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2001.10.23 蔵めぐり

有名蔵Mに行く、いつもながら、リズミカルに仕込みをこなしています芋を蒸かす時間に雑談おやつに、赤いも、紫いも、あずまいも、を食べ比べ、赤いもが一番美味しい、地元でも人気ですと云ってました。コガネセンガンの味は後ほどに、白石酒造へ向かう一時間程で市来町湊町の桟橋に、甑島に渡る、フェリーの発着所で休憩、下甑島に渡ろうと思いましたが、今回はパス、片道3時間の船旅そして朝8時と13時の2回の発着です。下甑島にはとても美味しい吉永酒造の”亀五郎”があります、濃厚で渋みが旨い!!次回に行く予定です。 ここの海は、東シナ海に面してる為、”密入国禁止、不審な人物見たものすぐ110番”の看板が目に入る、ここから10分程で白石酒造さんに着く、今の時期は焼酎造りの最盛期で家族総出で、奥から社長が出迎えてくれた、事務所で新しい焼酎をご馳走に、”黒吉”と言う逸品、麹米に古代米(赤、黒が在る)を使い、まろやかな味わいを醸し出している、古代米は非常に高価な米で、贅沢な造りをしている、蒸は木樽の蒸し器、麹室で檜のテーブルで手揉みで麹を付けます。 次に、”珍多羅”芋44°ハナダレの部分を貯蔵、(生産が少ない為12月に入荷予定)冷凍庫からお猪口に、旨い!!初取りでも芋の香りが有る、これは人気の逸品になる!!  今日は時間が在るので手伝いを、まずはラベル貼り、出荷の分だけ、つぎに袋入れ、途中で、芋が蒸けたので、仕込みの手伝い、大きなホーローに仕込み麹を入れて、そこに芋を砕いて中に、社長の奥様が砕く前の芋を食べさせてくれました、これが焼酎の芋”コガネセンガン”旨い!旨い! こんなに旨いなら家庭でもと思い聞いてみたら、鹿児島では家庭でも召し上がるそうです、納得! 大きなホーローに砕いた芋がどっと入り、櫂が重く4人でまんべんなく混ぜます、結構重労働です。 後ろの甕を見ると芋と麹が醗酵して、地獄谷のようにボコボコしてます。後かたずけをしながら芋を残さずホーローに、奥では麹の盛りが始まり、温度を見て良くかき混ぜます、始めは富士山みたく、時間が経つと、火口みたいに、段段と大きく、社長がやってみると聞かれ、手揉みに挑戦、慣らしも挑戦、今日の仕込みはこれで終わり、これから天文館に、鹿児島の郷土料理を食べに、車で1時間私はホテルに車を置いて白石さまの焼酎が置いてある店に、先ずは”影法師”グラスでお湯割り、2杯と注文、一升瓶とポットが出てきた、少しずつ料理が運ばれ、目を楽しませてくれる、”影法師”で乾杯、何回飲んでも旨い!!鹿児島でも人気の焼酎、(買える店は少ない)中ほどで桜島の溶岩(30cm四方厚さ7cm)の上で地鶏を、小さい溶岩にはイカを焼きながらグイグイと”影法師”が旨いね!!満腹とほろ酔いで、カラオケの店に足をのばすことに、ここで焼酎”恋女”をお湯割り、10年古酒が入ってるので、柔らかい感じ、旨いがどっと酔いが回り始める、水で胃を休めることに、11時を過ぎたので帰り支度、宿まで送っていただきました。

白石社長、奥様さま、夜遅くまで有難う御座います!!


2001.10.22 蔵めぐり

朝5時起床、植木に散水して羽田に向かう、8時45分発鹿児島行きジャンボDC10型機が満席にはビックリ10時20分に到着、レンタカーで一路熊本の人吉へ球磨焼酎、豊永蔵へ着くと、丁度米が蒸し上がり麹室で麹付けの作業、私もシャツ一枚になり、麹室へ40度を越す温度と湿度の中で、手揉みで麹を付けます。
麹付けが終わり、布団で包んで温度を一定にしてから、事務所に戻り焼酎を試飲しながら、雑談し1982年の麦焼酎を飲ませて頂き感激!!ここの蔵はすべて手造りで有名な蔵です、手造りだから味にこだわり、量産しません、原料米はオーガニック認定、中々めぐり逢えない逸品です。
豊永蔵をあとに、鹿児島の川内町に向けて出発、川内の山の宿に泊まる、ここは川内の湯治場としてとても有名,温泉百選
に選ばれています、温泉は硫黄泉で川に流れている為、この付近に魚がいません、但し蟹は居るそうです



2001.10.21

蔵めぐり
今日は朝から鹿児島と熊本に行く支度で大変、気のままなんですが、今回はいつも行く蔵元さんですが、甕の麹を櫂で掻き回すことになって、少しお手伝いして来ようと思います。行く度に面白い発見があります。また甕の中から出来上がった焼酎を飲むのも楽しみです、寝かした焼酎はドライですが、出来たては、とてもマイルドです。
お店は22日(月曜日)23日(火曜日)連休いたしますので宜しくお願いします。
面白い話題と美味しい焼酎を求めて!


2001.10.15
頒布回のお知らせ

2002年1月より下記の企画で頒布会を行います。
現在、
日本酒評論家で日本酒輸出協会の会長でもある松崎春雄氏と日本酒ジャーナリストで「JAPAN TIMES」にコラムを執筆しているジョン・ゴントナー氏を選者に迎えました。
低迷する日本酒業界における新たな日本酒ファンの獲得と日本酒の味わいを再認識していただきたいと考えております。1年を通して日本酒の世界を楽しんでいただく企画となっております。

◆頒布期間    2002年1月から12月まで、全12回
◆ 受注締め切日 2001年12月5日
◆ パンフレットは店に置いてあります 
下記の人気のお酒をご覧下さい
〜日本酒利き酒名人選定酒 四季折々の香りをのせて〜
頒布月 銘柄 小売価格
1 七福神 大吟醸   & 初夢桜 純米吟醸 ¥3.000
2 酔鯨 荒走り    & 雪むかえ あらばしり ¥3.300
3 純米吟醸 ゆり   & 特別純米酒 るみ子の酒 ¥3.300
4 御代桜 大吟醸   & 純米吟醸 花かほり ¥3.000
5 やたがらす 大吟醸 & 千寿 純米吟醸原酒 ¥3.300
6 雪の茅舎 純米吟醸 & 竹葉 純米吟醸 ¥3.000
7 七井 雷都物語   & 金冠黒松 星の庵 ¥3.000
8 賀茂泉 藍人    & 梅乃宿 月うさぎ ¥2.200
9 川鶴 純米吟醸   & 龍力 特別純米酒 ¥3.300
10 神亀 ひやおろし  & 越の華 ひやおろし ¥2.800
11 大七 純米生もと  & 三井の寿 寒の蔵 ¥2.500
12 浦霞 大吟醸    & 千代の園 大吟醸 ¥5.000


2001年10月15日   月曜日は 定休日です。

 例年なら甲府の
池田ワイナリーは 葡萄の収穫時期だ。そこで 葡萄を搾る工程が見たくて電話をかけて確認した。なんと残念なことに、今年の天候が 好天続きであったため 先週で収穫も終わってしまったとか。例年なら まだ収穫してるのに・・・という、池田さんの残念そうな声。来年は 声を掛けてねと、念を押した。
池田さんのワインは
フレッシュなブドウしか仕込まない、家族経営だからできるのです。
 ワインは 普通の蔵が 搾る量の 半分しか搾らないんだ。初めの半分を池田ワイナリーが 残りは他所の蔵へ売ってしまう。
フリーラン方式(プレスランは全部搾りきる)だからワインにつき物の 渋味とか ざらつきが殆どない。透明なんだな。
 と、云うわけで休みは 家にいて 店の木製の棚つくりに 精を出す。つもりだったが、春咲く 球根の芽が 出掛かっていて気になっていたのを 先にせざるを得ない。フリージアに 水仙を植えて、アマリリスは 鉢上げだ。結構疲れてしまった。
 僕は 何にでも愛情を注いでしまうので 間引いた パセリまで 植え直して パセリが出来すぎて ひんしゅくを買ってしまう。
 経費節減で 店の改装は なるべく自分でやったが 壁紙や 床の クッションフロアは 玄人はだしだと自負している。妻に言わせると片付けが下手なので 一向に店がすっきり見えた気がしないそうだ・・・


2001.10.13 長女の運動会

保育園に通う2歳の長女の 運動会。 長男の運動会、に始まり、七五三、遠足、そして本日の行事、あとは来週の授業参観、懇談会で終わる。立て続けだと、忙しい。お弁当を作るのは,私ではないが カメラ係なので 付いて行く事になる。まだ小さいので、午前中の出番,お遊戯とプレゼントの貰える 競技を終えると すぐ失礼する。暑かったので、地ビールが飲みたくなった。気持を抑えて店に直行。娘を写したデジカメで今度は 店の宝である 焼酎を醸造する甕の、撮影をする。これは 恩人でもある友人の,Sさんからの プレゼント。鹿児島に転勤中に 幾つか集めて 自宅の庭の アクセサリーにしておられたうちの一つである。(地主さんだから、庭が広いのだ。)容量は二石,1.8リットル瓶で200本分である。
1番大きな三石の甕は、欲しかったが店に入らない感じだった。普通は蔵では三石の甕で 焼酎をつくるが,2石のは もちろん焼酎もつくるが 麹作りに使われる。こういう話は 蔵元様を訪ねるといくらでも話題が尽きない。今月は、10月22日(月)、23日(火)と、九州に出かける。
お客様には誠に申し訳ないことですが、この二日間は、店を閉めさせていただきます。
どうぞ宜しくお願芋うし?上げます。何処へ行くかは、秘密。戻りましたら ぼちぼちと。
今年の、蔵元様へは今月で終わりだろうか。今ごろ、蔵は 焼酎作りの忙しい時期なので 度々お邪魔するわけにも行かない。
お客様、どうぞ店に甕をご覧になりにいらしてください。


2001.10.12 帆布の クイックアートさん
ホームページのトップに 店の写真がある。
ご覧頂くと 染め抜きの 店の名前の入った帆布が 正面左に 見える。
じつは これは 家内の手作りで 文字は 一見染め抜き、
実は 紺色地の布に 白い色の アイロンプリントなのだ。
時間と経費の節約に、宣伝をかねて取り付けた。
このアイロンプリントは 福井県の(トップページ http://www.quick-art.com/page4.html
クイックアートさんの製品です。大手パソコン店ではこの製品が購入できます。
次のページには 辰己の帆布が http://www.quick-art.com/page4.htmlの 
アイロンプリントの作品例で 掲載されてます。

実は 作品例に 掲載を希望しますと 応募したのですが とても気に入ってくださり
どっさりと ご褒美に アイロンプリントを頂いてしまった他に、
★プロモーション★に ご利用くださるという嬉しいお申し出まで おまけについて おお喜び。

店の のぼり旗の 魔王、豊永蔵も 同じ手法、+URLの額も同じです。
制作方法をお知りになりたい方は ご一報ください。
どのようなプロモーションに お使いいただくかは 又後日。


10月10日
今朝、種子島の塩の製造元
“小浜の塩屋”関さんから 電話があった。
『特種宝島』というTBSテレビの番組で、塩をテーマに番組を企画中とか。
塩の流通経路の過程という、テーマで取材する中で、我が店“辰己“を取材の店に
ご指名いただいたとか。
と、云うことは、もし、この企画が実現すれば,辰己がテレビに出るかもしれないと・・・
これは面白いことになりそうだ。店の宣伝にもなるぞ・・・・
 それで 朝から片付けに余念が無いわけです。


<2001.10.8>
本日は、月曜日。国民の祝日、体育の日です。店は、定休日の為、お休みさせて頂い
ております。あいにくの天気となって、運動会を予定しておられたお客様には、誠に
残念なことでした。台風が接近しているのでは、致し方ありませんね。お弁当作りに
昨日から準備をされた方も御ありでしょう。うちの小学1年の息子の運動会のお弁当
は、定番です。遠足でも何でも、リクエストは同じなのです。ちなみに、アスパラの
ベーコン巻き、プチトマト、卵焼き、エビフライ、おにぎり(中身は酒ならぬ鮭,昆
布の佃煮)です。話を元に返しますが、我家は、数えで3歳の娘の七五三のお祝いを
致しました。11月15日より前の月曜日が 店の定休日とかさなる旗日というこの日を
選んだわけですが、地元の神社におまいりすると、何組も同じ七五三組がいて、用意
のいい家族に感心いたました。早めに手を打てば、美容院、レストラン、記念写真、
待たされずにすみますね。おりしも本日は大安でしたから、手抜きで、外食のお祝い
と目論んでいた、親の胸中を察してか、日本料理のお店は、前以て予約したにもかか
わらず、お見合いや、結納の席に先を越されて、個室がとれず、急遽、自宅で、手作
りの宴となってしまいました。 手巻き寿司と煮物、手製の糠みそ漬、乾杯は、もち
ろん
イケダワイナリーの白ワイン。★さっぱりとして うまい。★ほかにアサリの潮
汁とホタテなどのマリネが加わるはずが、出し忘れてしまった。両家の祖父母、家内
の妹の身内ばかりの宴?ではありますが、食器だ、テーブルだ、座布団だ、何だかん
だで、一騒ぎ。でもコレも、会を重ねると 要領も分かるし アイデアも湧いてく
る。まだ駆け出しの我が地酒の店、辰己での お客様との 宴の企画に生かせると思
う。料理には、自慢じゃあないが心得があるので、(本日の鯵のお作りは、僕の腕に
よるのだ。)早くこのような機会がもてるようになりたい。ところで当の主役の子供
達は、浮き足立って、ごちそうどころでなかったのはいうまでも無い。
2001.10.4


2001.10.4
日本酒フォーラム(日本全国の地酒が集まる会)に出かけました。
東京霞ヶ関ビル、朝10時開演、朝から酒が飲める日だ
まず最初は焼酎コーナー宮崎醸造の社長さんが見えている。甕仕込み手造り、1000石の小さな蔵です。
日本航空の機内にも置いてある“半ぴどん”が有名。度数が高いが“己”という名前の 焼酎は 飲んで美味しかった。家の店の辰己にも共通していて親近感も沸く。聞けば 干支ごとに ネーミングしているのだそうだ。
来年は、もちろん“馬”   辰己では
麦焼酎“25°源次郎”を置かせて頂いている。
有名な
三十三人衆の所へ 純米が旨い、販売数で取引OK、  埼玉の神亀、日本中の蔵に名を轟かせた蔵サッパリしていて飽きのこない食事中の酒、 つぎは龍力特別純米これは私好み、酔っ払ってきたので
食事に お弁当付きで会費2.000円、の割りに 豪華な幕の内だった。美味しかった。
また新しい酒をと思い、目に付いたのが
群馬の尾瀬の水(名水百選)を使用した生酒原酒これはイケル!10月末には入荷の予定、辰己に逸品が加わりました。
午後からお店、アルコールが抜けず疲れた一日でした

2001.10.24 蔵めぐり

起床8時、朝食のバイキングを食べ、一路鹿児島空港へ少し時間があるので空港前の西郷隆盛館へ外見は武家屋敷中に入ると直ぐ売店が広々と抜けると中庭、中央にデン〜ト西郷隆盛の銅像(15メートル位) さあ羽田に向けて、飛行機の中でグッスリ気が付いたら羽田,そのまま辰己へ、一日ボーと仕事してました。
西郷隆盛館の正門
西郷隆盛の銅像
甑島
吉光庵の入り口
吉光庵のカウンター