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2008/12/02

• 荻原浩さんの短編集『押入れのちよ』が12/24に新潮文庫化されます。
• 乙一さんの新刊には違いないですが…『GOTH　モリノヨル』が12/16に角川書店より刊行されます。「GOTH」シリーズの新作1編と、新津保健秀さん撮影の写真を組み合わせたビジュアルブックなのだとか。
• 京極夏彦さんの新刊『南極(人)』が12/15に集英社より刊行されます。『どすこい(仮)』以来の久々のお笑い系作品ですが、笑えるかどうか…。
• 古処誠二さんの『未完成』が、『アンフィニッシュト』と改題の上12/4に文春文庫化されます。何度も言いますが、この頃が好きだった。
• 坂木司さんの早くも新刊『短劇』が12/16に光文社より刊行されます。光文社のPR誌「本が好き!」で連載されていた掌編をまとめたものです。初めて人が死ぬという情報が…。
• 瀬名秀明さんの『第九の日』が12/9に光文社文庫化されます。関係ないですが、今年も第九の季節ですね。
• 辻村深月さんの『太陽の坐る場所』が12/13に文藝春秋より刊行されます。講談社以外からは初。
• 若竹七海さんの新刊『プラスマイナスゼロ』が12/5にジャイブより刊行されます。葉崎シリーズの連作短編集。ジャイブは旧タカラ（現タカラトミー）系列の出版社として設立されましたが、現在はポプラ社の傘下だそうです。

2008/12/04

• 見落していました。鈴木光司さんの3年半ぶりの小説の新刊『エッジ』が12/18に上下巻で角川書店より刊行されます。「リング」シリーズ以来10年ぶりに解かれた封印、という帯の文句に一抹の不安を覚えたのは僕だけでしょうか。
• 道尾秀介さんの『骸の爪』が幻冬舎ノベルス化されていました。早く文庫にしてください。
• 1位は納得すると同時に意外でした。『このミステリーがすごい!』の2009年版を追加。

2008/12/05

• 乱歩賞枠はなくなったんでしょうか、『文春ベスト10』の2008年分を追加。1位の作品はデビュー作だそうです。しかし、ベスト10の顔ぶれが9人まで『このミス』と同じとは…。『本格ミステリ・ベスト10』も出ているようですが、そちらは後ほど。

2008/12/07

• 深水黎一郎さんはもう少し上かと思いましたが、ランクインは嬉しいです。『本格ミステリ・ベスト10』の2009年版を追加。
• いつの間にか上京していました。北山猛邦さん『踊るジョーカー　名探偵 音野順の事件簿』の読後感想掲載。

2008/12/14

• 色々な点で、現代社会との共通点を感じます。奥田英朗さん『オリンピックの身代金』の読後感想掲載。

2008/12/21

• もうこれで打ち止め…がいいでしょうね。京極夏彦さん『南極(人)』の読後感想掲載。これからは本業を頑張ってください。
• 葉崎市シリーズはこれからも続けてほしいと思います。若竹七海さん『プラスマイナスゼロ』の読後感想掲載。

2008/12/27

• 本当は恐ろしい坂木司…『短劇』の読後感想掲載。この濃密さ、年末年始のお供にいかが?　ただし、苦情は受け付けません。

2008/12/30

• 生涯『リング』の作家と言われ続けるのでしょうか。鈴木光司さん『エッジ』の読後感想掲載。来年は出版界も厳しそうですが、皆様よいお年を。