ネオクラシカル万歳!
〜YJMコンチェルト来日決定記念〜
   
80分MDに編集してみました。
他にも入れたい曲や紹介したいギタリストがいるんですけど、第一弾としてはこんな感じで・・・
それにしても、ジャケット見てるだけでもなんか楽しいですね(笑)。
トラック
ジャケット
バンド(アーティスト)名
曲名
/ アルバムタイトル
ギタリスト
コメント
1.

YNGWIE MALMSTEEN
Icarus Dream Fanfare

/ Concerto Suite for Electric Guitar and Orchestra
in E flat minor Op.1- Millennium ('98)

YNGWIE J.MALMSTEEN
王者の悲願、ここに達成!やっぱモノホンのシンフォニーは迫力が違うね!原曲も素晴らしいのでそっちも必聴!
ところで、コンチェルト来日コンサートに生粋のクラシックファンは足を運ぶのでしょうか。「うおおお、インギー!!!」とか野太い声援が飛ばしたりしたら、やっぱマズイですよね(笑)。
2.

TONY MACALPINE
Wheel Of Fortune

/ EDGE OF INSANITY ('85)

TONY MACALPINE
彼こそが、ネオクラシカルインストの創始者と言っても過言ではないだろう。単にクラシックをなぞるわけではなく、キャッチーなメロディーとテクニカルなギターをうまく結びつけた楽曲が◎。bsのビリー=シーンが相変わらずの存在感を見せ付けてる。
私的な話ですが、以前タワーレコードで彼の店頭ライブを見たことがあるんです。それも距離1Mで!ほとんど目をつぶって弾いてたのにはビックリした記憶があります。あの極凄フレーズを・・・
3.

VINNIE MOORE
April Sky

/ TIME ODYSSEY ('88)

VINNIE MOORE
ネオクラシカルは彼の一部に過ぎない。それもあるといった感じ。ジャズ・フュージョン寄りのフレージングは、滑らかかつ正確無比。この曲も一音一音丁寧に仕上げていった感じで彼の個性が良く出ている。COOL!
4.

RACER X
Y.R.O.

/ STREET LETHAL ('86)

PAUL GILBERT
おそらく誰よりもクラシックの手持ちレパートリーが豊富だろうし、実際クラシック編の教則ビデオを出したりしてるんだけど、彼はネオクラシカルなプレイヤーではないよね。
彼の場合は純粋にYJMショックでギターを巧くなる必要を感じて、その中で消化したって感じ。実際、彼の書く曲にクラシカルなものは少ないし。
で、Y.R.O.ってのは「インギーのパクリ」の意味。エチュードを驚異のピッキングで弾ききってます。
5.

JOEY TAFOLLA
Eternity's End

/ OUT OF THE SUN ('86)
JOEY TAFOLLA
トニー・ポールに師事したという時点で期待度大でしょ。スタイル的には、トニーに近い。ただ、もっとメロディーが分かりやすいってのが特徴かな。YJMバンドにいたウォーリー=ヴォスが印象的なベースソロを弾いてる。
6.

JASON BECKER
Altitude

/ PERPETUAL BURN ('88)

JASON BECKER
泣かせるなあ・・・「AIR」も捨てがたいけど、このむせび泣くヴィブラートがメロディーがたまらんのよ。
とても10代の頃の作品とは思えん・・・
7.

IMPELLITTERI
Father Forgive Them

/ SCREAMING SYMPHONY ('96)

CHRIS IMPELLITTERI
この疾走感はYJMにはないオリジナリティーだな。インペリテリ流の「メタルとクラシックの融合」がよく表現できている。
ザクザクしたリフと、ロブ=ロックの歌唱もポイント高しだね。
このアルバムは、疾走様式美の宝箱!
8.

VITAIJ KUPRIJ
Opus 1

/ HIGH DEFINITION ('97)

GREG HOWE
これがネオクラスタイルの初披露だったんだけど、この巧さは何?ヴィタリ=クープリのkeyに平気でユニゾンつけていけるし、メーター振り切っちゃってるよ・・・
確かに普段のフュージョンスタイルからちょっとモードを換えれば、いっちょあがりなのは分かるけど・・・
ほんとビックリ。
9.

JAMES BYRD'S ATLANTIS RISING
Into The Light

/ JAMES BYRD'S ATLANTIS RISING ('91)
JAMES BYRD
YJMが「彼は本物のプレイが出来る一人だ。」と言ったとか。それは、友達になってくれた数少ない一人って意味(笑)?
スタイルとしては、YJMとウリ=ロートの中間といった感じ。曲も典型的な様式美HR/HM。
10.
SORRY...

JOHN HAHN
Captain Courageous

/ OUT OF THE SHADOWS ('92)

JOHN HAHN
スタイルとしては、ヴィニーに近いね。メロディーとかが。うん、巧い。
しかし、このうすっぺらいリフサウンドはどうにかならなかったのかなあ。
11.

ANGRA
Carry On

/ ANGELS CRY ('93)

KIKO LOUREIRO
この人にはもっと弾け!って言いたい。マイケル=ロメオみたいに。実力の10分の1も出してないって感じ。
このバンドにはネオクラシカルを追求してほしいのだが・・・
12.

SYMPHONY X
Out Of The Ashes

/ THE DIVINE WINGS OF TRAGEDY ('96)

MICHEL ROMEO
彼のプレイはネオクラシカルスタイルの最終進化形といった趣。ピッキング・フィンガリング・その他のテクニックの水準が異様に高いし、フレーズに独自性がある。
ドリームシアターに代表されるプログレッシブな要素とか、クラシックの持つ荘厳さ・怪しさ等、美味しい要素がてんこもり!
ただ、YJMの体型は真似なくとも・・・ってもともとか(笑)。
13.

GEORGE BELLAS
Fast And Furius

/ MIND OVER MATTER ('97)

GEORGE BELLAS
この人のテクニックはターミネータークラスだね。スウィープアルペジオの速さなんかはとても人間業とは思えん。
この2ndは各曲の完成度が高い。うん、メロディーのセンスもオリジナリティーがあるよ。それと、dsのディーン=カストロノヴォの素晴らしいプレイもポイントだね。
14.

KELLY SIMONZ
Fly Away

/ SILENT SCREAM ('99)

KELLY SIMONZ
YJMに凄く近いんだけど、彼のギタープレイ・楽曲からは他には無いモダンさがあるんだよなあ。
イモ臭くないっていうか、洗練されてるっていうか・・・
やっぱ今後も要注目っす!
15.

AT VANCE
Four Seasons-Summer

/ NO ESCAPE ('99)
OLAF LENK
voが好みじゃないせいか、あまり気に入ってないのが本音。でも彼のテクニックは申し分ないものだし、クラシックをメタルアレンジした、この曲はスリルに溢れてていい感じ。
16.

MAJESTIC
Curtain Of Fire

/ TRINITY OVERTURE ('00)
MAGNUS NORDH
ネオクラシカルな部分はkeyのリチャード=アンダーソンによるもので、彼はきっとタイプが違うね。キコ=ルーレイロとかジョン=ペトルーシみたいな「何でも派」でしょう。今後、曲作りにも参加していって個性を伸ばして欲しいものです。まだ弱冠20だし、楽しみ!
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