最終更新2003年3月31日

雑記帳(2003年3月)


Back to the Home

3月31日  今日読んだ論文の1つは,移民によるビジネス立ち上げに関するもの。もちろん,自分の研究はこれと直接関係ない。「農業への新規参入」というとどうしてもやれ「資金が足りない」だの「技術が足りない」だの,という話になってしまうのだが,農家の子供が親を継ぐという形態が大勢を占める中,いきなり農村に飛び込んで農業を始める「新規参入」に最も近い現象とは何だろう,と考えた挙句にたどりついたのが「移民によるビジネス立ち上げ」というわけ(異文化の世界に飛び込んで商売を始める,という点で農業への新規参入と状況が似ている)。ビジネスを取り巻く環境など農業とは異なる部分も多いのだが,ヒントを得られる部分も大きいようだ。何故今まで気づかなかったのだろう。不覚。
 今日も帰宅後に30分ほど庭の雑草取り。来月いっぱい続ければ一掃できる,というところか。というわけで,明日から4月です。
3月30日  夏時間開始。いままでより一時間早くなった。昨日の7時は今日の8時。つまり,いつもと同じ生活を送るためには1時間早起きしなければならない。そしてその分夕方が長くなる。昨日までは「夜7時頃まで」明るかったのが,今日からは「夜8時頃まで」明るくなった。ちなみにどのように夏時間に変わるかというと,深夜0時59分から1時になるときに,1時にならずに2時になる。ということで,昨日深夜から今日にかけて,時計をシコシコ夏時間に修正。
 今日は午後に庭掃除。雑草との戦いが続く。日も伸びたことだし(笑),しばらくは一日30分雑草取りに励みます。「生活編」を少しだけ更新。
3月29日  午後に庭の草取り。よくよく見ると雑草がたくさん生えていて,2時間余り作業をしたのに全体の5分の1ほどしか終わらず。ただし,作業中に物音がしたので振り返ると,上の階のおばあちゃんが窓から手を叩いて俺の作業をたたえていた(笑)。
 夜は近所の農業者とそのパートナーを夕食に招待。実は明日から夏時間が始まるのだが,酪農家である彼は,明日午前に用事があることもあり,4時半に搾乳を始めるらしい。彼らが帰ったのは夜10時半。が,実は11時半と考えないといけなかった。一方の自分は,「明日が日曜日でよかった(笑)」。
3月28日  祝4,444カウント。
 昨夜,とある実務家にメールを出したのだが,今朝チェックしたら,彼から返事が来ていた。しかも受信は0時54分! 英国に来て初めて夜中まで仕事をしている人を発見! しかも,調査もウェルカムということで願ったりかなったり。
 今夜はスタッフ3名を夕食に招待。1月から招待していたのだが3名の都合がなかなか合わず,ようやく今日となりました。
3月27日  ブレアとブッシュが会談をしたようだが,BBCは「War Summit」と言っていた。それにしても,ブッシュの会見はなぜあそこまで内容がないのだろうか。ブレアと並ぶと月とスッポンほどの差がある。
 大学で自分にあてがわれている部屋はAcademic Visitor用のもので,最大5名収容可能なのだが,現在滞在中のVisitingは自分しかいない(これも小キャンパスならでは)ということもあり,パートタイムのスタッフも使っている。その中にはきちんと学位を持ち,非常勤で講義も持っている人もいて,その人は卒論の指導もしている。現在佳境ということもあり,学生が指導を受けにやってくる。
 その中に面白いのがいた。彼は昨年卒業に失敗して今年再チャレンジしているのだが,スタッフが「なぜ落第したのか」と聞いたところ(これも凄い質問だ),その学生「lack of understanding(理解の欠如)」と即答! しばらくの間があった後,「なぜ理解できなかったのか?」と教官は聞き直していたが,お前それ答えになってないだろう!と思いつつ,笑うわけにもいかず,なかなかつらい時間を過ごしました(笑)。
3月26日  午後に教官の定例ミーティングがあると連絡を受けて行ってみたら4人しかいなかった。本当なら20人位いないといけないのに(笑)。まあ,研究上役立ちそうな情報をもらったのでよしとしよう。
 気がつくと日が長くなり,7時頃まで明るい感じになりました。庭の芝生も伸び始め,春を感じます。ということで,これからは庭の手入れが日課になりそうな今日この頃。
3月25日  Plymouthキャンパスに行ってきました。今までPlymouth自体には2回ほど行ったことがあるのだが,いずれも海辺であったのに対し,Plymouthキャンパスは海からやや離れたところにある。電車で行ったのだが(一人で行く場合車よりも安い),キャンパスまで駅から歩いて数分で便利。欲しい資料も大体手に入り,見当たらなかったものも予約を入れたので,近いうちに手に入るはず。
 Plymouthキャンパスの感想ですが,まあ日本の地方の国立大学とほぼ同じ雰囲気です。イギリスにしては景観が美しくない。何かが中途半端。我がSeale-Hayneキャンパスの方が「英国らしい」と思った(生活は不便だけど(笑))。
 ちなみに朝は8:55発の電車に乗るつもりだったのだが,寝坊したのであきらめ,次の9:40発の電車に乗るべく駅に行ったら,8:55の電車は大幅遅れでまだ到着していなくて,結局9:40発の方が先に来た。朝から得した気分になった(笑)。
3月24日  昨年7月から放置していた「Devonって」を初めて更新。更新といえるような代物ではないが(苦笑)。
 週末に隣のフラットを借りるかもしれないと言っていた同僚は回避したそうだ。曰く「家具つきだったから」。彼はそれなりに家具を持っているので家具つきだと家具があふれてしまう,ということだが,我々が賃貸物件を探した時は全然家具つき物件がなかったのに,なんとも皮肉である。
 今日は研究の進捗状況を整理。読まなければならないもの(読み直し含む),コンタクトを取らなければならないところ(不発に終わったコンタクトの再チャレンジ含む),考えなければならないこと(以前整理しきれなくて放ったもの含む)と,結構あります。一日も無駄にできません(苦笑)。夜は,年末に英訳した論文の再度の校正。あいかわらず作業はしんどい。
 明日はPlymouthキャンパスに遠征します。メインキャンパスの図書館で資料収集。それから,メインページでお知らせしていましたが,26日(水)3:00〜19:00は,BIGLOBEのサーバー交換作業のため,アクセスできないそうです。英国時間では25日(火)18:00〜26日(水)10:00になりますので,明日の更新は間に合わないかもしれません(更新しても更新後にすぐ見られなくなる)。ということで,26日(水)19:00以降にまたお会いしましょう。
3月23日  午前中に車2台を洗車。午後はかみさん専用ザクを駆使し夫婦でドライブ。最初にガソリンスタンドで給油してから出発するはずが,給油口のフタが閉まらなくなった。フタはキーで開閉するタイプなのだが,キーを回してもフタが閉まらず,挙句の果てにはキーが抜けなくなってしまった。急遽ガソリンスタンドで「ユニバーサルキャップ」(笑)を買い,フタをすることはできたのだが,次の問題はキー。フタを閉めようと無理をしたせいで,キーが柄から緩んだ状態(この日本語正しい?)になり,エンジンをかけようとしても柄とキーの間が空回りしてしまい,かからない。中途半端にキーが噛んだせいで抜くこともできない。そこで近くのスーパーでボンドを購入,キーを柄に再び固定し,エンジン始動に成功。
 普通なら,ここで今日は運が悪かったとあきらめてドライブは中止するものだが,強引にそのまま出発(笑)。南隣の町Totnesで遅めのランチを取り,その後Torquayをぶらついて夜に映画(Chicago)を見て帰宅。Torquayにある映画館は小さく,3つの上映室のうち我々が入ったホールは100席ほどのキャパ,しかもChicagoは一日一上映だったのだが,客は我々を含め4名しかいなかった。来週には上映終了する模様。ギリギリ見られてよかった。
3月22日  昼飯を食べていたら近所に住む同僚が訪ねてきた。彼は同棲中だったのだが,このたび解消することにしたそうだ。今まで住んでいた家は同棲相手の持ち家なので,彼は家を出なければならない。できれば近場に住みたいので借家を探したところ,うちの隣のフラット(フラット2<うちはフラット1)が賃借人募集中らしいということで情報収集に来た。フラット2は普段誰も住んでおらず(時々誰かが泊まっている),生垣はボーボー,芝生もひどい状態なのだが,彼が隣に引っ越してきたら楽しみが増えそう。ところで,隣のフラットは一人暮らしにはちと広すぎる。新しい彼女?と思いつつ,とりあえずは様子見(笑)。
 今日は午後に庭の手入れ。夜はキャンパスの同僚(というか講師)にかみさんと2人で夕食に招待されてきました。やはり田舎の人は親切でいいなあと思っていたのだが,彼らによればイギリスは安全でないのでお互いにあまり親切にしないという。実際,彼らは街から10マイルほど離れた結構な田舎に住んでいるのだが,彼らは決して子供を目の届かないところで遊ばせないそうだ。なぜならば誘拐の恐れがあるから。一見安全そうにみえる我が街Newton Abbotだが,実際には危険が身近にあることを再認識しました。
3月21日  学生に夕食に招待され,夜10時頃に帰ってきたのだが,そのままうたた寝をしてしまい,現在22日午前2時半。まあ週末だからよしとしよう。
 朝,コーヒーを注ぎにスタッフ用控え室に行ったら,教官の1人と遭遇。「Hi! Tomohiro, Working Hard? or Hardly Working?」 このギャグは高校の頃に流行った(もちろん流行ったのは内輪だけで,世間一般には全く流行ってないと思う(笑))のを思い出した。確か「Study hard!」に対抗して「Hardly study!」だった。
 話は戻るが,仲良くしてもらっている学生達は皆この秋に卒業を控えていて,大学にいるのは実質的に6月まで。彼らとの交流もあと3ヵ月余りになってしまった。この間,個人的には色々と経験させてもらったが,肝心の研究の進捗がいまいちかもしれない。ギアを入れ替えねば。
3月20日  イラク攻撃がいよいよ本格化し,BBCのクウェートからの中継では,レポーターがガスマスクをつけて登場している。が,ちょっと待て。服は普通じゃないか,それじゃBC兵器から身を守れないと思うのだが。
 研究遂行上,目を通すべき資料をまとめたら,ほとんどがプリマスキャンパスの図書館にあった(涙)。いちいち取り寄せていたらキリがないので,来週に遠征することを決断。こう考えると,やはりキャンパスは統合した方がいいかもしれない(笑)。
3月19日  イラク攻撃開始が迫り,テレビのニュースもイラク関係がほとんど。もっとも,その陰で消防士がストライキを構えているあたりに英国らしさが出ている。
 英国は米国と同じく戦争当事国であるが,日常生活にはあまり変化はない。ガソリン価格も確かに上がっているが,こちらに来てから一番高いというわけでもない。個人的に戦争を一番実感するのは,円ポンド相場の乱高下(苦笑)。
 今日は,日英農業の基礎データの整理。改めて見ると,土地面積を見ると日本はイングランドの3倍近くあるのだが,農地は半分しかなかったり(英国では70%以上が農地だが,日本は70%弱が森林),なかなか面白い。さらに地域別にブレイクダウンしているのだが,日本の場合と違って土地勘が働かないのでまだぴんとこない。他には文献の検索。うちのキャンパスの図書館は蔵書数が少ないのでほとんどがメインキャンパスからの取り寄せになる。正直,日本にいた時と英語文献へのアクセスはあまり変わらない。まあ,英国には現場に入るために来ているのだからその点は我慢せねばならないのだろう。
3月18日  年末にやった論文の英訳,今日その最終校正をやった。ボスにチェックしてもらったのだが,「Small Change」と言われたし,電子ファイルでのやりとりだったので最初は気づかなかったのだが,改めて見ると間違いが出てくる出てくる(笑)。A4で10余枚のペーパーに修正が100箇所以上。おかげで頭痛くなりました。
 今日は旅ログを更新。旅ログの書き方を変えました。というのは,「面白かった/面白くなかった」ということを明確に示したほうが情報として有用だろうと。「○○に旅行に行く」というと,こっちのスタッフから「○○に行くなら××には行くべきだ」と言われ,実際行ってみたらつまらなかった,ということがよくある。もちろん,この評価はあくまで主観的なものですが,日本人が英国に求めるものといえばやはり歴史だったり田園風景だったりするわけで,こういう書き方の方が何かの参考にはなるでしょう。
3月17日  スタッフから,何かのセッションがあるのでそこで日本の農業(そのスタッフは農地貸借の研究をしているので特にその分野)についてプレゼンをしてくれないかと依頼があった。時期は4月末とのこと。いつかこの手のものは来ると思っていたが,こういうネタはいつ振られてもすぐ対応できるように準備しておかねば。英国に来て一番痛感するのは,農業に限らず日本のことをもっと勉強しないと,「日本」なり「日本人」の何たるかを示せないということ。ありきたりの話だが大切です。
 イラク問題は風雲急を告げてきました。英国も閣僚が辞任したり大荒れの模様。このまま攻撃,ということになったら,攻撃へのスイッチを押したのは他でもないシラク大統領だろう。世論が味方しているのをいいことに,あまりにも英国をコケにした発言をして,英国を切れさせてしまった。もちろん元凶はブッシュだが,原因ときっかけは別。
 などと思いながらテレビを見ていたら,夜0時に上の階のおばあちゃん(91歳と判明)がやってきて,友達が帰るところだが変な駐車をしている車があって友達の車が出られない,という。見るとそのお友達とは白髪のダンディなおじいちゃんであった。おばあちゃんもなかなかやります(笑)。
 ちょっと疲れたので,今日は「今日の一枚」の更新のみ。
3月16日  無事に南東部から戻ってきました。ドーバーまで行ったといえばお分かりでしょうか。3日間で1100キロ以上走り,夜10時半過ぎに家についたところ。今日はとっとと寝ます。
3月13日  昨日の大土地所有機関調査だが,本日リプライがあったのが,Royal Society of Protection of BirdとDuchy of Cornwallの2機関。日本語でいうところの「王立野鳥を守る会」と「皇太子」である。両方ともこちらが希望した情報は基本的に提供できるという方向のよう(調べる必要があるので何日か待って欲しいとのこと)だが,なんともRoyalづいた一日であった。ちなみに「皇太子」は当然ながらアドミニスタッフが連絡をくれたのであって,皇太子本人じゃないです(当たり前)。
 今日オーストラリア人のスタッフと話していたら,彼の友人(オーストラリア人)が東京で働いているという。何をしているかと聞いたら,英語を教えているというので,てっきり語学学校系だと思い,「Which School?」と聞いたら,「Columbia University, Tokyo Campus」だという。「Columbia University? in America?」「Yes」「Does Columbia University have a campus in Tokyo?」「Yes」ということで,コロンビア大学には東京キャンパスがあるらしい。知ってました? ネットで検索したらきちんとありました。俺が知ってるこの手の大学はテンプル大学くらい(笑)だったのだが,これもちゃんと残ってる(残っているとは失礼か)。
 明日から英国南東部への旅に出かけます。日曜日に帰宅します。先月のCornwall旅行と同じく,B&Bが電話が使用可能かどうかわからないので,更新は日曜までお休みするかもしれません。
3月12日  花粉症がひどくなったのか,単に風邪気味なのか,目のしょぼしょぼがひどいので,一日家で静養。とはいえ,家で何もしないわけにもいかないから,昨日から引き続き大土地所有機関のチェック。こういうことやってるから目がしょぼしょぼするのかもしれないが。
 BBCニュースを見ていたら,「Bend It Like Beckham」という映画が米国で上映されたとかで,ニューヨーカーに意地悪インタビューをしていた。曰く「あなたはベッカムを知っていますか?」 日本だったら知らなかったら相当すごいが(笑),ニューヨーカーのほとんどは「知らない」とのつれない答え(もっとも,そういう答えばかり編集してるのかもしれない)。挙句の果てには「わかった! スパイスガールズのHusband!」と言われる始末(笑)。ブッシュのアホさ加減といい,米国人の国際感覚を一度検証したいものだ。
3月11日  朝からのどが痛く涙目っぽい。風邪かなあと思いながら大学に行ったのだが,目がしょぼしょぼするし,同僚から「目がいつもと違うよ」と言われてふと気づいた。日本では今花粉症の季節だと思うが,こちらでも何らかの花粉が飛んでいて,それに反応してるのかもしれない。同僚に「日本では毎年この時期にPollen Allergy(花粉アレルギー:直訳過ぎか(笑))に悩まされるのでそれかもしれない」だと言ったら,「ああ,Hay Feverね」とあっさりとした対応。ということで,花粉症のことをこちらでは「Hay Fever」といいます。直訳だと「干草熱」(笑)なのだが,さすが国土の70%以上が農地,しかもその大半が草地の国ならではの呼び名。
 いつもは帰宅してからも仕事を続けるのだが,昨夜友人から教えてもらったページを思わず全部読んでしまい,おかげで今日は自宅での作業が進まず(苦笑)。
 研究の方は,英国には大土地所有者(機関)が多くあり,彼らの動向が自分の研究課題に大きな影響を与えることがわかってきたのでそれを調べているのだが,それが国防省とか皇太子だったりする(笑>このタイミングで国防省のインタビューとかできるんだろうかいう気も)。大変だが面白い。もっとも,これはあくまで研究の入り口なのだが。
3月10日  祝4,000アクセス! ついでに読書日記更新しました。
 今朝車を見たら被弾10発以上(涙)。春になって鳥の活動(消化活動含む)が盛んになっているのだろうか。こんなところに春を感じたくはないが。
 研究の方は可もなく不可もなく。統計とにらめっこ。一日こもって,できた表が1つだけという感じなのだが。それにしても英国政府,もう少し統計をきちんと整備して欲しい(もっとも,うちのキャンパスの図書館がダメなだけかもしれないが)。
 さて,高校の同級生から結婚が決まったとの知らせが。英国の地から心のこもったかつ笑いの取れるお祝いを送らねばと色々ネタを考えているところ。せっかくの機会なのでじっくり考えます。
3月9日  昨日のコンクリート入り洗濯機(笑)を運んだ後遺症で,今日は腕から手の先まで筋肉痛。筋肉痛を押して(笑),洗車2台。今度の週末は英国南東部に出かけるので,今のうちにきれいにしておこうと。
 が,洗車が終わった5分後に,鳥からの落し物5発! すぐに除去したものの,なんともむかつく。我がフラット用の駐車スペースの上空には大きな木があって,そこに止まった鳥たちからの「被害」が絶えない。ちなみに,かみさん専用車「ザク」にちなみ,我が家では糞害のことを「被害」ではなく「被弾」と呼ぶ(例:「ザク被弾3発」)。
 そしてようやく車がきれいになったと思ったら雨(涙)。英国で車をきれいに保つのは大変です(笑)。
3月8日  大家さんがやってきて,契約の更新と洗濯機の交換。契約は前回契約の「別紙」として,契約期間を10ヵ月更新するという簡単な内容。初回契約時と同じく家賃は6か月分を小切手で支払い。洗濯機は今日買ってくると言い残して去っていったので,てっきり業者が運んでくると思い込んでいたら,大家本人が新しい洗濯機と共に再び登場。古い洗濯機をどかして,新しい洗濯機を据える,とだけ書くと簡単なようだが,古い洗濯機が重い重い。中を見たらコンクリートの塊が。大家曰く「振動を抑えるため」に必要らしい。おかげで手がだるくなってしまったが,何にしても洗濯機が新しくなり,なかなか快適になりました。
3月7日  昨日はとてもいい天気だったのだが,今日は土砂降りの雨。朝車に乗ってくる学生は,昨日は「Spring is Coming」と言っていたのに,今日の第一声は「Spring is Over」(笑)。
 洗濯機の調子が悪くなり,家主に電話。実際は「調子が悪い」どころか,洗濯機を回すと水が噴き出す,という重症なのだが,家主の依頼でメカニックが来てくれた。洗濯機を一目見て一言,「これは15年ものだね」。家主によると,彼が家を購入した時からこの洗濯機はついていたらしいのだが,要は修理するよりもう買い換えたほうがよい,ということらしい。その前に賃貸契約を更新しないといけないのだが(というか,厳密には昨日で契約が切れている),新しい洗濯機が楽しみ。
3月6日  サバーティカルで滞在していた北大の助手の先生が帰国するため,Farewellパーティ。我が夫婦は巻き寿司を持ち込み参加。7時30分スタートだったのだが,会場を後にしたとき,0時を回っていました。明日も当然働く(というかいつも通り学生を車に乗せねばならない)ので,今日はとっとと寝ます。
3月5日  コンセプト設計は難航中。ふわふわした概念を使ってきっちりした議論をしようとするのは大変である。かみさんも助言をしてくれる。なんとも甲斐性のある妻,感謝せねばなるまい。
 来週カンタベリに旅行に行くこともあり,かみさんが勢いよく「カンタベリ物語」(原文つまり古英語)を読み始めたが,40ページほどで挫折したらしい。今は「嵐が丘」を読んでいる。優しい夫は黙っていることにした(笑)。
 調査メモ作成は今日でひとまず終了。遠い昔の債務が残っているが(笑),まずは一安心。
3月4日  一日遅れの結婚記念日を祝い,ニュートンアボット唯一の中華レストランで舌鼓を打ってきました。
 今日は,研究課題についての仮説設計(というかコンセプト設計)をしていたのだが,なかなか難しい。類型区分をやると「これ本当?」という感じの表ができあがる(苦笑)。もう少し読み込みをすれば見えてくるのであろうか。このままだと農場で聞いた話をまとめても,当たり前な結果しか得られないだろう・・・という感じ。
 ここがふんばりどころか,なんて思いながら過ごしております。
3月3日  今日は実は結婚記念日。3周年。久しぶりに(というかNewton Abbotでは初めて)レストランで食事でもしようかと話していたのだが,レストランの多くが月曜日は定休日であることが判明(涙)。
 日本では,皇居のお堀に生息する外来種のお魚駆除作戦を実施中のようだが,こちらの新聞でも取り上げられてます(実はノーチェックだったのだが,上の階のおばあちゃんが記事を持って来てくれた)。タイトルはずばり「Japanese Emperor's Battle with Invaders」。タイトルからして記者がおちょくっていることが感じ取られるわけだが,記事中にこういうくだりがある。「It is rumoured, but rarely said openly in Japan, that the emperor himself may have been responsible for the introduction of bluegill in 1960. The bluegill began to appear in the country's lakes soon after the then Crown Prince Akihito returned from a trip to America with some given to him by Richard Daley, who was then mayor of Chicago.」あえて翻訳はしませんが(笑),ふーん裏話としてそういうことがあったのね...と改めて納得。皇太子の結婚の時も海外のスクープが国内メディアよりも先行したが,結果として海外の人の方が日本人よりも皇室のことを知っている,という事態はやはり異常ではないかと思う。
3月2日  昨日歩き回ったせいで,足が筋肉痛。この程度の運動量で筋肉痛になるとは(苦笑)。ちなみに背中にも擦り傷があるのだが,これは昨夜ベッドから落ちて,床に置いてあった目覚まし時計の上に落下したため(笑)。ちなみに目覚まし時計は大破したものの,一応まだ動いてます。
 今日は昼間に窓掃除,庭の手入れ(芝生の種まき)とこなした後,昼寝,そして読書,という一日。家の前の公園を散歩したこともあり,今日の一枚を更新しました。ついでに読書日記も更新。
3月1日  15マイルほどのところにあるExeterに遊びに行ってきました。旅と呼ぶにはあまりにも近い(20分もかからない)ですが,一応回ってきたところの写真を旅ログにアップしました。
 エクセターは,Devon州の政治の中心地(日本風に言うと県庁所在地)なのだが,土曜日ということもあり,街には人出も多く,にぎわってました。もっとも,東京と比べると静かで,「デパート」の類はなく,要するに商店街が低く広く広がっている。したがってたくさん歩く羽目になり疲れる,という感じ。
【過去の雑記帳】 2002年7月 2002年8月 2002年9月 2002年10月 2002年11月 2002年12月
2003年1月 2003年2月

                 

Back to the Home