1960
1969 GIVE PEACE A CHANCE
1969 LIGHTHOUSE'69
1968 POWERHOUSE
1968 LIGHTHOUSE'68
1967 UH HUH
1966 THE FESTIVEL ALBUM
1966 TALK THAT TALK
1966 LIGHTHOUSE'66
1965 CHILE CON SOUL
1964 THE THING
1964 STRECHIN'OUT
1963 JAZZ WALTS
1963 HEAT WAVE
1963 TOUGH TALK
1962 AT THE LIGHTHOUSE
1962 LOOKIN'AHEAD
1961 FREEDOM SOUND
CONSEPT PROFILE DISCOGRAPHY LINK BBS
GIVE PEACE A CHANCE ジャケット GIVE PEACE A CHANCE ←back next→
酢昆布仕立て
Liberty LIB-11005 1969

のっけから飛び切り粋の良いサウンド「GIVE PEACE A CHANCE」。
思わず、ヨッお若い!と合いの手を入れたいほど若々しさが横溢、アルバムのそこかしこに男根の息吹きと高揚を感じます。
2曲目は「I Think It Was A Dream」。そぼ降る雨に濡れ、ぬめるように黒光りするアスファルト、舗道に映えるネオンサイン、それを踏み歩く色とりどりのシューズやハイヒールの群れ。恋人たちの夜が始まる黄昏時の、なんともエロティックなひと時。聴きながらふとそんな光景を思い浮かべましたヨ。
「Black Bird」、「The Thrill Is Gone]も、唸るほど二重丸の元気印。スティックス・フーパーのドラム、シンバルの高鳴りがすこぶる良いですヨ。
初見参のベース奏者BUSTER WILIAMSもなかなかリキ入ってますネ。
B面は打って変わってスタティックなモダンジャズの風情。筋肉にすぐに染入るほどファンキーじゃないけれど聴くほどにジワーと舌になじんできて、尾篭ですがトイレで用を足しながらでも鼻歌まじりに口ずさむようになればしめたもの。
今回のアルバム、まず何といっても若々しさに満ち溢れ、心地よい泥臭さで、これっぽっちもソフィストケートされてないのが実に好印象、やくざなファンキーっぽさを匂わせ、酢昆布みたいに噛めばかむほど味が出ます。要するにクセになる味です。


SIDE A
1 Give Peace A Chance
2 I Think It Was A Dream
3 Black Bard
4 The Thrill Is Gone
5 Anita's New Dance
SIDE B
6 Settlement
7 All The Lonely Years
8 Another Blues


GUEST PLAYER
Buster Williams(b)