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カプースチンというウクライナ出身のピアニストがいますよね。
これをカスプーチンとおぼえてしまった人は、たぶん一生なおらないと思います。
残念ですけどあきらめていつまでも恥をかき続けてください。

この主人公の医者についても、似たような間違いが起こりそうです。

メレンゲじゃないんですよ。
気をつけてくださいね。
とか言っても、もう手遅れですかね。

この主人公が、何とかの天使、みたいな渾名で呼ばれていたことをおぼえておくと少しはいいことがあるかもしれません。

ドイツ人ですけど、この名前の英語読みはたぶんメンジェルです。
エンジェル→メンジェル
この連想が働けば、うっかりメレンゲと言いそうになったときでも、うまいことブレーキがかかり、恥をかかなくて済みます。


この人物を取り扱っているページはそこらじゅうにあって、いまさら新たに提供できるネタなんてなさそうな気もするんですけど、英語のページを漁ってたら、初めて見る記事が少しだけ含まれているものがあったので、取りあえず紹介しときます。
(なんで初めてなんだ、これほどの話がなんで日本語のページでは殆ど語られていないんだ、ということについて、深く考える必要はあるのかどうか。たとえば、作者や、記事の元になった証人が、実はこちらの知らないところで、「ああ、あの人ね(プ」とか言われるような困った有名人だったりするのかもしれませんけど、そんなことを考え始めたらきりがないので放っておきましょう)

全体としては、どこかで読んだような話が多いです。
特にアレックスなんとかいう人の話は、ほとんどお約束と化している。

同じ出来事に対して、ある記事ではこう言ってるけど別な記事では違うことを言ってる、なんてこともけっこうあります。
どっちが本当かみたいなことを考えてもたぶん時間の無駄です。
細かいことは気にしないでください。


和訳にあたって意味が把握し切れなかったところは、適当に妄想で補完、またはカット。
でたらめな訳もありますけど、気にしないでください。



その1(原文)

その1(和訳)

「この美容液には何と強力美白成分シロクナールBが入っているんです」
「シロクナールBってなに?」
「当社が独自に開発した強力美白成分です」
よくあるこのてのやり取りを思い出してしまったり、

モーツァルトを聴くと頭が良くなると信じている人が、何でそうなるのか説明しようとして、さんざん薀蓄を垂れたあげく、「けっきょく天才だからとしか言いようがない」とか、うなずきながら深くため息をつく様子を想像してしまったり、

まあ何だか分かりませんけどそんな感じで進んでいく話です。
肩の力抜けよと言ってやりたくなります。






その2(原文)

その2(和訳)

読みどころはたぶん最後の章(だけ、かも)
何とかいう囚人ドクター(適当なカタカナを当てたけど、実際に何て読むのかは知らない)が目撃した、信じられないような事件。
信じられないだけじゃなく、後半は英文自体がよくわからなくて妄想モード全開、ラストシーンは力尽きてカット。
悲しい結末であることは間違いなさそうです。


後日判明したこと。
最後の章のドクターの名前、やっぱり和訳中のカタカナ読みは間違ってました。
どうやら「ナイア」じゃなく「ニー」です。
正しいほうの読みで検索すると、面白すぎて困ってしまうような結果にぶつかります。

思い出してみると、自分は何度かネット上でそのカタカナ名を目にしていたんですね。
それはやっぱり面白すぎて困ってしまうようなページでした。
その種の面白すぎるのページってのはだいたい、「ああ、あれね(プ」とか、「書いてるのはちょっとアレな人だから(プ」とか、言われているんだと思います。

そういう(プなページの中で、「ああ、あの医者ね(プ」という言葉が出てきた場合、どっちのプ)に味方すればいいのか。

プ)の支持率が歴史を決定するのだからここは慎重にいかなくては、なんてことで悩んでいるひまがあったら、とっとと次の面白ネタさがしに邁進したほうがいいような気がします。





その3(原文)

その3(和訳)

英語版のwikipedia。
書き方はハチャメチャですけど、内容は、日本語版wikiの同タイトルページより盛り沢山の気がします。
(ほぼ最悪最底辺に属する破滅的な書き散らし)
まるで筋の通らない個所もあって、どうにかならんのかいとゴチャゴチャいじっているうちに、もしかしたら事実じゃない話になってしまったかもしれません。
気にしないでください。

とか、他人様の書いたものにケチつけてる場合じゃないんで。
和訳中、人物名のカタカナ読みはことごとく間違ってますね。
アルゼンチンの大統領、ジュアン・・・とか、パラグアイの大統領、・・・シュトロスナーとか。
直すのも面倒なので放っときます。






その4(原文)

その4(和訳)

別な人物に焦点を当てた話。
でも出来上がりとしてはやっぱり彼が主人公ですね。
不思議な物語です。
これを読んだら、またちょっと見方が揺らいでしまいました。
そういう意図で書かれたんじゃないかと思えるほどです。
(裏歴史、陰謀話のほうに興味が引き戻されそう、なんてことまで言うつもりはないです)






その4EX(原文)

その4EX(和訳)

「その4」の外伝みたいものと考えていいのかな。
だからって「その4」が正伝なわけでもないけど。
というより、どっちも外伝みたいなものだけど。
それでもやっぱりこっちのほうが外伝っぽさは強い。
書いたのは「その4」の著者とは別人の気がする(言い切る自信はない)
こっちのほうが文章はずっと低品質。
wikipedia並みの書き散らし。
もう下の下。
そのくせ、たまに気取った言い回しをまじえたりするから、ますます腹が立つ。
こういう文章を書く人は嫌いです。
たいていの人は嫌いだと思います。
でも、言っていることはごもっともです。
主人公も舞台もひっくるめて、ますます見方が揺らいでしまう。
それぐらい御尤もです。
(裏歴史、陰謀話のほうに興味が引き戻されそう、なんてことまで言うつもりはないです)






その5(原文)

その5(和訳)

ブラジルにいた頃の話。
この記事だけだと特にどうってこともないんですが、たとえばこのブラジル時代の日記とか手紙とか、そこらへんのものを全部公開しているページがもしあったら、20年はひまつぶしに困らないという感じがします。
これからは、heyday じゃなく「その後」を重点的に検索しようかと考えています。
(考えてみりゃこの主人公の heyday ってのはたかだか20ヶ月かそこら。人間一日24時間しかないんだからこれ以上新しい話題が出てくるとは思えない。見ようによってはすでに多すぎといえなくもない)




その6(原文)

その6(和訳)

「その後」の話、見つけた。
抜粋というか梗概というか、抜粋を適当に組み合わせた梗概というか
たぶんこれの元になってる超長編の伝記があるんだと思います(いま思うと「その4」も、同タイプの抜粋梗概かも)
書かれたのは1986年。
かなり古いけど、「その後」に関して諸説ある中では、なぜかいちばん信用できそうに見える。
なぜそう見えるのかといえば、1985年に発見された本人の日記や手紙を土台に話を進めているから。
たとえばこれが書かれた後、「日記にも手紙にもウソがある」なんて新情報が出ていたりしたら、それはそれでまた面白いとか思ってみたり。






その7(原文)序章 第1章 第2章 第3章 第4章 終章-あとがき

またしても heyday の話。

抜粋でも梗概でもない、オリジナルの本文をまるごと入手できたのは初めて。
でも長すぎて和訳する気になれない(そのうちやるとしても、たぶん第1章の一部と第4章だけ)

書かれたのは2011年と比較的新しいので期待したんだけど、ちょっとがっかり。
「本文まるごと」といっても、これ自体が他の本からの抜粋で構成されているようなもので、独自の取材に基く記事ってのは、実はそんなにない。

序章はふつうにどうでもいいような序章。協力してくれた奥さん宛のラブレターなんかも入ってる。
第1章はおなじみの話ばかり(最後のほうにひとつだけ初めて見る話があった。なかなか心温まる内容)
第2章、第3章はよくわからない。
なんか倫理について語ってる。
この主人公つかまえて倫理はないだろと思う。
あげく、今どきの若い医者相手に、この主人公をどう思いますかなんて質問してる。
相手も困ってしまっただろう。
アラン・ホールズワースにリッチーさんのことどう思うか訊くようなもんだ(←全然違う。そもそもこの二人はそんなに年齢違わない気がする)
第4章は、うさんくさい同僚たちの話題(この「うさんくさい」は、どの言葉にかかるのか、はっきりさせるべきかどうか)
第5章は現地探訪記。

たぶんこの作者は倫理学者か哲学者なんだろうなと思います。
つまり第2章、第3章が本当の山場。
これをすっ飛ばしてしまっては読む意味なんてないのかも。
興味がある人はこれでも使ってください(→辞書を引きながら英文を読むソフト)


実は、今まで意味がわからず、気になりつつも適当に読み流してきた二つの言葉がありまして。

施設内の肩書きを表す言葉です。
第4章を読んだところでようやく調べてみようという気になった。

CとかKで始まる、弱そうで間抜けな響きの言葉と、Sで始まる強そうでかっこいい響きの言葉(→他サイトから丸パクり)

事実は、C,Kのほうが支配者側、Sは使い捨ての「働き蜂」「働き蟻」みたいな扱いだったんですね。
(その程度の基礎知識もなしにこの種の記事を読み漁っていたのかと・・・でも、そういう人って他にもいますよね、きっといますよね)


ところで。
ジョーという名前で思い出すのは、「アイサレーンダ、アイサレーンダ」か、食中毒起こしそうな(ウェルシュじゃねーっつの)「シソミシ、ソミシソ・・・」か、ミック・ジャガーそっくりのやつがボーカルやってるグループのギタリストか。
リン・ターナー、ウォルシュ、ペリー、どの名前をとっても、ロック・ミュージシャンとしては、何というか、地味というか小者というか、華がない感じがします。

ファーストネームが「ジョー」ときて、後に続くのが「ローゼンブルム」だったら、どうでしょう。
ちょっとは華があるって感じがしてきたでしょ。
(もしかしたら発音は「ローゼンブラム」の方が近いのかも。でもこれだと花が咲いた気がしない)

いや、ロック・ミュージシャンの話じゃないです。
この人物については、第1章で初めて知りました。
こんないい話がひろまっていないのは変だと思いつつ、ネット上をしつこく検索してたら、予想外にまとまった文章が手に入ってしまったので、こちらに隔離しておきます。






その8(原文)

その8(和訳)

ブラジル時代に書かれたノートの抜粋。

「日記」てなもんではないのかな。
「何月何日、危うく捕まりそうになった」とか、そういう内容を期待してたんだけど全然違う。
ここで紹介されているのは、つれづれなるままに、的な文章。
これの一般的なウケはどうなんでしょうね。
面白くないわけでもない、という程度のものか。
こんなことを書いているようでは、世界史に残る悪魔としてはどうなんでしょ。

「ちょっとイッちゃってる頑固老人、迷惑老人」ぐらいの感じ。
個人的には、そこがけっこう面白いと思いましたけどね。
「その6」「その7」を先に読んでいたので、さほど違和感はありませんでした。

独→英訳のプロセスでイメージ操作が加わっている可能性があったりするのかどうか、そのへんのところはわかりません。