南仏からパリへ スケッチの旅 South France (2012.08)
< マルセイユ旧港 1 ―Marseille Viux Port 1 >
人口86万7千、パリに次ぐ大都市といわれるのですが街を歩いていてその雰囲気はありません。それは、丘の上のノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バシリカ聖堂に登って観るとわかるのですが、フランス最大の港の地位を守ってきたことがその理由だと思われます。
< マルセイユ旧港 2 ―Marseille Viux Port 2 >
丘にそびえるノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バシリカ聖堂を遠景に入れたもう一枚の旧港です。
<エクス・アン・プロヴァンス―Aix-en-Provence>
セザンヌの生地で,この地を愛し生涯サント・ヴィクトワール山を描きつづけたことで知られています。市街地の北に晩年のアトリエや別荘が残っています。
この街の通りには樹齢数百年の大きなプラタナスの並木が立ち並び、要所々々には噴水や泉がありその数は100以上あるといわれます。この絵は市役所前の塔の見える通りから。
< ルシヨン―Roussillon >
プロヴァンスのリュベロン地方はその一帯が地方自然公園の中にあります。ルシヨンは黄色顔料のオークルを採取していた丘の上にある村で、村全体が褐色、ばら色、黄色などの赤系統の色で彩られています。今では化学染料になって殆ど採取されていないが、かっての面影を残す採取場などが見られます。
< ゴルド―Gordos >
リュベロン地方の村々で最も迫力のある景観を見せるのがゴルドでしょう.村へ近づくと展望台があり駐車できるようになっています。ここからの眺めは距離的にもスケッチには最適の場所です。村はこの素晴らしい景観にひかれて、この地方の中で最も観光地化されていて、みやげ物を売る店やカフェが多くにぎやかです。
< アヴィニヨン―Avignon >
中世、法王庁のあったこの街は、有名な「橋の上で踊ろよ-----」の歌でよくしられた街です。城壁で囲まれた城郭都市で、そのサン・べネゼ橋は街の外側、城郭に沿って流れるローヌ川に架かり、このあたりは観光客でいっぱいです。スケッチは一つ上流の橋から城壁と街の様子を描いたものです。
< アヴィニヨン近郊の町 ヴィルヌーヴ・レザヴィニオン サンタンドレ要塞―
Villeneuve-lez-Avignon Fort St-Andre >
アヴィニョンからバスで約10分、ローヌ川を挟んで対岸にある街。アヴィニョン法王庁があった時代の枢機卿たちの豪邸のあった街。高台にある要塞からは街が一望されます。