huanying xinshang Ding Fengzhang de zhuye



  

漢詩 陸放翁   識
            

            
        南宋 陸游

幾年羸疾臥家山,
牧竪樵夫日往還。
至論本求編簡上,
忠言乃在里閭間。
私憂驕虜心常折,
念報明時涕毎潸。
寸祿不沽能及此,
細聽只益厚吾顏。


    **********************

        (はぢ)を 識す
           
幾年 羸疾
(るゐしつ)  家山に 臥し,
牧竪
(ぼくじゅ) 樵夫(せうふ)  日に 往還す。
至論 本
(も)と 求む  編簡の上,
忠言 乃
(すなは)ち 在り  里閭(りりょ)の間。
「私
(ひそ)かに 驕虜(けうりょ)を 憂ひて   心 常に折(くだ)け,
明時に 報
(はう)ぜんことを 念(おも)ひて  涕(なみだ) 毎(つね)に 潸(さん)たり」と。
寸祿 沽
(もと)めずして  能(よ)く 此(ここ)に及ぶ,
(つまびら)かに 聽けば 只だ益(ます)ます  吾が顏を厚くす。

             ******************


◎私感訳注:

※識:〔しきき;shi2kui4●●〕(はぢ)を識(しる)す。皇帝よりの俸禄を受け取る位置にいない村人の方が、かえって尊皇の情が厚いことを作者は恥とした、その思いの詩。 ・〔き;kui4●〕はじる。はづ。はじ。≒愧。

※幾年羸疾臥家山:何年間ほどだろうか、故郷の山に隠棲しだしてからは。 ・幾年:何年。 ・羸疾:〔るゐしつ;lei2ji2○●〕疲れ病む。 ・羸:〔るゐ;lei2○〕やせる。つかれる。弱る。 ・臥:体を横たえるここでは、隠棲するの意になる。唐・王維『送別』に「下馬飮君酒,問君何所之。君言不得意,
南山陲。但去莫復問,白雲無盡時。」 とある。 ・家山:ふるさと。故郷。ここでは、山陰のことになる。

※牧竪樵夫日往還:牧童やきこりが、日々に行き来している。 *作者は村里の庶民との交流を続けているの意。 ・牧竪:〔ぼくじゅ;mu4shu4●●〕牧童。 ・竪:〔じゅ;shu4●〕こども。こどもの召使い。 ・樵夫:〔せうふ;qiao2fu1○○〕きこり。そま人。 ・日:日々に。 ・往還:行き帰りする。ゆききする。往復する。

※至論本求編簡上:道理にかなった論は、本来、書物の中に(あるものとして)追い求めてきた(が)。 ・至論:筋の通った議論。もっともな論。道理にかなった論。 ・本:本来。もともと。 ・求:もとめる。追求する。 ・編簡:書物の意。史冊。箆(へら)状に削った竹の板(簡)を、スダレのように綴り合わせた(編)古代の巻子本。

※忠言乃在里閭間:(しかしながら)真心からの忠義の言は、却(かえ)って村里の中に存在していた(のだった)。 ・忠言:真心から諫(いさ)めることば。ここでは、忠義の言辞の意で使われている。村人の心の中より発した忠義の言辞で、「私憂驕虜心常折,念報明時涕毎潸」のことを指す。 ・乃:〔だい、ない;nai3●〕かえって。なんと。すなわち。なお。 ・在:…にある。…に存在している。 ・里閭:〔りりょ;li3lyu4●○〕村里。 ・間:…の中に。

※私憂驕虜心常折:こっそりと胡虜のことを心配して、心がことある毎に挫(くじ)けてしまう。 *里閭の間になおも存在している忠言の内容。=村人の言った言葉。「私憂驕虜心常折,念報明時涕毎潸」を指す。 ・私:内緒で。個人的に。ひそかに。 ・憂:苦にして心を痛める。うれえる。 ・驕虜:〔けうりょ;jiao1lu3○●〕驕り高ぶっている胡。傲慢な異民族。ここでは、淮河以北の金国を指す。天驕。 ・常:いつも。つねに。 ・折:くじける。おれまがる。くだける。おれる。

※念報明時涕毎潸:平和な御代のために、おこたえしようと心に深く念じ思うが、涙がことあるごとにさめざめと流れ出てくる。 ・念:深く心に思う。 ・報:むくいる。こたえる。かえす。 ・明時:平和に治まっている世の中。昭代。清時。 ・涕:〔てい;ti4●〕涙。 ・毎:ことあるごとに。つねに。…ごとに。そのたびごとに。 ・潸:〔さん;shan1◎〕涙の流れるさま。また、雨の降るさま。ここは前者の意。

※寸禄不沽能及此:(村人は)僅かな俸禄をも受け取ることがないのに、(村人の主張は)ここまでも(報国の赤誠で溢れている)。 ・寸禄:僅かな俸禄。僅かな俸給。 ・沽:〔こ;gu1◎〕求める。商う。うる。かう。うるおう。 ・能:よく。副詞。 ・及:達する。およぶ。 ・此:この(すばらしい段階まで)。かく(までも)。

※細聴只益厚吾顔:つぶさに聴き取れば、聴き取るほど、ただますます、わたしの顔が厚いのが分かってくる。 ・細聴:つぶさに聴き取る。仔細に耳を傾ける。 ・只:ただ。 ・益:ますます。副詞。 ・厚吾顔:自分は恥知らずである。わたしの顔は厚い。自分は鉄面皮である。自分は厚顔である。





◎ 構成について

韻式は「AAAAA」。韻脚は「山還間潸顏」で、平水韻上平十五刪。次の平仄はこの作品のもの。ここでの「論」は●、「潸」は○、「沽」は○になる。

     ●○○●●○○,(韻)
    ●●○○●●○。(韻)
    ●◎●○○●●,
    ○○●●●○○。(韻)
    ○○○●○○●,
    ●●○○●●◎。(韻)
    ●●●◎○●●,
    ●○●●●○○。(韻)

2005.6.25
     6.26

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