Irregular Essay & Diary
 2009
'16年 '15年 '14年 '13年 '12年 '11年 '10年
'09年 '08年 '07年 '06年 '05年 '04年 '03年
 
<2009年>
09/10/30(Fri) 人情話、際どいハナシ
 円楽師匠のジカ話には、その昔一度だけ出会ったことがあった。なんと受験時代、予備校に「一般教養講座」として現れた。予備校の校長が落語家とパイプを持っていたからだ。殺伐とした受験環境に身をおく俺たちの心に、まるで慰問であるかのように響く人情話、際どいハナシ。うまい!これが噺家だ。嬉しかった。俺がいた田舎の中学校の体育館に笑点のロケが来たとき、地元の有力者が入場券を買い占めたから俺たちは中に入れなかった。金持ちの敷居の高い世界なのかと思った。そのモヤモヤが、数年後受験時代に意外なかたちで吹っ飛んだのだった。
 
09/10/16(Fri) 帰ってきたヨッパライ
 加藤和彦と言えば、俺にとっては「帰ってきたヨッパライ」。イムジン川とか、あの素晴らしい...とか、タイムマシンに..なんてのは、クソ食らえだ。そして、思いがけず「音燃え」の収録で関わった加藤和彦の曲の数々。若い連中に、「加藤和彦さんてどんな歌手だったんですか?」と問われるシーンで、俺は真っ先に「帰ってきたヨッパライ」のことを喋ったが、やっぱりその部分は丸々カットされていた!それにしてもあの男、最後まで目立つことして去っていった。よきわがままなヤツ。
 
09/09/21(Mon) 永ちゃん父娘
 永ちゃんのアンコール。娘のYOKOがステージへ。気付いてない人は気付いてない。ゾクゾクするなあ。還暦だぜ。娘も何気なく、しかし完全に入り込んで、いい、これは絶対にいい! 俺はあと何回クリスマスLIVEやれるかどうかとか言ってるが、これは続けないわけには行かない気分だ。
 
09/08/30(Sun) 朝の少人数投票所
 朝早く家を出て総選挙投票所へ。1番乗りグループになったもんだから、例の、投票箱の鍵を開けて中が空っぽかどうか有権者に確認してもらう作業に遭遇した。しかも4種類4箱も。この夏は新型インフルの対応で散々な目に合ったから、朝の少人数投票所も最高だ。空気が澱んでいなかった。
 
09/08/01(Sat) 自然観あっての賜物
 daughterがこのステージにあがっているのは不思議な現実である。夢は叶うものというのとは違う。積み重ねの結果としての自然観が重要だ。その同じ場所、同じセンターに鍵盤で座り歌う自分がいたのも、奇なる現実。しかし、これも自然観あってこその賜物か。
 
09/07/25(Fri) daughter's performance
 daughterのcontest solo debut。見事見事。目標どおりのperformanceだった。よくプレッシャーを乗り越えて、自分らしいステージ表現ができた。 自校からも多数contest突破で、かたちの上では充実した日と言ってもいいだろう。
 
09/07/05(Sun) TKKR in 渋谷Guilty
 渋谷Guiltyは初めてだったが、とてもパフォーマンスしやすいステージだった。不思議なことに、東京の人たちの中にあっての神奈川からのゲストという設定?は、それとしての意識と緊張を我が心中に存在させ、逆にある種の余裕を持たせるものでもあった。フィナーレのオールメンバーズ・スモコンもこういう場でなければありえないこと。楽しいLIVEだった。東京の皆さんに感謝。
 
09/06/23(Tue) かわさきFM
 ラジオの生放送は、その場の発想と機転が重要。今日は俺たちは楽しくできた。パーソナリティーのお二人、スタッフの方々、プロデューサーさんはどう感じられたのか。とにもかくにも、よいひとときを過ごせた実感で3人は満たされている。
 
09/06/06(Sat) 紫陽花LIVE
 みんなよく頑張って、藤総、瀬谷西の部員さんたちにも助けられ、初めての「紫陽花LIVE」をやり終えた。音楽は演奏のみにあらず。ステージパフォーマンスのみにもあらず。関わるべき全てを見通せてこそ上級のアマチュアになれる。言わなくとも理解を掴めた者65%。これが収穫だろう。
 
09/04/26(Sun) pianoこそ原点
 daughterのpianoお茶会。発表会とは別に年1回行われる。クラシックかクラシックモドキのpiano演奏を聴くのはdaughterとsonのpianoイベントくらいだけ。だけどこれが意外と悪くない。結構楽しい時間を過ごせる。案外自分のヒントやアイデアにできる音が飛んできたりする。俺はpianoが無ければその後のギターもドラムもヴォーカルも作詞作曲も無かったハズだ。バンドの原点だからソロでもやり続けるのだ。
 
09/04/19(Sun) 1年トレvol2
 3週末連続1年トレーニングの2回目。1年も、指導した2,3年もみな素晴らしい。この魂が浸透すれば、何も言わなくてもできるようになることは間違いなし。
 
09/04/18(Sat) 心からの組織力
 藤総華麗LIVE。4月早々の合同はこの俺でも初めてだが、それが藤総の心からの組織力の中では何の違和感もない。daughterのP&V初ステージでもあった。顧問異動早々の新加盟校も熱演で、意味高い日になったと言える。
 
09/03/30(Mon) ありがたい空間
 1年前のこの日、俺もここで随分よくしてもらった。リキッドでの音燃えSCの直後だったが、そんなことはもうすっかり忘れるくらいだった。1年経ち、思いもしなかったdaughterと第一部員との共演。ありがたい空間である。
 
09/03/29(Sun) LIVEをハイレベルで楽しめる気風
 思いがけず声をかけてもらった北高合同LIVE。俺がいた頃何十回も重ねてきた合同LIVEが、司会の1年生の「第1回」の一声で全てリセットされたような気がした。それはある意味よいことである。古いデータは削除するのが俺の考え方でもあるから。しかし、LIVEを高レベルで楽しめる気風が完全に残っていたのは嬉しいことだ。素晴らしかった。
 
09/03/27(Fri) 指導者講習会
 いやあ、歌いまくり。思えば数年前、このイベントが俺にピンヴォのきっかけを与えてくれたようなもんだ。さらにはDr&VoでもP&Voでも、俺にはVocalistの気持がある。この時期に万難を排しこの指導者講習会へ来るのは、それが自分のセカンドンドルーツのごとくだからだ。部活帰りのdaughterまで抱えてくれる本物のミュージックヒーローたちと騒ぎ合えるのはみな音楽が純粋に好きだからに他ならない。
 
09/03/26(Thu) 俺の仕事は
 北相地区に移り北相音楽祭に初参加。まるで当然のごとくこの立派な片柳ホールのステージに部員を立たせてもらい、音響さん、照明さん、数々のスタッフの皆さんに面倒を見ていただいているのは恵まれすぎの感もある。演奏よりも、部員の人間としての大きさや迫力さ。それがこの地区ではどの学校もちっとも育たない。俺の仕事はそこのとこかなと勝手に思う。
 
09/03/07(Sat) 子供だけじゃなく楽しい子供のあれこれ
 sonのサッカー最終大会。思えばdaughterの新体操、English、今も続くpiano、drums、そしてsonの水泳、サッカー、陸上、今も一応続くpiano。楽しませてくれたなあ。本人のためにとさせてたことが、こんなにこっちも楽しいものとは、その昔は気づくこともなかった。俺はただ、自分もこういうことが子供のときやれてたらと羨ましく思う限りである。
 
09/03/03(Mon) フルスタイルの復活が...
 アリスの復活、テレビでちょこっと見ただけだけど、もちろん凄さはある。あるんだけどやっぱりなあ、だからトシはとりたくないんだよ。若いとき、あれで人前に出られたわけがない。きちんとフルスタイルでパワフルに魅せるアリスが復活してくれたら、そのときは必ず見に行きたい。
 
09/03/01(Sun) MHCBグランドチャンピオン大会
 やっぱり、ここにいることが、そして自校部員とdaughterの両方ともがいることが奇跡と思える。これはとにもかくにも欲を出さず、純粋に上手くなりたい、上手くさせたいという気持のコラボとしか言いようが無い。彼女たち、よくやった。
 
09/02/15(Sun) MHCB
 今年は出向くことも無いと思っていたMHCB、我が校軽音からわずか1バンドと、daughterバンド。それが両方とも予選通過とは、この俺にして想像以上の展開。しかも1位と3位。彼女たちの、どんなことからでも得ようとする吸収欲。絶対にごまかさない、逃げない、あきらめないチカラが大漁を引っ張り込んだような気分だ。
 
09/02/11(Wed) うたごころ
 うたごころ選手権とは、よく命名したな。全くその通りだ。そういう人物がよくよく集まった。こんなのが昔もあれば面白かっただろうな。俺は絶対に正攻法な歌で優勝狙っただろうな。俺にとっては何とか賞ではダメだっただろうな。やってみたいよ、有資格者なら。
 
09/02/08(Sun) daughterバンド
 今日は部員とともにdaughter高バンドも連れて行き、有意義なイベントであった。同時に、若い能力と知己をお構いなく爆発できる有能人物と、思慮、熟慮、配慮の全くわからないアホな若いだけの人物の差がくっきりと表れる、楽しくもむなしい意味での有意義なイベントである。
 
09/02/01(Sun) アンガーラ
 世話になってきた宮地楽器神田店で久しぶりにイベントを覘こうというその前に、ずっと行きたかった隣駅の「覆麺」に出向く。1時間待ちで、かなりの寒さ。しかし美味かった。「イノキ・ボンバイエ」のエンドレスリピート。大将は、こちらを初客とみるや、「日本語」で喋りまくってくれた。覆面の向こうが誰であるかは、みんなが知っている。俺もかつて総本山で行列した。だけど、覆面レスラーの魅力とは、こんなにあるものだったのか。満足度の高い週末で満足。
 
09/01/24(Sat) お客さんが純粋で手厳しかった時代
 さがみ緑風園での訪問演奏。若い部員たちが年配の人たちを前に、よく曲を選んで頑張ってくれた。俺も敢えて名曲をピアノ&ヴォーカルのショートヴァージョンで2曲。それはそれは嬉しいひとときである。かつてお客さんがもっと純粋で手厳しかった時代を思い出す。
 
09/01/11(Sun) 相女定演LIVE
 久しぶりにCOMMONSのステージ。ここずっと、自分が歌わない時のバンドでのピアノに納得いかず。それが今日は自分で納得いっている。あくまでも自分の中で。音を見せたり、膨らませたり、沈めたり、それは理屈でもなんでもなく、センスとその場の空気だ。それにしても、23年以上続くイベントとその浮き沈みは我が振る舞いにも参考と感じる部分がある...。
 
09/01/10 (Sat) 藤総囃子LIVE
 楽しく暖かい空気の中での1日。ここには、今はもうほとんど絶えようかという素晴らしき村社会が存在する。daughterの新バンドがどれだけやるかとか本校部員の2女子バンがどれだけやるかとか考えながらも、関係なく全てを包括する素晴らしき村がそこにはある。ハヤシライスがうまいと感じるのも村がいいから。飽きさせないからだろう。
 
09/01/01-03 我が後方に自己歴史道
 ダイナマイト、ハッスルマニア、紅白...、質の低い紅白...。 明けて、初詣、初買い、箱根駅伝、今年になったからといって特にスリリングな展開はまだ起きない。心がけとしては、何でもかんでも楽しみにしていようと思う。我が後方に自己歴史道が造られることを願わんと。
 
川崎北高校 麻溝台高校 軽音 顧問 八木亨 ドラム ピアノ ギター レッスン
copyright(c) Toru John Yagi all rights reserved