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花間集 酔花間
醉花間

            

                    
毛文錫

               
休相問,
怕相問,
相問還添恨。
春水滿塘生,
還相趁。


昨夜雨霏霏,
臨明寒一陣。
偏憶戍樓人,
久絶邊庭信。


    **********************


             醉花間

   
相ひ問ふを 休
(や)めよ,
相ひ問ふを 怕
(おそ)る,
相ひ問はば  還
(ま)た 恨みを 添ふ。
春水 滿塘に生じ,
  還た 相ひ趁
(お)ふ。


昨夜  雨 霏霏として,
(あかつき)に 臨みて  寒さ 一陣。
(ひと)へに 憶(おも)ふ  戍樓の人,
久しく 邊庭の信を 絶つ。


             ******************
私感訳注:

※この作品は『花間集』巻五にある。女性が出征している男を思った歌になっている。
※毛文錫
※醉花間:詞牌の一つ。後期の形式とは異なる。詳しくは 「構成について」を参照。
※休相問:問いかけてこないでほしい。問いかけてくることをやめよ。 ・休:やめる。 ・相問:問いかけてくる。問いかけて行く。問いかけられる。 ・相:動作が相手に及ぶさま
※怕相問:問いかけられることを恐れる。 ・怕:恐れる。恐い。
※相問還添恨:問いかけられると、なおもまた、恨みがましい思いがこみ上げてくる。問いかけられると、なおもまた、恨みがましい思いが加わる。 ・還:なおもまた。 ・添恨:恨みがましい思いが加わる。 ・添:加わる。足す。
※春水滿塘生:春の池水は、塘いっぱいになって。 ・春水:春の池や川の水。 ・滿:いっぱいに。 ・塘:池。つつみ。
還相趁:紫鴛鴦がなおも相手を追いかけている。 ・:〔けいちょく;xi1chi4〕オシドリ(鴛鴦)に似た水鳥。つがいで動く。紫鴛鴦。 ・還:なおもまた。 ・相趁:…を追いかけていく。鳥の仲睦まじいさま。 ・趁:追う。後からついて行く。
※昨夜雨霏霏:昨夜は、雨がしとしとと降り続いた。 ・霏霏:雨がしとしとと降るさま。
※臨明寒一陣:明け方が近づいたときは、寒さがひとしきりだった。 ・臨明:明け方が近づいて。 ・寒一陣:寒さがひとしきりだった。
※偏憶戍樓人:出征して辺境防備の任に着いている男をずっと思いしのんでいる(が)。 ・偏憶:ずっと思いしのんでいる。 ・戍樓人:要塞の望楼にいる人。出征している男。
※久絶邊庭信:辺疆からの便りが、長い間途絶えている。 ・久絶:長い間絶たれている。 ・邊庭:辺疆。国境。 ・信:便り。手紙。



◎ 構成について

  双調四十一字。仄韻。一韻到底、第二句は畳韻。韻式は「araa aa」。韻脚は「問問恨趁 陣信」で第六部去声十二震(信)、十三問(問)、十四願(恨) 。

   ○○●,(韻)
   ●○●。(畳韻)
   ○●○○●。(韻)
   ○●●○○,
   ●○○●。(韻)


   ●●○○,
   ○○●●。(韻)
   ○●●○○,
   ●○○●。(韻)


2003.8.5

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