揺らしながら、息をつく間も無くトロンボーンから繰り出されるファンキーサウンドはまさにWAYNE HENDERSONならではの度迫力です。

1993 SKETCHES OF LIFE
1979 EMPHASIZED
1978 STEP IN TO OUR LIFE
1978 LIVING ON A DREAM
1977 BIG DADDY'S PLACE
1968 SOUL SOUND SYSTEM
1967 PEOPLE GET READY
PERSONAL HISTORY
貫禄
CONSEPT PROFILE DISCOGRAPHY LINK BBS

ウェインヘンダーソンの貫禄

ウェインヘンダーソンの奏でるサウンドを聴いて思い浮かべる人。
花田清輝、若山富三郎、青木義郎、いずれもゆったりとした気配とドスの利いた役回りを演じることができる男としての貫禄をその風貌に滲ませていた方々。余裕と殺気。安心と危険の同居。
ひょっとしたら、僕はこの方々に、人生の危険地帯へ力強く手を引いて連れ出そうとする父親的存在をついつい重ね合わせて想像してしまうのかも知れません。
こんな男の魅力を感じる人、いま周囲を見回しても、ウーンいなくなりましたよネ。
誰でもウェインヘンダーソンのトロンボーンを聴いたら虜になること必定。殊のほかファンキーで、ファンキーとはこの人のための言葉とさえ思えてしまうほど躍動的でありますヨ。
還暦を越え、南アフリカでのコンサートを実現するこのパワー。
この力業こそ、ウェインヘンダーソンの貫禄です。