私感注釈
※宇寰:「寰宇」を押印のため語順を換えた。全世界。
※偉績:偉大な功績
※俯首:こうべをたれること。謙虚な様を言う。連作前句の「俯首甘為孺子牛」を踏んでいる。
※任労怨:(現代語、成語)「任労任怨」苦労を厭わず、恨み言にも気にしない、様を言う。
※江山:山河の意であるが「祖国の」山河、というニュアンスがあるので注意。江山如此多嬌(祖国の山河はかくの如く麗しい)。また、彼の遺灰は、散骨されたことをも踏まえた句である。
※構成について:韻脚は、「寰huan2」「天tian1」「山shan1」で平韻。現代語の-an韻とみたほうがいい。ローマ字表記(
音)では実際の発音ではだいぶ離れている。全ての句が伝統的な平仄に叶っている。しかし結句は反法をとっていない。
(1999.7. 7) (1999.9.30) |
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