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最新アルバムレビュー |
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旧譜 前年度以前発売分 |
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おすすめ度マーク
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珠玉の名盤。
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★★★★
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買って損なし。
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★★★
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余裕があれば
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★★
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好きなら...
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ちょっと厳しい
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ダメだこりゃ・・・
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BLUE SYNDICATE('97) |
TAMAS |
★★★★ |
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AWAKENING THE WORLD('01) |
LOST HORIZON |
★★★★ |
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ON THE PROWL('91) |
LOUDNESS |
★★★☆ |
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PROJECT('97) |
RICHIE KOTZEN/GREG HOWE |
★★★☆ |
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FUN STUFF('00) |
OLAF LENK'S FOOD |
★★★☆ |
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FURNISHED SOULS FOR RENT('00) |
MOURNING WIDOWS |
★★☆ |
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WHAT IS...('98) |
RICHIE KOTZEN |
★★★☆ |
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NO MORE TEARS('91) |
OZZY OSBOURNE |
★★★★ |
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NO REST FOR THE WICKED('88) |
OZZY OSBOURNE |
★★★★ |
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EXTENSION OF THE WISH('01) |
ANDROMEDA |
★★★☆ |
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DREAM THEATERと言うよりLIQUID TENSION EXPERIMENTに代表される「火花散るインタープレイの嵐」大好き人間に特にお勧めしたい超ハイテクプログレメタルバンドfromスウェーデンのデビュー作。雇われvoの実力はほんと大したことないので、ひたすら楽器陣の技巧を楽しむのが良いと思われ。楽曲は悪くないレベルなんで良いvoが見つかれば化ける可能性大。 |
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ICE ALIVE('99) |
ICE |
★★★☆ |
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癒しvoとファンキーgの組み合わせが絶妙なこのバンド。言ってしまえば「おしゃれ系」なんだけども、ライヴは結構得意なのかなかなかパワフルなパフォーマンスを披露。お目当てのgがファンキー度、弾きまくり度10%増しといったところなので満足。 |
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TRIPLE WHAMMY('01) |
KING OF DARKNESS |
★★★★ |
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長いこと(90年ごろから欠かさず)YG誌を愛読していたんでデビュー前から知ってましたよ、「はっしん」さん!同誌の恒例企画「完コピ大賞」の常連、しかもIMPELLITTERI、STEVE VAI、STRATOVARIOUSあたりの曲だったにも関わらず、編集部は手放しべた褒め、音を聴かずとも「素人でも凄い人がいるもんだ・・・」と思ったもんです。その「はっしん」さんことgの橋本氏を擁するトリオハードロックバンドのデビューアルバムなわけだけど、これが素晴らしい出来。とにかくグルーヴィー。g的にはダグ=アルドリッチ(EX.BURNING
RAIN)やヌーノ=ベッテンコート(EX.EXTREME)といったリズムプレイがずば抜けて巧い(ソロプレイも尋常じゃないけど)ギタリストを好む「はっしん」さんだけあってどの曲もその辺が聴き所(いやはや負けてないですよ。)。音楽性としてはアメリカンハードロック、特にLA色が強いかなといった趣。日本にはろくなバンドがいないなあ・・・なんて寝ぼけたこと言ってる人に是非聴かせたい一枚。論より証拠、オフィシャルで音聴けるんでお試しあれ。 |
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IOWA('01) |
SLIPKNOT |
★★★ |
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「イメージに反してテクニカルが売りのバンドなの?」というのが一聴しての感想。異形のマスクとつなぎをまとった9人の集合写真なんかを見ると、ただの「色物集団」にしか見えないんだけどね。デスやブラックメタル、グラインドコアやラップ・・・としっちゃかめっちゃかな9人のバックグラウンドがうまく昇華されていて、冷静に聴くとかな〜り複雑な音楽をやってます。余談だが、インタビュー記事によると、gのミックは超YNGWIE MALMSTEENファンらしく、家では「王者」モデルのストラト抱えてスウィープしまくってんだと。んでもって、ザック=ワイルド(ex.OZZY OSBOURNE)やダイムバック=ダレル(ex.PANTERA)なんかと弾きまくりのソロアルバムを作る計画を立ててるんだとか。はてさて、お手並み拝見といきましょうか・・・それはさておき、本作。個人的には聴けば聴くほど「鬱」な気分になってくるんで、下手したら半年に一回聴けば良いほうかななんて思ったりもするけど、完成度の高さは文句無しだと思われ。あ、ボーナストラックとして一曲ライブが収録されていて、それが一番のお勧めだったり。桁外れの迫力にただただ圧倒されるばかり。
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THE GATHERING('99) |
TESTAMENT |
★★★★ |
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本作は参加メンバーが特筆。gに「LOW('94)」以来の参加となるJAMES MURPHY、bにスティーブ=ディジョルジオ(ex.DEATH)、dsにデイブ=ロンバード(ex.SLAYER)と豪華極まりなし。テクニシャン揃いからなるタイトな演奏と、スラッシュでもなくデスでもない「TESTAMENT」というオリジナルヘヴィミュージックが堪能できる逸品。 |
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SLOW('01) |
RICHIE KOTZEN |
★★★★ |
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MR.BIG活動停止(いずれ再始動するでしょ)と共に、ソロ活動に力を入れるということで、本作は非常に力が入っている印象。振りかえってみれば、これまで出しまくったソロアルバムはgまたはvo、いずれか一方を強調した作品が多く、「この人は本当は何がしたいの?」とリスナーを混乱させまくりアーティスト筆頭のコッツェン様。その辺は自覚もあったのか、本作では楽曲によってソウルフルな歌いまくり、そして狂わんばかりなテクニカルギターの両方を聴かせてくれるのが嬉しい。楽曲のスタイルも同様、アルバムごとにソウル・ファンク・ジャズ・ブルース・フュージョンと落ち着きがなかったが、本作ではどのエレメントも感じることができる。ちなみに全パートはリッチーたった一人でこなしている。まさに集大成といった趣きの本作をひっさげての来日公演が見てみたい。 |
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KARMA('01) |
KAMEROT |
★★★★ |
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本当にアメリカのバンド???な欧州叙情派テイスト満点バンドの5th。
いや〜これはいい!メロディはまさに美旋律の玉手箱状態、サウンドはパワフルでメタル魂を感じるし、メンバー全員のテクニックも安定しまくっている。楽曲もドコドコあり、しっとりあり、組曲ありと何でもござれ。タイトルトラックをはじめ、キラーチューンも多い。それと個人的にロイ=カーンなるvoの声質がつぼ!綺麗で癖がなくてこのサウンドにピッタリ。悔しいかな、まるで欠点が見当たらんよ(笑) |
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THE VERY BEST OF WINGER('01) |
WINGER |
★★★ |
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「スタジオミュージシャンとしての多彩なキャリア」「名リフメイカー」「タッピングをはじめとする独創的なギターテクニック」「ANDY TIMMONSの無二の友人」・・・といったことでgのレブ=ビーチに興味が涌いていたところ、いいタイミングでベストアルバムが発売された。そのサウンドは個人的にDEF LEPPARDあたりを思わせる。売れ線の中にもミュージシャンとしての主張を必ず織りこんでいくところに好感がもてる。 |
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SACRED PATHWAYS('01) |
ARTENSION |
★★★☆ |
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まさかまさかの再始動。それもオリジナルメンバー。そこらへんの事情を推測するに、一つはRING OF FIREでの相棒、MARK BOALSのYNGWIE MALMSTEENワールドツアー帯同へのVITAIJ KUPRIJのジェラシーにあったのではないだろうか・・・深読みのしすぎかな(笑)まあ、このバンドはある意味彼のソロプロジェクトなようなものなので、彼がやるぞ!と思えば都合よく再始動しちゃうのでしょう。肝心の内容はというと、弾きまくりのネオクラ疾走曲あり、アコースティックピアノによる哀愁のバラードありと、骨太な楽曲が揃い聴き応えあり。余談だがgのロジャー=スタッフルバッハが技術的にかなり安定してきているのに驚いた。 |
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PLESURE TO BURN('00) |
BURNING RAIN |
★★★☆ |
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強くLA臭がするサウンド。とにかくダグのギターが激巧!手数の多いバッキング・緩急の利いたソロと、ジョージ=リンチ(ex.DOKKEN,LYNCH MOB)やらヌーノ=ベッテンコート(ex.EXTREME)等と同様、「真の強者」であることを感じる。そのダグにおんぶに抱っこ気味の感を否めないバンドの現況。惜しい! |
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DOWN TO EARTH('01) |
OZZY OSBOURNE |
★★★★ |
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問答無用の帝王なわけで、久しぶりのこの作品も完全なOZ印。ザック=ワイルドの楽曲へのインプットが無い分、今までのメロディアスかつカラフルな部分は若干影を薄めているが、ルーズでグルーヴィーなへヴィーリフの波状攻撃がトランス状態へ誘ってくれて非常に気持ちいい。 |
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SILVER SERAPH('01) |
SILVER SERAPH |
★★★ |
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面白いバンドの登場。鍵盤魔人リチャード=アンダーソン(ex.ADAGIO,MAJESTIC)の持つクラシカルなフレーバーが、ともすればガチガチの王道HR/HMにいきそうなサウンドを軌道修正、絶妙な北欧様式美にしたてあげたって感じ。逆もしかりで安っぽいネオクラ系にいっていないのも○(gがブルージー系であることも大きな要因だが)。それにしても彼はどのプロジェクトに重きを置いてるのだろうか。くれぐれもそれぞれ1枚かぎりで終わるようなことのないようにしてもらいたい・・・ |
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ALIVE IN AN ULTRA WORLD('01) |
STEVE VAI |
★★★ |
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「ULTRA ZONE」ワールドツアーで廻った国々で得たインスピレーションを元に、それぞれに対して一曲ずつ作曲していき更にはライブお披露目したというもの。ざっとあげると日本、ポーランド、ドイツ、スロヴェニア、オランダ、イギリス、アイルランド、スペイン、ギリシャ、ブルガリア、オーストラリア、ルーマニア、フランス、イタリア、ポルトガル、カナダの計16ヶ国、16曲。ベタなアイデア・ベタなメロディー集と言うのは簡単、大変な労力とそのミュージシャンシップ、ファンへの暖かさに素直に感銘を受ける。個人的にオーストラリアの曲なんかいいなと思った。在住経験ありなもので懐かしいメロディーにぐっときた。 |
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FAR BEYOND THE WORLD('01) |
TEN |
★★★★ |
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バンドの片翼を担っていたgのヴィニー=バーンズは本作をもって脱退してしまったようでまことに残念。それもあってか作品の方も今までの集大成的な印象。彼等に期待するポップで哀愁漂うメロディーはこれでもか!ってぐらい詰め込まれているので非常に満足デス。 |
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