竹溪閑話
((前年度)平成三十年度(2018年度)はこちらです。 ((次年度)令和二年度(2020年度)はこちらです。 ------------- 毛沢東と石達開 紅軍の指導者・毛沢東は、太平天国軍の指導者・石達開に関心を持っていたのではないか。石達開と同様な詩句が見られる。 石達開に『入川題壁』詩「大盗亦有道,詩書所不屑。黄金若糞土,肝膽硬如鐵。策馬渡懸崖,彎弓射胡月。人頭作酒杯,飮盡仇讎血。」があるが、毛沢東の詩詞にこの詩に影響を受けた?部分があるようだ。 毛沢東の詩詞に:『沁園春・長沙』一九二五年に「獨立寒秋,湘江北去,橘子洲頭。看 萬山紅遍,層林盡染;漫江碧透,百舸爭流。鷹撃長空,魚翔淺底,萬類霜天競自由。悵寥廓,問 蒼茫大地,誰主沈浮? 携來百侶曾游。憶往昔、崢エ歳月稠。恰 同學少年,風華正茂;書生意氣,揮斥方遒。指點江山,激揚文字,糞土當年萬戸侯。曾記否,到 中流撃水,浪遏飛舟?」とある。(また、清末/中華民国・梁啓超の『黄河』に「黄河黄河出自崑崙山,遠從蒙古地,流入長城關。古來聖賢,生此河幹,獨立堤上,心思曠然。長城外,河套邊,黄沙白草無人煙。思得十萬兵,長驅西北邊,飮酒烏梁海,策馬烏拉山。誓不戰勝終不還,君作鐃吹,觀我凱旋。」とある。)また、同・毛沢東の『七律 長征』「紅軍不怕遠征難,萬水千山只等閨B五嶺逶迤騰細浪,烏蒙磅礴走泥丸。金沙水拍雲崖暖,大渡橋鐵索寒。更喜岷山千里雪,三軍過後盡開顏。」とあり、また、同・毛沢東の『沁園春 雪』に「北國風光,千里冰封,萬里雪飄。望長城内外,惟餘莽莽;大河上下,頓失滔滔。山舞銀蛇,原馳蠟象欲與天公試比高。須晴日,看紅裝素裹,分外妖嬈。 江山如此多嬌,引無數英雄競折腰。惜秦皇漢武,略輸文采;唐宗宋祖,稍遜風騒。一代天驕成吉思汗,只識彎弓射大雕。倶往矣,數風流人物,還看今朝。」」とある。 (令和元.10.3) ----------------- このページのトップへの 前年度・平成三十年度(2018年度)はこちらです。 次令和二年度(2020年度)はこちらです。 |
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