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陶淵明
                


               晉  陶潛

  飮酒二十首 其一
衰榮無定在,
彼此更共之。
邵生瓜田中,
寧似東陵時。
寒暑有代謝,
人道毎如茲。
達人解其會,
逝將不復疑。
忽與一觴酒,
日夕歡相持。


******

飮酒 其一

衰榮  定在 無く,
彼此  更
(こもご)も 之(これ)を 共にす。
邵生  瓜田の中は,
(いづく)んぞ  東陵の時に 似んや。
寒暑  代謝 有り,
人道  毎
(つね)に茲(か)くの如し。
達人  其の會を 解して,
(ここ)に將(まさ)に  復(ま)た 疑はざらん。
(こつ)として  一觴の酒と 與(とも)にし,
日夕に  歡びて 相ひ持す。


*****************


◎ 私感註釈

※陶潜:陶淵明。東晋の詩人。五柳先生と自称し、田園生活と酒をよく詠う。

※飮酒 其一:このページは「飮酒」の其一になるが、この部分は『昭明文選』にはない。

※衰榮無定在:盛衰は、固定して存在していない。『古詩十九首之十一』の「廻車駕言邁,悠悠渉長道。四顧何茫茫,東風搖百草。所遇無故物,焉得不速老。
盛衰各有時,立身苦不早。人生非金石,豈能長壽考。奄忽隨物化,榮名以爲寶。」からきている。 ・衰榮:衰えることと栄えること。 ・定在:定数。きまった標準・運命。決められている(こと)。固定して存在する(こと)。定まってある(こと)。名詞。この「定在」について、『伝習録』をネット上で訳しておられる市坪昭仁先生(旧戸籍 田中昭仁先生)より次のような御指摘があった。「『傳習録』22条に、「義理無定在、無窮盡。」とあり、訳本では、多く「定在」を決まった場所などと訳している。しかし、意味上連絡が悪く、いくつかの辞典や『宋元語言詞典』を調べると、「定準」という解説があり、「定数」「きまった標準・運命」という意味にでもなろうか。あるいは、「決まったところ」「決まった運命」と解釈したりするのに都合よく、その意味で多く用いられたと考えられよう。日本語でも「定め」が、時によって「運命」のような意味合いで使用される のと似通っている。」という意味の御指摘があり、早速書き改めさせていただいた。(2006.8.15追記)。

※彼此更共之:あの人もこの人も、かわるがわるにこの(盛衰の交替)を共有している。 ・彼此:(人間関係で)互いに。人間関係でのみ用いる。かれこれ。あちら(の人)とこちら(の人)。 ・更:かわるがわる。こもごも。 ・共之:「衰」と「榮」を共にする。

※邵生瓜田中:(例えば)邵平がウリ畑で(生活しているいる姿は)。 ・邵生:人名。邵〔せう;shao4●〕さん。秦の東陵侯であった邵平のこと。秦が滅ぼされた後は、庶民に戻って、長安の東でウリを栽培して生活をした人物。『史記・蕭相國世家』に「
召平者,故秦東陵侯。秦破,爲布衣,貧,種瓜於長安城東,瓜美,故世俗謂之『東陵瓜』,從召平以爲名也。」とそのことが載っている。 ・瓜田中:ウリ畑で(農民として生活するようになった)時。

※寧似東陵時:諸侯として東陵にあった時に、どうして似ていようか。 ・寧似:どうして似ていようか。なんぞ似んや。反語。 ・東陵時:東陵侯として東陵にあった時。諸侯であった時。

※寒暑有代謝:(気候の)寒さと暑さは移り変わりがあるように。 ・寒暑:(気候の)寒さと暑さ。 ・代謝:古いものと新しいものとが入れかわること。また、うつりかわること。 ・謝:辞し去る。おとろえる。

※人道毎如茲:人の世はつねにこのように(古いものと新しいものとの入れかわりがある)。 ・人道:人間世界。人の世の(人生の)道。また、人として実行すべき道。人として守るべき道。 ・毎:いつも。つねに。毎回。 ・如茲:このようである。

※達人解其會:広く道理に通達した人は、その要点を理解しており。 ・達人:広く道理に通達した人。学問・技芸に熟達した人。陶潜より僅かに後れるが、ほぼ同時代人の謝霊運の『述祖コ詩』に「
達人貴自我,高情屬天雲。兼抱濟物性,而不纓垢氛。段生蕃魏國,展季救魯人。」と、同義で使っている。 ・解:理解する。とく。 ・會:かなめ。要点。さとるところ。

※逝將不復疑:絶対に疑念を抱かない。 ・逝將:「逝」=「誓」〔せい;shi4〕で、誓って。決意を表す。或いは、ここに まさに。発語の助辞。或いは、やがて。ゆくゆく。≒「行將」とみる。「逝」に、やがて、の意があるのか、検討中。 ・不復:二度とは…ない。

※忽與一觴酒:うっとりとして、一杯の酒とともに。 ・忽:うっとりと。≒惚〔こつ;hu1●〕。たちまち。にわかに。 ・與:…とともに。 ・一觴酒:一杯の酒。

※日夕歡相持:今宵(も)楽しく過ごしていこう。 ・日夕:夕暮れ時。日暮れ。日暮。午後四時頃から日暮れまで。『飮酒二十首・其五』に「結廬在人境,而無車馬喧。問君何能爾,心遠地自偏。采菊東籬下,悠然見南山。山氣
日夕飛鳥相與還。此中有眞意,欲辨已忘言。」とある。 ・歡:口大きく開けて楽しむ。 ・相持:対抗する。持続する。持ちこたえる。持していく。

               ***********




◎ 構成について

 韻式は「AAAAA」。韻脚は「之時茲疑持」で、上平四支。この作品の平仄は次の通り 。


   ○○○●●,
   ●●●●○。(韻)
   ●○○○○,
   ●●○○○。(韻)
   ○●●●●,
   ○●●○○。(韻)
   ●○●○●,
   ●○●●○。(韻)
   ●●●○●,
   ●●○○○。(韻)

2004.8.30
     8.31
     9. 1
     9. 2完
2005.1.31補
     3.22
2006.8.15(追記)
2007.4.26

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