1990
1998 BREK'N DA RUZ!
1996 LOUISIANA HOT SAUCE
1995 HAPPY AGAIN
1992 BACK TO THE GROOVE
1991 HEALING THE WOUNDS
CONSEPT PROFILE DISCOGRAPHY LINK BBS
HAPPY AGAIN ジャケット HAPPY AGAIN ←back next→
リボルバー愚連隊
1995 SIN-DROM RECORD

ウエイン・ヘンダーソンプロデュースによる起死回生の一撃。「俺たちを信じ続けてくれたファンと協力者にハッピー・アゲインを捧げます」と、おそらく万感の思いを込めて、ウエインヘンダーソンは語っています。サァ、コンガの高鳴りに乗って、、ウエインヘンダーソンのトロンボーンとウイルトンフェルダーのサックス2重奏のうねりが津波のようにわたしたちを襲ってきます。「LOCK IT DOWN」。
何か突き抜けるような晴朗さを感じます。いままで曇天だった空に、ようやく太陽が顔を出し、群青の大海原の水平線に、モクモクと入道雲が盛りあがり、陽光がまぶしく輝きます。打ち寄せる波の浜辺でスイカをガブリと一口。聞こえてくるのは、クルセイダーズサウンド。海の家、夏の恋人たち、夏のファンク、夏の暴力、夏のセックス、そして夏の・・・「八月の濡れた砂」を踏みしめて「WHEN YOU'RE SO FAR AWAY」が実に清々しく日に焼けた素肌にボディーローションのように染みこみます。
「ROCK SLIDE」は、久々にリボルバー愚連隊マーチとでも名付けたいほど、拳に力が入る。閉塞感をブチ破るに十分な迫力満点のサウンド。これぞクルセイダーズ炎の力業。
唐突ですが、もはやマスコミの口の端に上ることも無く、脇役人生そのままにひっそりと姿を消して亡くなったあの「大幹部」男、故青木義郎氏の面影が胸を焦しながら甦ってきます。青木義郎氏が何故か日活ニューアクションのウエインヘンダーソンだったのではないかと思えてなりません。
「ARE YOU PART OF ME」、ウイルトンフェルダーのサックスがやけに艶っぽい。ラブリーなサウンドというよりは、むしろ谷崎潤一郎作「刺青」の清吉と芸妓の物語のように艶麗。ですから曲名も、「お前さんは私の肥料におなりかい」とでも耳元で呟かれてるような按配、「折から、朝日が刺青の面にさして、女の背中は燦爛とした」ような情景が彷彿。ジャケットの女性の妖しい瞳のように、サウンドもまた妖艶な燐光を放っています。
そしてとどめは「UH-HUH! OH-YEAH!」。K1のバトルサイボーグ、ジェロム・レ・バンナの強烈なフックのように重い。野太い声でアジテートするウエイン。聴く人のハートにクルセイダーズ炎の魂のタトゥーが彫りこまれること必定です。
文字通りハッピーになること請け合いの「HAPPY AGAIN」、妖しくもリキの入ったアルバムで、まさにクルセイダーズファン必聴でしょう。


1 LOCK IT DOWN
2 WHEN YOU'RE SO FAR AWAY
3 ELEPHANT WALKS
4 TOP OF THE WORLD
5 FOOLS RUSH IN
6 ARE YOU PART OF ME
7 SLYZAPPIT
8 ROCK SLIDE
9 LA LUZ DEL DIA
10JAMAICA
11TRAVELIN' INSIDE YOUR LOVE
12YOUNG RABBITS
13UH-HUH! OH-YEAH!