敷地の中で道路から引きをとって建物を配置し、コンパクトに建てた住宅。70才代のクライアントに対し、家全体でできるだけ温度差のないように提案。壁内の断熱材充填に加えてGWボードを外貼りして断熱性を高め、蓄熱式の床暖房(アクアレイヤー)を使用することで室内温度を安定させるようにしています。また、設備機器に頼るばかりでなく、夏期には床下から北側の外気を引込み、天井段差部分の窓と換気扇で排気ができるよう断面も計画し、心地よくすごせるようにしています。
所在地:神奈川県横浜市 敷地面積 :174.84 m 2(52.88坪) 建築面積 :68.34 m 2(20.67坪) 延床面積 :84.47 m 2(25.55坪) 竣工:2003年11月
外壁:中空セメント板 床:桧無垢フローリング 壁:シナ合板 天井:PB+塗装 オリジナルキッチン、造作家具、 床下換気、蓄熱式床暖房アクアレイヤー 外貼断熱、鉄骨造バルコニー、ウッドデッキ
撮影:OBW
階段室 踊場奥にも窓 天井の一番高い部分に換気窓と換気扇 これで風が抜けると心地よい風が入ってきます
断面図 このように風が抜けます バルコニーと庇が夏期の 太陽光線の直射をカット
浴室 在来工法タイル貼の浴室 シンプルに仕上げ、随所に手摺を設置 目地は汚れの目立たないグレー
キッチン L字型に囲まれたセミオープンな形 大工さん手製のオリジナル レンジ前はステンレス貼
キッチン内部から 吊キャビネットがあるので 少し閉じた落ち着いた感じ カウンターを介して食器の上げ下げはやりやすいです
ダイニングから リビングと玄関の方向を見る 桧の床は素足がここちよい
階段室 2階 階段の中央が洗面台 これをぐるっと回って登ってきます 上部に換気窓と換気扇中央の吹抜けに貼り出した部分は本棚になっています
2階から見た吹抜け ブリッジを通って反対の部屋にも 行く事が可能です ブリッジの床はスノコ
反対側から 2階の奥が主寝室 室内窓で吹抜けともつながります
主寝室 3枚引戸の向こうが吹き抜け 天井は屋根の勾配なりにナナメです
主寝室 造り付けのクローゼット さらに奥にはウォークインクローゼット ここも上部に窓と換気扇風通しはバツグン
建物巾いっぱいのバルコニー ここだけはメッキしたスチールの骨組 スノコ上に貼ったのは堅いデッキ材
夕方の様子 吹抜け廻りはブリッジ下に 配線ダクト+スポットライトで照明を
夕方の様子 外から
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