1階を親世帯、2〜3階を息子の世帯とした２世帯住宅。出入口ほかをすべて別にし、少し距離感が保てるように工夫されています。しかし、さりげなくつながるように２階への上がり口が、１階のテラス、居間につながるように計画しました。両世帯とも、将来の変化に合わせて対応できるように、シンプルな鉄骨造を採用しています。
　　建築工房匠屋・来馬氏と共同設計

所在地：埼玉県所沢市

敷地面積 ：228.48 m 2（69.11坪）
建築面積 ：100.06 m 2（30.26坪）
延床面積 ：210.60 m 2（63.70坪）
竣工：2002年4月

外壁：中空セメント板
床：桧(2階)・ナラ(1階)フローリング、
壁：シナ合板、PB+ルナファーザー塗装
天井：PB+塗装

オリジナルキッチン、造作家具、
床暖房、鉄骨造バルコニー、ウッドデッキ、ホームシアター

撮影：OBW,建築工房匠屋

1階浴室

出窓状の天井から採光
横に換気窓
浴槽脇には腰掛けられるよう
スノコ（カガミに写っています）
も用意しました

2階へのアプローチ

角地の視線を受け止めるためRC造の存在感あるかたまりです
RC箱の内部は倉庫になっています

RC造の壁と階段

踊場から右に降りると
1階居間の前にあるテラスへ

玄関前とバルコニーにつながる

床はウッドデッキ
最近手に入りにくいジャラ材です

2階の玄関

玄関前にはガラス屋根がかかります

2階バルコニー

リビング・ダイニング前には
テントが開閉式で付いています

2階玄関内部

2階は骨組をあらわし、少し力強く
3階の床は木造で組みました

2階のリビング

一部吹抜けています

吹抜け上から見たところ

本格的なホームシアターです

右手中央の梁に
100インチのスクリーンがついています

バーチカルブラインドで光を調整

白木のスピーカーたちが
インテリアにピッタリ
床は桧の無垢材

右側の棚中央がオーディオ系を
納めるところ
裏から配線がいじれます
一番上にプロジェクター

キッチンと隣接する収納群

右奥はユーティリティと納戸

ダイニング

片方がベンチという組合せがいいです

キッチン

ステンレスで作ったワークトップ
を載せたシンプルなつくり
現在ではご家族も増え
収納を作り足しました

AEGのヒーターとガスレンジ

壁際にはガラスの汚れどめ

キッチン奥の天井は一面のトップライト

北側でもあかるいスペースになりました

2階のベッドルーム

2階浴室

天井の高い浴室です
上部は桧の仕上げ

浴室天窓

換気扇もついています

2階トイレ

小さくてオシャレな
ホーローの手洗ボウル

3階

ロフト感覚のラフな雰囲気
書斎と将来の子供のスペースです

吹抜けの正面は一面の窓

上部には排煙と換気の窓