記事No | : 1790 |
タイトル | : Re: 杜子春の母たち |
投稿日 | : 2012/12/07(Fri) 19:17:53 |
投稿者 | : 桃青 |
さて、此処で悩ましい問題がある。
「子供には介護の苦労をかけたくない。」母と、
「子供に介護してもらいたい。」母と、
どちらが、迷惑な存在なのだろう。
我が子を介護の苦痛から解放するということは、他の誰かにその苦痛を引きうけて貰うということでもある。
国家の負担、つまりは皆の負担になるでしょう。
その代り、介護に労力と時間をとられないぶん子供は、働いて税金をおさめるでしょう。
我が子に面倒見て貰えば、我が子は負担にあえぎますが、国家に負担をかける割合は、けなげな杜氏春の母よりは、なんだか少なそうだ。
しかし、介護に時間と労力をとられた子供は思うように働けず納める税金も少なくなるでしょう。
どちらが国家や社会にとっては良い親子なのでしょうね。