北フランス スケッチの旅 North France (2005.7)
< ストラスブール グーテンベルグ広場 Strasbourg/ pl.Gutenberg >
パリの東駅から特急で約4時間、ドイツの国境に近い街です。今は4時間もかかりますが近い将来TGVが開通して近くなるよ うです。アルザス地方の中心都市で近年EUの本部会議場がモダンな建築でできました。イル川に囲まれた約1Km四方の範囲が街の中心で多くの観光客でにぎ
わっています。特徴的なのはコロンバージュといわれる木骨造の家並みが多く見られることです。プティッド・フランスとよばれるあたりが最も人気があるよう
です。活版印刷を発明したドイツのグーテンベルグが一時住んだのでその名がついた広場の一角を描いたものです。
< ストラスブール プティット・フランス Strasbourg/ Petite France >
イル川が4つに分かれるあたりがプティット・フランスとよばれる一帯です。ハーフティンバーの建物が立ち並んでいて観光客で賑わっています。
< ストラスブール プティット・フランスの裏通り Strasbourg/ Petite France >
このあたり一帯は表通りも裏通りも木組みの家並みが立ち並んでいます。これらの建物は、かっては皮なめしが行われていて職人たちの作業場や住居であったものが今はレストランなどに改造されて、この街で最も人気があり観光客で賑わっています。
< コルマール 小ヴェニス Colmor Petite Venise >
ストラスブールから列車で30分、このあたりはアルザスワインの生産地でワイン街道のツアーもここから出ます。古い街並み の残るこの町は運河のあたりが小ヴェニスと呼ばれています。色鮮やかな家並みや手の込んだすかし看板が面白く見て歩いてあきません。ウンターリンデン美術
館の祭壇画キリストの像は迫力がありました。
< コルマール コウノトリの巣の見える通り Colmar street >
赤ちゃんを持ってくるというコウノトリ。この地方にはあちらこちらの屋根の上に巣をかけているのが見られます。看板を見ながら路地を歩いていると通りのむこうの屋根の上の巣につがいの2羽が寄り添っていました。
< リボーヴィレ グラン・リュー通り Ribeauvile Street >
リクヴィルと並んでワイン街道にある主要な村のひとつです。美しい中世の家並みに土産物屋やレストランが並んでいて観光客 でにぎわっています。通りの裏側には一面のぶどう畑が続いています、このあたりで取れるリースリング品種のワインは気品に満ちた辛口で知られています。ま
たコウノトリの里としても知られていてあちこちの屋根の上に巣がかけられています。背後の山上にあるのはオー・クニクスブール城でアルザス地方で最も人気
の高い城です。
< モン・サン・ミッシエル Mont St Michel >
あまりにも有名なフランスで最も美しいといわれる修道院です。ノルマンディー地方にありながらオンフルールあたりからはと ても不便でパリのモンパルナス駅からTGVで行きます。レンヌまでTGVで2時間バスにのりかえて約1時間30分でした。海上に忽然とあるのでバスの進行 方向に見えてきて近づいてゆくとそのスケール感に圧倒されました。この地方は天候が変わりやすいといわれますが陸側からは昼間が純光ですから細部がよく観察されます。