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次に紹介いたしますのは、Y.T.先生の詩です。 |
七言絶句 金谷懷古 −山茶園裏偶遇落花− 平成十五年三月十七日 Y.T.先生作 風住鳥啼東谷春 白花孤落不看人 正是克如墜地 往時似夢轉傷~ −原注− 数年前、椿園を散策中、偶々大輪の白椿がポトリと 落ちるのに出会いました。昔、杜牧の金谷園を読んだ 時、桃か梨の花の散るのを連想してあまりピンと来ま せんでしたが今日、白椿の落ちるのを見て、「墮樓人」 のイメージが鮮烈に浮かんできました。杜牧は椿を 詠んだのでは無いとは思いますが、大輪の白椿が 此詩では一番ふさわしい気がします。 因みに私の見た椿は「袖隠し」という品種で白椿の中で 最も大輪、大きなものは直径17cmに達すると植物図鑑 にありました。私の見た花もゆうに12cmはありました。 |
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2003.3.17来信 3.17掲載 |
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