2000
2008 Kick THE JAZZ
2007 GROBAL WARNING
2006 ALIVE IN SOUTH AFRICA
2004 LIVE IN JAPAN2003
2004 SOUL AXESS
2002 RURAL RENEWAL
2000 POWER OF OUR MUSIC
CONSEPT PROFILE DISCOGRAPHY LINK BBS
GLOBAL WARNINGジャケット GLOBAL WARNING ←back next→
Jazziphopよりクルセイダーズを!
D.Y.M.E. Ltd.

このCDを聴き終わったあと、まるで呪文にかかったように「GLOBAL WARNING」という言葉が口を衝いて出てくるでしょう。 これが要するに、Wayne Hendersonがもくろんだ「Jazziphop」というもので、rapやhip-hop musicに傾倒したヤングジェネレーション とそれらを敬遠しがちなオールドジェネレーションとの橋渡しとなるミュージックらしい。Wayne Hendersonは、この音楽で、 世界を興奮の渦に巻き込みたいらしい。確かに「GLOBAL WARNING」は環境破壊や地球温暖化を危惧し、警鐘を鳴らしている という趣旨は解説書を読めば大いに納得するのですが、「Enjoy it!」と表立って勧められると、考えるまもなく体が拒絶反応 を起こしてしまいます。
1992年の「Back To The Groove」を皮切りに、「Happy Again」、「louisiana Hot Sauce」、 「Brek'n Da Ruz!」、「Power Of Music」、そして2004年の「Soul Axess」まで、Jazz Crusaders名義で、怒涛のように発表され 続けたアルバム群は、どれも肌で「闘魂」を感じさせるほど熱気あふれるものでした。ほぼ2年 間隔で発表されてきたサイクルを考えると、昨年か、この2007年に新譜の期待を抱かせていましたが、 2007年早春、コットン・クラブで行われたJAZZ CRUSADERSライブの報告で、杖をついてWayne Hendersonが登場し、演奏の際も椅子に座った ままであったこと、Wilton Felderが同行していなかったことなどを知り、今後の活動に悪影響を与えなければいいがと懸念して いた矢先の新譜発売だっただけに快哉を叫ぶはずでした。ところが・・・
今回のアルバム「GLOBAL WARNING」では、7曲並んでいますが、その内5曲は「GLOBAL WARNING」の様々な編曲で、正確には 新曲は3曲。それに寂しいかな、Wilton Felderは不参加。正直、「もっと練って作れなかったのウェインさん?新譜発表までにもっと時間を要しても、それまで 待っていましたよ」って、心の中で問いかけながらも、「椅子に座って演奏し続けた」Wayne Hendersonの 健康を案じていました。
ウェインさん、それでも「Reflection Of The Sun」を聴く4分13秒には満悦しましたヨ。これからも健康に留意して頑張ってください。 僕はアナタのファンです。


1 GLOBAL WARNING(radio mix)
2 GLOBAL WARNING(regular mix)
3 GLOBAL WARNINGclub mix)
4 REflection Of The Sun
5 I Went A New Man
6 GLOBAL WARNING(extended mix)
7 GLOBAL WARNINGdance mix)