1990
1998 BREK'N DA RUZ!
1996 LOUISIANA HOT SAUCE
1995 HAPPY AGAIN
1992 BACK TO THE GROOVE
1991 HEALING THE WOUNDS
CONSEPT PROFILE DISCOGRAPHY LINK BBS
HEALING THE WOUNDS HEALING THE WOUNDS ←back next→
休息のひと時
1991 MCA Records

アレッと思う、今回のアルバムのタイトル。「HEALING THE WOUNDS」。コレはないでしょう。傷を癒すとは、およそクルセイダーズらしくない。以前にも書きましたが、癒し系のアルバムは山ほどありますヨ。クルセイダーズはあくまで、挌闘系、武闘派です。そこにあるのは炎です、熱情です。
1曲目「Pessimisticism」、どうしてこんなにペシミスティックになっちゃうの。ウーン、まいったナ。2曲目「Mercy、Mercy、Mercy」、ウィルトンフェルダーのサックス、ラブリーなサウンド、でもやっぱり、今までとは、何かが違う。これは前回から思いつづけてきたこと。
前回には、炎があった、そう感じました。つい過去形で書いてしまいましたが、今回のアルバム、聴いていて揺さぶりを感じません。
聴いていて、ふと必死に耳だけで聴いている自分に気づきました。いつもは知らず知らずのうちに、否応無くサウンドに揺さぶられ、ハートで、筋肉で聴いているのに。
今回のアルバムを象徴するのは、文字通り「Pessimisticism」であり、「Healing The Wounds」なのでしょう。
唐突ですが、何故か、あの亡くなったK1の格闘家アンディー・フグを思い出しました。休むことなくひたすら闘い続けたアンディー。そして突然の死。
やはり格闘家にも、十字軍にも休息のひとときが必要なのでしょう。やがて血湧き肉躍る復活の日のために。


1 Pessimisiticism
2 Mercy,Mercy,Mercy
3 Little Things Mean A Lot
4 Caese We've Ended As Lovers
5 Shake Dance
6 Maputo
7 Healing The Wounds
8 Running Man

GUEST PLAYER
Marcas Miller(b,sy)
William"Bubba"Bryant(dr)
Lenny Castro(per)
Michal Landau(g)
Steve Lukather(g)
Jason Miles(sy)