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これは井古先生の詩で、読み下しも先生のものです。
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戰後六十年廣島原爆詩 烈光一閃爆晴空、 人斃家崩劫火中。 敵襲崎陽凶逆續、 血盈焦土戰爭終。 勿忘慘禍親朋死、 可喜昇平衣食充。 過去恩讐須換愛、 碑文刻骨仰穹窿。 |
烈光一閃晴空に爆(サ)け 人は斃れ家は崩る劫火の中 敵は崎陽に襲ねて凶逆続き 血は焦土に盈ちて戦争終わる 忘る勿れ惨禍に親朋死するを 喜ぶ可し昇平に衣食充つるを 過去の恩讐は須らく愛に換え 碑文刻骨して穹窿を仰ぐべし |
今日は原爆が投下された日、テレビを見て送稿しま した。 この詩の八句の「碑文」への解説を付け加えておきたいと思います。ここは碑文が設置された当時から色々と議論の的になった文言のことです。即ち「過ちは二度と繰り返しませんから」の主語が議論の的です。私は七句を推敲するに当たって八句の「碑文」の意味を「過ちは人間の業(ゴウ)」と解釈しました。 尾聯を通して読めば意味が理解できることと思いますが、補足しておきます。 *************** ・崎陽=長崎 ・穹窿=原爆ドーム |
2006.8.6掲載 |
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