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ヨーロッパの美しい街並みや世界遺産をスケッチで紹介しています。

北欧の街々を訪ねる スケッチの旅(1) North Europe (1) etail

北欧の街々を訪ねる スケッチの旅 North Europe (2008.9)

<北欧の街々を訪ねる スケッチの旅
(2008年9月)

 今回は3年ぶりのスケッチの旅でした。北欧スカンジナビアは4カ国ですが、日程の制約からノルウエーを外して3カ国の主要 都市を回りました。
 ヨーロッパでも特段デザイン創造に優れたヘルシンキ、ストックホルム、コペンハーゲンに絞って出かけましたが、予てからの期待通りいつ の日か触れてみたいと思っていた数々のデザインに出会うことができました。3都市はそれぞれに特徴があるのですが、ヘルシンキではアルヴァ・アールトの建 築が素晴らしく期待通りでした。ストックホルムではガムラ・スタンの街並みがモチーフとしてとても魅力があり、迷路のような路地のいたるところが絵になります。コペンハーゲンでは絵になるのはやはりニューハウンでした。そして、デンマーク工芸博物館でハンス・J・ウエグナーやアルネ・ヤコブセンの家具に触れることができたのは幸せでした。



ヘルシンキ エスプラナーデ通り−Helsinki Pohjoisesplanadi

 通りの反対側はエスプラナーデ公園になっていて中央の芝生公園にそって樺の木の並木が鬱蒼と茂っています。通りにはフイン ランド・デザインのイッタラ、マリメッコ、アルテックなどの本舗が並んでいて、この街で最も高級な店が軒を並べるショッピングエリアです。有名なA・アア ルトが設計したアカデミア書店もこの通りにあります。











































ヘルシンキ ウスペンスキー寺院− Helsinki Uspenskin katedraali >

 北欧で最大を誇るロシア正教の教会でロシア人の建築家によって1866年に建てられたものです。港の近くにある赤茶色のこのレンガの教会はヘルシンキのランドマークになっていて海上からも一際良く見えます。
































ヘルシンキ ヘルシンキ中央駅ーHelsinki Helsinki Rautatieasema >

 フインランドの偉大な建築家エリエル・サーリネンの設計で重厚な花崗岩の建物です。この絵は正面側を描いたものですが両サイドに比較的シンプルなデザインの出入り口があります。プラットホームは近年建て変えられて明るいガラス張りの屋根になっていました。

































ストックホルムル ガムラ・スタン ドイツ教会ーStockholm Gamla・Stan Tyska kyrkan

 ガムラ・スタンはスウェーデン発祥の旧市街地です。この地域には王宮があり、細い迷路のように張り巡らされた通路の両側に さまざまな店が軒を連ねています。地下鉄のガムラ・スタン駅を出て細い路地を少し上るとすぐに目に入るのがこの教会です。ハンザ同盟の名残を伝える教会で 1648年に完成しましたがその後改築されて現在の形になったのは1887年です。尖塔の高さは100m近くもあるので数ブロック離れても画面には入り辛 いのです。

















































ストックホルムル ガムラ・スタン ノーベル博物館ーStockholm Gamla・Stan Nobelumuseet

 ガムラ・スタンの大広場に面して建つこの建築は1776年証券取引所として建てられたものです。2001年にノーベル賞 100周年を記念して博物館としてオープンしました、3階にスウェーデン・アカデミーがあり毎年ノーベル文学賞の選考が行われます。館内の博物館展示は外 観とは異なりモダンでユニークなものでした。広場は思ったより狭く博物館を描くには路地から見通すことになります。













































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