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1.オール・オブ・ミー
2.瞳は君ゆえに
3.ラ・メール
4.ディーパー・ザン・ユー・シンク
5.ヒッピング・ザ・ホップ
6.レイトリー
7.ゲットー〜エル・バリオ
8.イン・ユア・アイズ
9.ムーディーズ・ムード
10.ダニー・ボーイ
11.マスカレード
12.ブリージン
13.愛の幾何学
14.ターン・ユア・ラヴ
15.ネヴァー・ギヴ・アップ
16.ギヴ・ミー・ザ・ナイト
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George Benson from DVD
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| George Benson absolutely |
媚薬男爵
George Bensonの歌声には妙に心をくすぐられるところがあります。円やかで、ハートの性感帯を疼かせる媚薬めいた効能があります。
今回の映源は、そんなGeorge Bensonの、オーケストラあり、ジャズセッションあり、ストリングズ交えてのディスコミュージックありと、題名absolutelyの示すように集大成ともいえるDVDで、華麗なカメラワークで、その見事なエンターティナーぶりをあますところなく捉えた本編は、何とも陶然となる恍惚感に満ちています。
前半3曲はオーケストラとのスタンダード集、4曲から7曲までは、お待ちかねわがクルセイダーズのJoe Sampleが加わってのジャズコンボ。お二人阿吽の呼吸のセッションで、Joe Sampleもさぞかし心地よいのでしょう、終始にこやかに鍵盤に指を走らせます。互いに指差し称え合う様子は、友人でありながら、お互い尊敬の念を抱かれていることを窺わせ、微笑ましくもあり、さすがクルセイダーズを率いる御仁とこちらも熱くなってきます。
後半は懐かしやディスコサウンドのオンパレードで、ステージ前では往年のファンの奥様方でありましょう、やや脂の乗りすぎの感ある重量級の体躯を揺らしながらのディスコダンス。感極まってステージに上がって体をすり寄せる完熟マダムのエロティック？な一幕もあり、お得意のスキャット唱法もまじえ、汗の滴したたらせ益々エネルギッシュにヒートアップする白熱のプレイは、まさに媚薬男爵George Bensonの面目躍如です。
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