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      石灰吟
              
                  于謙 
千錘萬鑿出深山,
烈火焚燒若等閒。
粉身碎骨渾不怕,
要留清白在人間。


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 石灰の吟   
千錘(せんすゐ) 萬鑿(ばんさく)  深山に 出(い)で,
烈火に 焚燒
(ふんせう)せるも  等閒(とうかん)の若(ごと)し。
粉身 碎骨
(ふんしんさいこつ)  渾(すべ)て 怕(おそ)れず,
留むるを要す  清白 人間
(じんかん)に在るを。

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◎ 私感註釈

※于謙:明代の清官。1398年(洪武三十一年)~1457年(天順元年)。字は廷益。号して節庵。錢塘(現・浙江省杭州)の人。

※石灰吟:石灰の製造工程をうたうことで、苦難に耐えて産み出される純白な精神と自己の信念を述べている。作者は『詠煤炭』でも同様に石炭を詠うことで志を述べている。

※千錘萬鑿出深山:深い山奥から多くの手間を掛けながら掘り出された。 ・錘:〔すゐ;zhui4●〕金属を鍛える道具。〔つゐ;chui2○〕おもり・垂らす。 ・鑿:〔さく;zao2○〕うがつ。掘る。穴を開ける。 ・出:出る。(世に)出る。 ・千…萬…:数え切れないほど数多くのことの形容。強調していう。本当に。確かに。 ・深山:奥深い山。奥山。

※烈火焚燒若等閒:激しい火で焼かれても、気にもかけない。 ・烈火:はげしく燃える火。猛火。 ・焚燒:〔ふんせうfen2shao1○○〕焼く。 ・若:…のようである。…(の)ごとし。≒如。 ・等閒:〔とうかん;deng3xian2●○〕気に留めない。また、なおざりにすること。おろそかにすること。ここは、前者の意。

※粉身碎骨渾不怕:身を砕くような辛苦も、全然厭わない(のは)。 ・粉身碎骨:〔ふんしんさいこつ;fen3shen1sui4gu4●○●●〕身命を惜しまないこと。力の限り尽くすこと。=粉骨碎身。 ・渾不怕:全然恐れない。少しも恐れない。 ・渾:〔こん;hun2○(hun4●)〕全(すべ)て。全(まった)く。 ・怕:恐れる。怖がる。

※要留清白在人間:ただ、この世に「清らかで白い」ということがあるということを留めて(教え示し)たいからだ。 ・要:…たい。…しよう。古語の「欲」に似た働きをする。 ・留:とどめる。 ・清白:真っ白である。汚れのない。清らかな。(思想的、社会的に)汚れのない。清らかな。 ・在:…に。古語の「於」に似た働きをする。 ・人間:人の世。社会。





◎ 構成について

 韻式は「AAA」。韻脚は「山閒間」で、平水韻上平十五刪。平仄はこの作品のもの。
○◎●●●○○,(韻)
●●○○●●○。(韻)
●○●○○●●,
●○○●●○○。(韻)

2006.6.4
     6.5
     6.6
     6.8
     6.9

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