Huanying xinshang Ding Fengzhang de zhuye


陶淵明
陶潜陶淵明
           
                    
              東晉 陶潛
      雜詩十二首
       其四
丈夫志四海,
我願不知老。
親戚共一處,
子孫還相保。
觴弦肆朝日,
樽中酒不燥。
緩帶盡歡娯,
起晩眠常早。
孰若當世士,
冰炭滿懷抱。
百年歸丘壟,
用此空名道。



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雜詩十二首 
                        其四
丈夫は  四海に志すも,
我は願ふ  老
(おい)を知らずして。
親戚  一處に 共にし,
子孫  還
(ま)た 相ひ保つ。
觴・弦  朝日に 肆
(ほしいまま)にし,
樽中の  酒 燥
(かは)かず。
帶を 緩めて  歡娯を 盡くし,
起くること 晩くして  眠ることは 常に早くせんと。
孰若
(いづれ)ぞ  當世の士,
冰炭  懷抱に滿たす。
百年  丘壟に歸るに,
此れを 用ゐて  空名を 道
(つた)へんか。

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◎ 私感註釈

※陶潛:東晉の詩人。。雜詩十二首は、老年期の作八首と壮年期の作四首とに分けられ、これは八首の方のもの。故、雜詩八首ともする。これは、其四になる。イメージは『歸去來兮辭』「乃瞻衡宇,載欣載奔。僮僕歡迎,稚子候門。三逕就荒,松菊猶存。攜幼入室,有酒盈樽。引壺觴以自酌,眄庭柯以怡顏。倚南窗以寄傲,審容膝之易安。園日渉以成趣,門雖設而常關。策扶老以流憩,時矯首而游觀。雲無心以出岫,鳥倦飛而知還。景翳翳以將入,撫孤松而盤桓。」や、『飮酒二十首』其三「道喪向千載,人人惜其情。有酒不肯飮,但顧世間名。所以貴我身,豈不在一生。一生復能幾,倏如流電驚。鼎鼎百年内持此欲何成。」に似たものといえる。

※丈夫志四海:一人前の男は、天下のことに思いを馳すものだ。
 ・丈夫:〔じゃうふ;zhang4fu1●○〕一人前の男。立派な男児。 ・志:こころざす。 ・四海:世界。(四方の海の内の意から)国内。世の中。天下。 ・志四海:天下のことに思いを馳す。

※我願不知老:(しかしながら)わたしの願いとは、老いというものを知らないで、永遠の生命を保っていくことだ。 ・我願:わたしは願う。「我願」の中身は「不知老。親戚共一處,子孫還相保。觴弦肆朝日,樽中酒不燥。緩帶盡歡娯,起晩眠常早。」になる。 ・不知老:老いというものを知らない。永遠の生命を保つ。

※親戚共一處:親族一門が、同じところで生活して。 ・親戚:親族一門。 ・共一處:同じところで生活する。

※子孫還相保:子孫がまた、続いていくことだ。 ・還:なおまた。 ・相保:続いていく。保っていく。

※觴弦肆朝日:朝日の射す中で、飲酒や琴をならべて、ほしいままにして。 ・觴弦:酒杯と琴。 ・肆:〔し;si4●〕つらねる。ならべる。ほしいままにする。 ・朝日:朝の日。

※樽中酒不燥:徳利の中には酒が満たされていることで。 ・樽中:徳利のなか。酒器の中。 ・不燥:乾かない。いつも酒に満たされていること。

※緩帶盡歡娯:帯をゆるめて、くつろぎ、歓楽を尽くそう。 ・緩帶:帯をゆるめる。くつろぐさま。 ・盡:つくす。 ・歡娯:愉しみ。歓楽。

※起晩眠常早:ゆっくりとおそい目に起床して、寝床にはいるのはいつも早い目にするのだ。(そのような人に、わたしはなりたい)。 ・起:起床する。 ・晩:時刻として、おそい。 ・眠:寝床に入る。寝る。 ・常:いつも。 ・早:時刻として、はやい。

※孰若當世士:どちらにするのだ、今をときめく方々よ。 ・孰若:どちらか。いづれ。両方を比べて疑っていうことば。普通、下の語が主となる。ここでの「孰若」は、「丈夫志四海」なのか、それとも「我願不知老。親戚共一處,子孫還相保。觴弦肆朝日,樽中酒不燥。緩帶盡歡娯,起晩眠常早。」をとるのかということ。 ・當世:今の時代。今の世の中。 ・士:立派な人。身分ある人。

※冰炭滿懷抱:矛盾した感情をお持ちのようだ。 ・冰炭:(白く冷たい)氷と(黒く熱い)炭。相容れないこと。相矛盾するもの。 ・滿:満たす ・懷抱:胸に抱く。心で思う。

※百年歸丘壟:百年で人生は終わり、墓場へ葬られることになるが。 ・百年:人生の長さ。陶淵明『飮酒二十首』其三「道喪向千載,人人惜其情。有酒不肯飮,但顧世間名。所以貴我身,豈不在一生。一生復能幾,倏如流電驚。
鼎鼎百年内,持此欲何成。」や、『古詩十九首』之十五「生年不滿百,常懷千歳憂。晝短苦夜長,何不秉燭遊。爲樂當及時,何能待來茲。愚者愛惜費,但爲後世嗤。仙人王子喬,難可與等期。」、『詩經』唐風『葛生』「葛生蒙楚,蔓于野。予美亡此,誰與獨處。葛生蒙棘,蔓于域。予美亡此,誰與獨息。角枕粲兮,錦衾爛兮。予美亡此,誰與獨旦。夏之日,冬之夜。百歳之後,歸于其居。冬之夜。夏之日,百歳之後,歸于其室。」に同じ。 ・歸:本来の居場所へ帰る。ここでは、死んでの埋葬のことになる。 ・丘壟:〔きうろう;qiu1long3○●〕塚。墳墓。土の盛り上がったもの。丘。

※用此空名道:それらの虚名をもって、引導とするのか。 ・用:…で。…もって。用いる。 ・此:この。 ・空名:空しい名声。虚名。 ・道:≒導。導く。引導。葬る前に、迷わずに悟りが開けるように、経文や法語をとなえること。言う。

               ***********




◎ 構成について

韻式は「AAAAA」。韻脚は「老保燥早抱道」。平水韻で見れば上声十九皓。次の平仄はこの作品のもの。

   
●○●●●,
   ●●●○●。(韻)
   ○●●●●,
   ●○○○●。(韻)
   ○○●○●,
   ○○●●●。(韻)
   ●●●○○,
   ●●○○●。(韻)
   ●●○●●,
   ○●●○●。(韻)
   ●○○○●,
   ●●○○●。(韻)

2004.8.4
     8.5

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