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1.The Real T
2.Plumb Happy
3.Recipe
4.Lovin'You
5.Ashima
6.Going Up
7.The Sidewalk Today
8.What's Going On
9.Walk This Way
10.An-Noon
11.Didn't I(Blow Your Mind This Time)
12.I Can See Clearly Now
13.Soul Food Cafe
14.Walk On By
*注
今回のDVDには、ファンにとって見逃せない、嬉しいプレゼントが付いています。
1.David T.Walkerへのインタビューが収録されており、これがまたニヤリとさせられたり、なるほどと新発見させられたりの興味津々の問答。必見です。
2.David T.Walkerウエブサイト管理人、ウエヤマさんの愛に満ちた味わい深い「吟醸解説」と、ドリカム中村正人さんへの
「デビ爺」さん(敬称)共演体験実話インタビュー掲載の小冊子付きで、これまた必読。
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DAVID T.WALKER LIVE IN TOKYO
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AT COTTON CLUB |
慈愛のまなざし
まずは、この至宝のような素晴らしいDVDを、企画、製作、販売まで敢行された方々のご尽力に、満腔の敬意と
感謝を表さなければなりません。
2007年5月、われらがDavid T.Walkerは、旧知の仲であるClarence McDonald(key)、Leon Ndugu Chancler
(dr)、そしてThe Crusadersの公演巡業で面識を得たというByron Miller(b)といった気心の知れた面々と共に来日し、
東京のコットンクラブをはじめ、名古屋、大阪の3会場で遂に待望のソロライブを果たしました。これは、その時、神が宿った
としか思えないほどの奇跡的なLIVEのドキュメントです。
1984年にクルセイダーズと共に来日公演したLeon Ndugu Chancler、Byron Millerも、年経て燻し銀の渋みを増して
います。演奏につれ千変万化するDavid T.Walkerの表情、感情を如実に物語る眼差し、濃紺のスーツを纏った体の「旋律的」な身のこなしなど、それこそDavid T.Walkerの一部始終が余すところなく活写されていて、これぞDVD音楽絵巻の妙味です。
それにしても、唄を口ずさむようにしてギターを奏でるいつもながらのDavid T.Walkerの奏法は、まるでギターそのものが弦を震わせ呼吸しているようです。ギターが歌い、語りかけます。ある時は繊細に、またある時は力強く情の綴れ織を丹念に織り成していく演奏風景は、「円熟味」という言葉がピッタリです。
愛のバラッド「Lovin'You」には、苦しみも悲しみも喜びも出汁のように溶け込み、「禍福丸ごとの人生」が哀切極まる調子で奏でられます。このサウンドのやさしさは、どうでしょう。David T.Walkerの生きざまなのでしょう、感謝、謙虚、慈愛など、つまりは豊沃な「徳」が、身につまされるほどにじみ出ます。「徳あれば孤ならず、必ず隣在り」です。
David T.Walkerの何とも慈愛に満ちたまなざしには神の視線さえ感じてしまいます。
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