Irregular Essay & Diary
 2010
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<2010年>
10/12/23(Thu) Vintage
 店頭でピンときてすぐ購入を決めたSV-1が我が部屋に。この重さ、別によくもない使い勝手、たいして融通も効かない音色。やたら赤いボディー。それがいい。それでいい。やっと自分の好みの楽器が手に入った気分だ。まずはこの後数日の弾きまくりから。
 
10/11/28(Sun) 本当にやれば、の証明
 本当にやれば、本当に努力すれば、謙虚になれば、目標を持てば、惨めだと認められれば、口惜しいと思えば、できるということを証明できた。世界の何十億もの人間の中のほんの数人にやっとのことでこの思いが伝わる。しかしそれが若い連中と一緒にいる意義であり、俺の証明でもある。今日のコンクールは、この日この時間、に合わせて本当によく仕上げることができた。ただ、それを見ていてその深さに気付かない有象無象がまだ存在することがなんとも虚しいことである。それをどうするかも、これまた俺の使命なのか。
 
10/08/28(Sat) HS ラスト・オーディション
 今日のミュージック・レボリューション東京セミファイナルで、daughterもおそらく高校生活最後になるであろうオーディションを終えた。ここまで来たのは本当に立派だ。しばらくしてまたステージに立てるときが来たら、何物にも縛られず、自分の世界を創り上げ、そこいらじゅうに散りばめるがいい。
 
10/07/31(Sat) 不満足も納得感
 全て不満足でありながら納得している心理がある。daughterは辛い状況の中でよくやった。紆余曲折がありながら、本番に臨む精神力は想像以上に強かった。圧倒的に不利な状況のソロで奇跡的な音を創っていた。これは、やった者でなければ理解はできない。だから審査結果は関係なく納得感を抱かせるのだ。一方で、本当の練習・訓練や強い執念が不十分な者たちに言うことなど何もない。それは単なる当然の結果だ。
 
10/07/03(Sat) 反骨の化身オグリ
 オグリが他界。中堅ファンが牧場へ殺到。当然の心理だ。ただもっと古いファンの俺はちょっと違う。シンザンともトウショウボーイとも違う。シービーともルドルフとも全然違う。俺に対しては、バンドにしても、競馬にしても、それは常に何も知らない凡人なる大人たちの勝手な価値観ででたらめに言葉にされてきた。その現状が俺に反骨精神を植え付けていったのだ。血統の裏付けもなく、ファミリーも冴えず、種牡馬としても全く不遇で、現役時代だけが異常な感動を呼び起こしたオグリは、俺の反骨心の化身のごとく思えた。世の平凡な教育者たちよ、オグリの気持ちがわかるか。それは俺の気持ちでもあるのだ。
 
10/03/20(Sat) 衰えど逃げず、真っ向勝負
 日付が替わり、今日から流れた4thメディアの「ポールマッカートニーLIVE2007」。ポール65歳のステージ。さすがに声の衰えは隠せない。俺が65歳になったらどのくらい歌えるのか?しかしこの人たちは絶対に逃げない。バンドマンたちも全員がどの場面でも絶対にサボらない。コーラスでも盛り上げでも必ず何かに絡んでいる。これが日本の歳をとったかつてのスターたちと違うところだ。日本じゃ、同窓会みたいな番組にばかり出ていて嫌気の差すことが多い。外国のポールのようなカネの有り余ってる人間でも決して緩まず、真っ向勝負して見せることがまさにミュージシャンだ。今日と明日ライブが連続するが、結局その前に見てしまい、眠い目を擦りながらの出陣。
 
10/02/11(Thu) ソロなる勇気の価値
 うたごころ選手権、daughterと部員の参加が複数あり楽しみにしていたイベントだが、何であれ、ソロで舞台に上がる勇気と意欲を持つ価値の大きさは、やったことの無い者には決してわからない。一度経験のあるdaughterがよく出し切ってグランプリを獲得したが、他の者も自身と誇りを持ってやって欲しい。今日出演した多くの若者たちも、皆同様に。
 
10/01/17(Sun) 最年少と最年長?
 music♪cc LIVE vol.2 なる女性ヴォーカリスト5人の共演を見にdaughterとともに渋谷へ。想像以上の大盛況で狭い会場は立錐の余地も無し。防災上平気?ここに出向いたのは目当ての若いアーティストが含まれていたからで、彼女は期待に応えるパフォーマンスを見せてくれた。しかしもう一人驚いたのは、最初の女性アーティストに付いたピアノの男性M君。これはすごい。エレピの真髄と大げさに言ってもいいくらいの良い音を聴かせてくれた。途中で気付いたが、本日会場の最年少は間違いなくdaughter。最年長はひょっとして俺?
 
10/01/16(Sat) 回り舞台
 高文連総文祭閉会式すなわち表彰式に2年ぶりに参加。昨年異動初年で受賞が無かったからだが、今年は出演団体でもあり、今までの見慣れたあの疲労感漂う観覧状態とは違い、相当大変ではあったが、控え室もあり、回り舞台にも乗り、動きのある中でT日を過ごし、決して悪いものではなかった。ついでにdaughterのバンドも受賞団体であり、不思議なことに、またまた同敷地内で過ごすことになった。各専門部会からのステージには微かに期待を込めていたのだが、我の強い、悪く言えば強引で勝手なパフォーマンスが多かったと感じた。でももしかしたらそれがtop賞を得る源なのかとも感じる。
 
10/01/10(Sun) 定期COMMONS?
 COMMONSは1年ぶり。と言っても定演に乗っかってだが、このときだけは鍵盤に徹せられる妙もある。しかし、このままだと老化防止のための年1回行事のごときになってしまう。
 
10/01/02(Sat) 新春早々のJohn Lennon Museum
 John Lennon Museum が今年10月以降の契約を更新しないというニュースが昨年末に流れた。そう言われると、久しぶりにミュージアムへ行きたくなった。正月早々から営業するも、人はあまりにも少ない。入館せずショップのみが大半だ。ただ、新春先着で一定額購入者にはちょっとしたプレゼントが。それがそんなに悪くない。しかし偉大なる人物の哲学で多くの人を集めるのは容易ではない。予定通り秋の閉館が訪れるとしても、潰れるテーマパークのようにだけはならないで欲しい。 
川崎北高校 麻溝台高校 軽音 顧問 八木亨 ドラム ピアノ ギター レッスン
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