1991年3月 |
有限会社〈あ・り・す〉(アーツ アンド リタラチャー インターナショナル サービス)を、故小池 C先生の出資をもとに、山内玲子を代表取締役として、友人数名で立ち上げる。設立目的は、会社の名前そのまま、美術と文学を融合した書籍の出版や、木口木版画の紹介などを通じ、日本とイギリスを結ぶ仕事をしようというもの。 |
1991年12月
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バイリンガル版『オスカーであることの大切さ』(木口木版画: イヴォンヌ・スカーゴン)を出版。出版記念をかね、最初の版画展を仙川のギャラリーつついにて開催。 |
1992年5月
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東急百貨店東横店に、「リリーとホッジ」ショップが開設される。
(キャラクターグッズが販売され、イヴォンヌ・スカーゴンの版画作品も販売された) |
1992年5月 |
主に東急百貨店からの広告料を基盤に約5年間「ありす通信」を発行。 |
1992年9月
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バイリンガル版『リリーとホッジとジョンソン博士と』(木口木版画: イヴォンヌ・スカーゴン)を出版。 |
1993年9月
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『リリーとホッジとジョンソン博士と』の出版を記念し、京都・京都書院にて木口木版画展開催。 |
1994年 |
〈あ・り・す〉オリジナル企画 雨田光弘絵の『ねこ古典ぱん』出版。銀座・ギャラリー悠玄にて原画展開催。 |
1995年 |
日本IBMより『ねこ古典ぱん』CD−ROM版が発行される。 |
2003年
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〈あ・り・す〉オリジナル企画 松原直子版画『Tales of Days Gone By』 (『今昔物語版画集』の英文版)出版。銀座・ギャラリー悠玄にて原画展開催。 |
2004年1月 |
〈あ・り・す〉オリジナル企画 松原直子版画『今昔物語版画集』出版。 |
2005年 |
タトル出版USAを通じ、『Tales of Days Gone By』と『ねこ古典ぱん』をアメリカ・カナダで販売。 |
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この間、仙川・ギャラリーつつい、日本橋・ギャラリー菊むら、日本橋・丸善、銀座・ギャラリー悠玄、柳橋・ギャラリーURANO、根津・りんごや、などで、年2回程度、版画展を開催。普通の会社勤めの女性やアートに関心ある主婦が、ちょっと背伸びをすれば買える価格を基準に価格設定し、イギリスの木口木版画の紹介につとめた。2001年から日本の木口木版画の作品も展示に加わり、イギリスと日本の作品が同時に見られるユニークな場所となった。また、イギリスの木口木版画家協会への日本人作家の作品紹介と橋渡しも行なった。 |