独断香水評!<ア−ウ>

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かなり独断で香水を判断していきます。はっきりいって私自身の感覚なので、大間違いしている点も多いと思われますけれど、参考になったら幸いです。男性と女性の香りの視点が違うのも、これを見る際のポイントとしても面白いでしょう。

感想は、時間を置くと変わっている可能性があります。そのときは「→訂正!」で追加していますので、参考にしてみて下さい。

性別=「W=女性用、M=男性用、U=ユニセックス」

個人的好み=「BEST!!」「GOOD!」「NORMAL!」「BAD!」の4段階あくまで個人的に、、、です。



フルーツメール
名前 正式名 ブランド 性別 個人的好み
ヴァンヴェール Vent Vert pierre balmain NORMAL!
ヴァンキャトルフォーブル 24,FAUBOURG HERMES GOOD!
ヴァンクリフアンドアーペル プールオム van cleef&arpels pour homme van cleef&arpels GOOD!
ウィア We’re SHISEIDO GOOD!
ウィアフォーメン We’re for men SHISEIDO NORMAL!
ウィークエンド フォー ウーマン weekend for women burberry GOOD!
ウィークエンド フォー メン weekend for men burberry GOOD!
ヴィゾン vision GOOD!
ウィッシュ wish CHOPARD BEST!!
ヴェリノ verino verino GOOD!
ヴェルサーチ VERSACE GIANNI VERSACE BAD!
ヴェルサーチウーマン VERSACE WOMEN VERSACE GOOD!
ヴェルネ VUARNET GOOD!
ヴォカリーズ VOCALISE SHISEIDO GOOD!
ヴォルドエテ VOILE D'ETE GUERLAIN GOOD!
ヴォヤジャール VOYAGEUR JEAN PATOU BAD!
ウルトラヴァイオレット ultra violet pacco rabanne GOOD!
ウルトラヴァイオレット マン ultraviolet MAN paco rabanne GOOD!
ウルトラヴァイオレット メタルビーチ ultra violet metal beach paco rabbanne GOOD!
ウルトラマリン ULTRAMARINE GIVENCHY GOOD!

ヴァンヴェール

世界で初のグリーンノートとして有名なこの香りは、ひとによって結構好き嫌いが分かれそうな微妙な香りでもあると思います。意味は「緑の風」です。非常にサワヤカといえばサワヤカなのですが、そのサワヤカさがやや鼻につく感じがしてしまいますが、ここはひとつガマンしましょう。(笑)

トップはとくにキツさがあるのですが、ミドル以降おちついてくると、柑橘系とフローラルの調和がなかなか良く、ここち良い香りになります。でも、現代の香りにはあまり見られない、独特の凛とした強さを感じさせる香りだと思います。こぎれいなファッションに合わせて使いたい香りですね。

サワヤカだけれども、セクシーさのある香り。この香りはミドルからラストが勝負の香りだと思います。(笑)

成分はオレンジブロッサム、レモン、ライム、リリーオブザバレー、アンバーなどです。ちょっと微妙な香りかな?かなり歴史的な意味のある香りではあるのですけれどね。そんな感じです。


ヴァンキャトル フォーブル

クラシックな香りでいて、決して古臭く感じない良い香りだと思います。オレンジブロッサム、サンバックジャスミン、ティアラフラワーが主体となっている香りです。

とにかく上品なイメージの香りで、きちっとした正装のときに威力を発揮してくれそうな香りですね。とても良いと思います。トップはクラシカルですが、ミドル以降はみずみずしいフローラル、ラストにかけても良い香りが継続していきます。そんなに好みは分かれないと思いますね。

ちなみに、名前の由来は「フォーブル通り24番地」エルメス本店の住所だそうです。「24=ヴァンキャトル」です。


ヴァンクリフアンドアーペル プールオム

レザーやタバコなどの入った、男らしい深みのある香りですね。対象年齢は結構高いと思います。

トップから結構強いウッディさをかもし出し、ミドル以降レザーの落ちつきが出てきますね。この香りに限ったことではありませんけれど、レザーの香りはムエットにつけるとクセがあるように感じることが多いのですが、肌につけるとスゴク深みがある甘さになることが多く、そのあたりが男性的で良いと思いますね。

スーツで男らしいファッションで行きたいときにオススメですね。あと、軽い香水に飽き始めた人などにもオススメできます。強くオススメかもしれない。実際につけてテストしてみることをオススメします。


ウィア

フローラルウッディで、可愛らしいけれど、少し大人っぽい香り。

ピーチのフルーティさとウッディが程よくマッチして、それに上手いことフローラルを織り交ぜている感じ。成分はシトラス、ラズベリー、ジャスミン、ミモザなどです。そんなにクセもないし、使いやすい香りだと思います。好き嫌いはあまりないのではないかな?ほかにありそうで、実はあまり類のない香りだと思います。

ミドル以降落ちついてきても軽く感じないのは、ウッディがしっかりカバーしているお陰かな?どちらかというと、カジュアルなどリラックスしたファッションのときに使いたい香りですね。香水初心者の方にオススメできます。良いですね。


ウィアフォーメン

資生堂のウィアの男性用はさっぱりとした柑橘系とサワヤカなウッディが溶け合った香りです。ややグリーン系の青臭さで好みが分かれるかも知れませんが、比較的使いやすい香りですね。後半はサンダルウッドが強くなります。どちらかというと若い男性向けの若々しい香りだと思います。これなら夏場もつけられそうです。どことなく、「キャンディーフォーメン」に似た香りかな、、、とも思います。

成分はベルガモット、レモン、ライム、リーフィーグリーン、ローズマリー、ラベンダー。ミドルからラストにかけて、プルーン、ラズベリー、サンダルウッド、クローブなどです。

ウィアとペアで使うのも良いかも知れませんね。スーツからカジュアルまで、幅広く使用できそうな香りです。無難過ぎてやや物足りないため、「normal!」にします。


ウィークエンド フォー ウーマン

いいです!ミドルからラストにかけて、フローラルにすこしウッディーさが加わり、いい感じです。

フローラルでかわいらしいイメージの香りです。トラッドなファッションに合いそうなのは、やはりそういうバーバリーっぽいイメージに合わせてでしょうか?それとも先入観でしょうか?ただひとつ気になる点は、例の「お花畑」イメージがあるところですね。まあ、それも気にならない範囲内なので(甘さが私の許せる範囲内です)、問題ないです。なかなか良いと思いますよ。

→追加!

成分は、、、

トップにタンジェリンなど色々、ミドルにヒヤシンス、シクラメン、ワイルドローズ、ピーチフラワー、オリス、ネクタリン、ラストにシダーウッド、サンダルウッド、ムスク


ウィークエンド フォー メン

サワヤカで好印象の香りだと思います。サワヤカさとウッディーさが程よく、カジュアルなファッションに付けたい香水ですね!(あ、WEEKENDだからそういうイメージで作られているんだ。当たり前だ)。メロンとかレモンとかのトップのサワヤカだし、いいと思います。
学生さんのはじめての香りとかにもいいと思いますよ!オススメです!

→追加!

成分は、、、

トップにベルガモ、レモン、タンジェリン、パイナップル、グレープフルーツ、スイカ、ミドルはアイビーリーブス、サンダルウッド、オークモス、ラストにアンバー、ムスクなど


ヴィゾン

セクシーな香りです。でもはっきり言って好き嫌いの分かれる香りですね。このセクシーさのもとはどうやら「ミンク」から抽出してあるようです。ミンクのどの部分かはわかりませんけれど、、、

ボトルのフタにもミンクのファーがあしらってあり、ちょっと目を引く高級そうなデザインです。香りのほうはゴージャスだけれどすがすがしいフローラルにやはりミンクから抽出したのでしょうか、動物性の香りがします。

温かみのある香りなので、冬場につけるととくにセクシーな感じになるでしょう。おとなの女性を演出したい時にオススメです。というか、大人の女性につけてもらいたい香りですね。良いと思いますよ。けっこう「クラクラする香り」だと思いますよ。(笑)


ウィッシュ

いい香りだとおもいます。最近女性の間で人気が上がっているそうです。(昔からかもしれないけれど、よくわかりません)。あまさとサワヤカさのちょうど中間にあるかおりで、すごく良いと思います。大人っぽいか、わかわかしいか、それも中間的だと思います。くせのないいい香りです。シンプルなファッションに似合いそうな香水だと思いますね〜!

→追加!

甘酸っぱいかおりがいい感じです!入れ物もダイヤの形でカッコイイですよ!


ヴェリノ

スパイシーさとフローラルの上手く溶け合った良い香りですね。ただ甘いだけの香り、ただサワヤカな香りに飽きてきた方にオススメできる香りだと思います。

あと、フルーティーなエネルギッシュさもあり、いろんな系統の香りのサワヤカさと奥行きを上手いこと集めてきた香りですね。アクティブな感じの女性へプレゼントしても良いかも、、、ナカナカ良いですね。

ファッションとしては休日のカジュアルに。たとえば遊園地とかにいって騒いで遊ぶ、、、そんな時にぴったりの香りだと思います。


ヴェルサーチ

なんだか重さが気になりますね。スパイシーな感じのするフローラル(?)でしょうか、女性用みたいですけれど、男性的で合わせるのが難しい香りだと思います。

ミドル以降はイブサンローランのオピウムに似ているような気がします。オピウムより少しみずみずしいかな?ギリギリで苦手なほうに入りますね。シルクの洗練とレザーの官能、カシミヤのソフトさがテーマだそうです。


ヴェルサーチウーマン

良い香りです。良い香りですが、、、最近のなかでは少しありきたりな感じもしてしまいます。

たまたま私が知ったのが後からだからでしょうか?サムライウーマン系の甘酸っぱい、可愛らしいけれど上品さもある香りです。サムライウーマンからオリエンタルっぽいところとバニラをちょっと取るとこういう感じになるかな?でも、はっきりいって良い香りです。これといって文句ありません。年代は10代〜30代くらいと幅広く使えそうです。問題なし。

ファッションはカジュアル系、スーツ系に合うでしょう。ドレスアップには少しつらいかな?そんなところですね。


ヴェルネ

すごくいい香りです。でも、「普通」をつけました。なぜか??これを嗅いで「いい香りだなあ」と思ったと同時に「なんか、嗅いだことあるようなないような、、、??」と感じてしまったからです。もう、嗅覚がおかしくなっていたのかな?しかし、いやみがちっともなく、万人受けする香水であると思います。とりあえずオススメですね。

あと、気になったのが「わかば」ブランドということ。あの、たばこの「わかば」??だれか知っていたら情報下さい!!
→追加!

グレープフルーツの香りが入っています。沖縄限定(?)のわりに東京に出まわっています。それと、わかばさんは香水の商社です。お世話になります。


ヴォカリーズ

資生堂のヴォカリーズは、他にあまり類を見ない独特のオリエンタル系の香りです。実際は、結構クセのある香りに属して、人によって好き嫌いが分かれそう、、、というのを前提に以下、お読みください。

限りなく「best!!」に近いくらい、出来の良い香りだと思います。蘭、ムスク、アンバー、バニラなどの成分なのですが、これがもう、非常に絶妙の甘さ。ちょっと他の主張の強いオリエンタル系とは一線を画する香りです。

甘いようでサワヤカ、一度嗅いだら忘れられない香りで、個人的にかなり気に入ってしまいました。とにかく素晴らしく調和のとれた香り。基本的に甘い香りなので、秋冬向けの香りですね。春夏に微妙に香らせたらカッコイイかもしれません。

ファッションとしてはスッキリキレイなシンプルスタイルに合わせたい香りです。ジャックキャバリエ氏の調香。


ヴォルドエテ

記念すべき400コめの香水表はゲランのヴォルドエテです。

ゲランの限定香水、ヴォルドエテは、印象としては、きらびやかなフローラルノート。なんだか落ちつくような、華やかなような、不思議な魅力を持った香りです。ノートとしては、フローラルでいて、バニラの甘み、柑橘系のサワヤカさなどが共生している香りです。個人的に、文句の無い出来の、素晴らしい香りだと思います。

濃厚なフローラルを好む人にも、これは受け入れられると思います。夏向けの香りかな?普段着使いに気取らずにつけたりしたら凄く良いと思います。ローズ、ミント、レモン、ジャスミン、鈴蘭、イリス、バニラなどが入っています。あまり出まわっていない香りですが、すごく良いと思います。


ヴォヤジャール

ギリギリアウト!って言う感じの香りです。フローラルで花をふんだんに使った香水なのでしょうが、私には合いません。「旅人のような気分になれる」と銘うっていますが、とてもそんな気分にはなれません。クセが強く、妙な甘ったるさがあります。
これを最初に嗅ぐと、後のすべてがこの香りになってしまいます。要注意です!(笑)


ウルトラヴァイオレット

とてもいい香りだとおもいます。ウルトラヴァイオレットの名前の通り、深くてさわやかで、しかも甘味のある香り、、、なんだか、料理マンガの表現になってしまいましたが、それぐらい賛辞してもいいと思いました。この香水をつけていれば、男性は(私は、、、笑)クラクラ来てしまうかもしれません。とにかくオススメです!女性用ですね、きっと。

→追加!

バニラの香りですが、しつこさはありません。


ウルトラヴァイオレット マン

ほんのりした甘みを伴った、全体にサワヤカなトーンの香りです。女性用のウルトラバイオレットとはまた違う香りとして楽しめそうな香りですね。苦味のある甘酸っぱさという、独特の香調が特徴的な香りですね。

メンソール系の爽快感の香りにベチバーのウッディでスパイシーな香り立ちがトップから好印象です。ミドル以降この独特の甘さ、スパイシーさを引き継ぎつつ、バニラの甘さが入り、爽快さを伴った甘さになり、ラストにかけてアンバーの甘さが出てきて心地よいです。でも、香りの持続はそこそこかな?

爽快感、甘みが上手く共存したバランスの取れた香りだと思います。なかなかオススメできますね。ファッションとしてはオフタイムのカジュアル向けですね。年代としては20代中盤以降ですね。


ウルトラバイオレット メタルビーチ

ウルトラバイオレットに比べて、よりサワヤカな香りで、夏を思いっきり意識しているようです。ビンのなかにパコラバンヌ社の水着と同じ素材のモノが入っています。

そんなにクセのない柔らかい香りなので、だれにでも使いやすい香りになっていると思います。ジンジャー、キンモクセイが入っているのはウルトラバイオレットと同じなのですが、メタルビーチのほうがよりフロラーラルの割合が大きいのでしょう。ライトな香りになっていますね。

なかなかオススメです。この夏にアリかもしれませんね。


ウルトラマリン

もはや大御所の感もあるウルトラマリンで、知っている人も多いと思います。もうこれはいい香りです。問題全く無いと思います。でもって、これは健康的な、スポーツマンタイプの男性につけてもらいたい香水ですね。スーツにも何にでも合うと思います。ただ、やはりだれかとかぶる恐れはたかいので、それだけは要注意です。


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