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ついにメジャーレーベルに進出（失礼）、蒼井上鷹さんの新刊『まだ殺してやらない』が6/7に講談社ノベルスより刊行されます。長編ですが、はてさて。
石持浅海の新刊『耳をふさいで夜を走る』が6/20に徳間書店より刊行されます。ちょっと出しすぎな気もしますが、珍しくミステリーらしいミステリーのようです。
京極夏彦作品の文庫化が2点。『対談集妖怪大談義』と第16回山本周五郎賞受賞作品『覘き小平次』が、共に6/25に角川文庫化されます。
古処誠二さんの『七月七日』が6/24に集英社文庫化されます。7/7までには再読しようかな。
ミャンマー軍政が厳しい批判を浴びる中で刊行されるのは、何ともタイミングが悪いような…。乃南アサさん文、坂齋清さん写真の『ミャンマー』が6/13に文藝春秋より刊行されます。庶民の生活にスポットを当てているそうです。
もはや手の届かない存在になった、舞城王太郎さんの『好き好き大好き超愛してる。』が6/13に講談社文庫化されます。芥川賞候補になった表題作は、読者を選ばないでしょう。
一旦はノベルス落ちが延期された、宮部みゆきさんの『ICO ―霧の城―』が6/21に今度こそ講談社ノベルス化されます。

長いブランクも何のその、山口雅也さん『キッド・ピストルズの最低の帰還』の読後感想掲載。なお、同作収録の「アリバイの泡」「鼠が耳をすます時」を未収録短編一覧から削除しました。